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過ぎた夢、過ぎ去りし夢。 〜LAST of my sword〜

作者: T-M.ホマレ

すべてをを守れる騎士になる――。


それが、俺の夢だった。


誰よりも強い剣士になる――。


それが、彼の目標だった。


いつまでも皆と共に在る――。


それが、彼女の願いだった。




自らの刀に蝕まれた者。


自らの力に足場を失った者。


自らの祈りに苦悩した者。




それは、理想を持ったままに外れた者達の、最後の闘い――




過ぎた夢、過ぎ去りし夢 。

〜LAST of my sword〜




「っは!」


ざん、と。


斬り下げた右の男が崩れ落ちる。


すぐに正面、背後から襲いかかってくる奴を体を横に回転気味にスライドさせながら凪ぎ払う。


と、先ほど斬り臥せた後ろから更にもう一体。


今度は、突っ込みながらその後ろの奴ごと斬り払った。


「はぁ、はぁっ……!」


と、さっき斬り臥せた奴の腕が俺の足に絡みついていた。


「ちっ!」


足を振って振り払う。からみつく力はそんなに強くはなかった。


この間にも襲ってきた奴を3人は斬り伏せている。


――なんて、無様。


体を真二つにされてもなお足に絡み付き、剣を振る。


俺が相手にしているモノは、人の形であって人でない。


人としての理性や知能もなければ命すらない。


命など、とうの昔に落としたはずの、死したモノ達。


その、生ける屍と化したもの――俗に言う、ゾンビというものに近いだろうか――が、際限なく襲ってくる。


――なんという無様なことだろう。


生ける屍どもは無限に集まり、この場に在る生けるものを、自分達と同じモノにしてしまおうと襲いかかる。


「くっ……!」


これでは、きりがない。



――あの場所で、待ってるね。



「く、そっ……!」


こんなところでもたもたしてはいられない。

俺は、あの場所に行かなければならない。

戦友が、愛しきひとが待つ、あの丘へ。


行って、早く行って今度こそあいつを守ってやらなければならない。


ならない、のに……!



――なんて無様な。



こんなところでもたもたしていたのでは、今度もまた、間に合わない――


「、る、さいっ……!」


それは、自分の思考に対してだろうか。それとも自分の周りの屍どもか。


「ぅる、さい!!」


おそらく、そのどちらもだろう。

屍どもは、なお俺の進路を阻んでくる。


「うるさいって言ってるだろうっ!!」


走り出した。

屍どもが束になって正面から突っ込んでくるが気にしない。


刀を振りまわし、縦横に屍どもを切り捨てながら駆ける。

討ちもらした奴が俺の体に傷を作ってくれる。

普段なら許さず切り捨てるところだが、今はそんなモノにかまっている余裕なんてありはしない。


俺は、目的に向かってただ駆けるのみだ。


目的地が見えてきた。

夜明けが近い。

いつのまにか周りにいた屍どももいなくなっている。

もう少しで届く。


そう。


思い、かけたところで。


「ーーう」


俺は、なにか。


「ーーうそ」


嫌なものを。


「うそ、だーー」


オレハ、ナンテ、イヤナモノヲミテシマッテイルノカ。

目に飛び込んできた光景は、受け入れることも拒絶することもできず、ぼんやりと宙に浮かんでいる。



「うそ、だ……」


もう少し。


「うそ、だろう……?」


もう少しで。


「うそだ……!!」


もう少しで、届いたかもしれないのに……!!


「まて、よ……」


届いたかもしれない?


――オレは何ヲ言っているのか。


だって、あんなのはうそだ。

まだ間に合う、間に合う、はずだっていうのに。


――なんだって俺の目は、


「く、そ……!」


――彼女が、


「まだ、まだだ……っ!!」


――血まみれで倒れているところを、


「まだ、間に合うっ!」


だって、あんなのは――っ!!


