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とらべるぼーる

とらべるぼーる びふぉーすたーと

作者: 原雄一

 予告編です。

 私は父からこの仕事を継いだだけ。何も恨まれるような事はしていない。


 そうだ。

 恨まれるなんて筋違いなんだ。恨む奴がおかしいんだ。

 選ばれたのは運がなかったから。

 死んだのは力がなかったから。

 全部、全部お前たちの所為じゃないか。


 私は悪くない。

 悪いのは運が、力がなかったお前たちなんだ。

 それを、私を恨むなんてどうかしてる。


 私は悪くない。

 私はただ、父から仕事を継ぎ、言われた通りにやっているだけだ。

 ただ『これ』を送り付け、それを管理しているだけ。


 私は悪くない。

 私はただ、『これ』を管理し、そしてお前たちを戦わせているだけ。


 そうだ。

 私は悪くないんだ。


 私は――。

 てな訳で、物語は本編に続きます。


 これだけ読むと詩みたいですね。しかも意味不明。

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― 新着の感想 ―
[一言] 非常に興味深き作品に御座いますなぁ。 楽しみにしておりますぞ。
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