1 なんで!?
だいぶ見切り発進なこの企画第一弾!
プロットなど存在せず、思いついた時にやりたいようにやっていきます!
今回のお話としては3章くらいの時間設定でやってますので、読んでない人は本編読んでね!
目覚めはいつもどおり高めに登っている太陽の光にまぶたを突かれてのものだった。
なんかお腹が重たい気がするな…ヒスイが乗っかってるのか?
「エル君起きて!もうお昼よ」
あれ?エーシェじゃない女の人の声がする?
目を開けるとそこには見たことの幼女がいたのだった。
「夢か…おやすみなさい」
僕はそう呟いて再び目を閉じる。
「こら!」
ごんっと割と重ための一撃を頭にくらい目を覚ます。
「痛いんだけど?というか誰!?」
「何を言っているの?私よ私」
何をそんな当たり前のことを聞いてくるの?と言いたげな表情の幼女…そう言われれば聞いたことがあるような声な気もする…
「もしかしなくても…アティ?」
「そうよ?なんか気がついたらこうなっていたの。不思議なこともあるものね」
おいおい神様が不思議なこととか言わないでよ。
よくよく見てみるといつものところで会うアティがそのままちっちゃくなった感じだな。
「それで?なんで僕の上に居るのかな?」
「なんとなくよなんとなく。私が乗っかってるのに全く起きる気配もないしで暇だなーって思っていたのよ」
「そっかーそれにしてもどうやってこの状況をみんなに説明しようか?」
「そうね〜…でも、こんなことになってるんだから別に説明とかしなくてもなんとかなるかもしれないわよ?」
はっはっは!そんなばかな〜。
2人でニコニコしながら宿屋の1階に降りるといつもどおりエーシェとヒスイがお茶を飲んでいた。
「2人ともおはよ〜」
「いつもどおりもうお昼よ。おそよう」
「エルくんおそいよ〜。アティも一緒だったんだね」
ほんとに説明がいらないだと!?
まさか言っていたことが本当になるとはとアティと顔を見合わせて目をパチクリとさせる。
「そっか、やっぱり夢か。もう一回寝てこようというかこのまま夢から覚めるためにここでログアウトしよう」
「ログアウトなんてできないわよエル君」
「ゲームじゃないんだから無理だよ」
あれれ〜?いろんなことが通じるんだけど何だろこれ??
僕が混乱していると、アティが片耳を押さえて電話で話すような素振りをし始める。
「えっと…あーそういうことなんですね〜…」
ほんとに電話に出ているのだろうか?
「エル君…簡単に言うと、今私にエル君宛の伝言が届いて…その、なんて言ったらいいのかしら」
あ、テレパシー的な?神様通信的な何か?
「私が聞いたものをそのまま伝えると…『こういうのもちょっと面白いんじゃないかなって思って向こうじゃできないあとがき的な感じでやっていくよ〜』だそうよ」
あとがき…あとがきねぇ…
「あいつか…」
「あの人ね…」
「そうだね…」
黒幕もわかったところで、一通り思考する。
「とりあえず楽しくやればいいってことかな?」
「そうじゃないかしら?」
それじゃいつもどおりと変わらないってことですね。
あ、でも今までと違ってエドガーさんにボコボコにされて血だらけになったり無人島生活をしなくてもいいってことかな!やったぜ!
「さて、早速だけど、何しよっか?とりあえずエドガーさんのところに行く?」
「エル君私ケーキをみんなと一緒に食べに行って見たいのだけど」
アティがキラキラした目でこっちを見てくる。
「いいわね。そうしましょうエル君」
それに賛同してくるエーシェさん。
「特にやることもないんだったら僕も食べに行きたーい」
そして腹ペコドラゴン。
「じゃ、そうするか」
僕らの行動は結局その日の気分で決まるのであった。
ぞろぞろと歩いていつもの甘味処に到着する。
「みんな何にする?」
「私はいつもどおり”極み”でいいわ」
「エーシェちゃんがそう言うなら私もそれで」
「僕も〜!」
みんなの笑顔とは反比例していく僕の懐事情…
「いらっしゃいませ〜!ご注文はお決まりですか?」
「極み4人分でお願いします」
さすがに目の前で3人がケーキセットを食べていたら僕も食べたくなるじゃん?
懐事情なんて熊を狩ってくればなんとかなるからあとから考えることにすればいいんだよね!
「お待たせいたしました〜!まずはケーキになりま〜す」
届いた今日のケーキは果物をふんだんに使ったフルーツタルトだった。ケーキが朝飯ってなかなか…
それはそうと、なんでこういうところの店員さんっておんなじような喋り方するんだろ?
まぁ、嫌ってわけではないんだけどね。
その後セットの紅茶も届き皆フルーツタルトを突く。
さて、このあとはどうしようかな…色々と見切り発進な気もするがどうすればいいんだろうか今後は?
最後まで悪ふざけにお付き合いいただきありがとうございました。
エル君は夢って言ってましたけど、イメージとしては完全にパラレルワールド的な感じです。
書いてみてわかったんですけど、アティとエーシェって書き分けがめちゃくちゃむずい!
カミラは口調をかなり特徴的にしているのですぐに分かると思うんですけど、これは難題ですね…
かなり不定期更新になっている本編が行き詰まるとこっちの更新が増えるかもです。
そんなわけで本編もこっちもよろしくおねがいしまーす。