――こうもはっきりと見てしまっているのか。


「ま、だ――」

「残念だが、遅かったな」

「がっ!?」


あと数歩。


もうあと数歩で彼女の元へたどり着こうというところで、横から激しい衝撃を受けた。

近づいていたものからまた遠ざかる。


でも、その衝撃のおかげで少しは正気に戻れた。


「お前、は――」


顔をあげると、


「まぁ、惜しかったがな。アレも良く粘っていた」


血濡れの剣を持った男が、俺を蹴りとばした体勢のまま立っていた。

体勢を戻して続ける。


「滑稽だったものだぞ?最後までお前が来るのを信じていた。お前の気配を感じると、安心した顔でそのまま眠りに落ちていきやがった」


その、剣は。


「もっとも、そうなるように演出したのは俺だがな」


彼女の血で、ぬれているというのか――。


「お前には、これ以上ないってくらいに本気で来てもらなければならないのでね」


ーーなんて無様な。


結局、俺は、今度も、また――。


「くっ……」


体中の防具をはずす。

なんてこと。

やっぱり、正気になんて少しも戻っていない。


「どうした?よもや、この場で降伏などすまいな?」


もはや、落ち着いて刀を振れる自信なんて、これっぽっちもない。


「ああ、安心しろ」


それには、重苦しい防具なんて、つけていても邪魔になるだけだった。


「俺は今、お前を斬るためにここにいる」


男は、満足そうに肯いた。


「良い。では、始めようか。互いの全て(イノチ)の獲り合いを」


そんな言葉を、聴いている余裕すらなく駆けだした。


ーー意識は、刀に同化している。


この呪刀は、一刻も早く奴の血をすいたくてうずうずしている。

普段は好ましくないこの感覚だが、今回ばかりは俺も同意見だ。


「はっ!」


走る勢いのまま刀を突き込む。

男は、かわすでもなく自らの剣で受け流す。

普段ならこのまま反撃を食らうことに備えて刀を引き戻し、回避に回るところだが、


なんたることか、この体は、この頭は、


「っつあ!」


そんなことを考える余裕すら失って、より相手に突っ込んでいった。


「っ!むっ……!?」


結果、こちらの左肩が裂け、相手の左腕がえぐられる。


「肉を斬らせて骨を断つ、か?まさか、本気でそのような戦法に出てくるとは……貴様、捨て身のつもりか」

「…………」


(あざけ)るように、奴が言う。

そんなもん、こっちが聴きたい。


――意識は刀に同化している。


もはや体に自由はない。


斬って、斬られる。

剣技も何もあったものではない、本当にただの、文字通りの斬りあいだ。


ただ、俺は。


この状況をも、良いと思ってしまっている。

少なくとも、奴を斬ることはできるのだから――。


「だ……っ!」


再び突っ込む。

次ははもう、途切れさせない。


――意識は、刀に同化している。


絶え間なく斬りつける。

そのうち、こっちの剣筋が読まれ、捌かれ始める。



――意識は、刀に、同化している。



単純に斬りつけるスピードを倍化することで、相手の捌くスピードを上回る。


「っ!く、バカ、なっ……!今のお前にこんな――!」


ああ、本当に、どうかしてる。

最初は怒りから奴を殺すつもりで刀を振るっていたと、言うのに。


ーーーー意識が、刀に、同化している、はず、なのに。


刀をもって、奴を斬り刻むこと、そのものに悦びを感じてしまっているなんて。



ーーーー意識のほうが、刀に、同化されてしまっているのか。



なんて、コト。



――斬れ。



自分の中から、声、が、聞こえる。



――殺れ。



チガウ。

そうしている間にも俺の刀は敵を圧倒していく。

違う。



――コロセ。



それは、何か、致命的に、違う。


気が付けば、すでに相手を追い詰め。

その首を、刀で――


――ハネロ。


違う!


一瞬、頭ががフラッシュバックする。

浮かんできたのは、愛しき戦友と、目の前の敵――かつての好敵手の姿だった。


「っ、ちが、うっ!!」


止まった。

俺の刀は、俺の手によって、相手の首の寸前で止まっていた。


「……何故、止める?お前は俺を殺したいはずだ」


ああ、それはその通り――だけど。


「違う。違うんだ。間違えちゃいけない。これは、俺の手でやらなきゃいけないことだから」


そう、これは俺の問題。

たとえなんであろうと、他のモノの手を借りて良い道理はないし、何よりーー


「ふん、そうか、そう言うことか」


俺の答えに納得したのか、奴は不適な笑いを取り戻しつつ後ろに間合いをとった。


「これで先ほどのお前の異常な刀さばきにも合点がいった。その刀、まだそんな呪いを持っていたとはな。だが」


すっ、と構えを引き締める奴の目に、冷たい殺気が篭る。


――何より。

奴は、自分の手で仕留めないと、仇を討ったことにならない、だろ。


「先ほどの好機を逃したこと、貴様はきっと後悔をするだろう」

「…………」


確かに。

この命、捨てたことになるかもしれないな。

でも。


「後悔は、しない」

「ほぅ……」


あいつのためにも、自分のためにも、


「いずれにせよ、お前とはここで決着を付ける」


この勝負は、自分の手で最後まではっきりさせなくちゃいけない。


「……」


足下には、彼女の刀が、ある。

さっきの攻防の間にお互いの位置関係が逆転したらしい。


「……ちょうどいい、か」


俺は、自分が持っていた刀を、


「ッ!?」


音もなく接近してきた相手に投げつけた。

一瞬の隙ができる。


その間に俺は、


「だっ!」


地面から引き抜いた彼女の剣を、抜いた勢いのまま振りぬいていた。


「むっ……!」


キィン、と響く金属音。

その間に、互いの間合いはまた広がっている。

互いに、構えは青眼。


さっきとは違い、じりじりと距離が詰まっていく。


「っ!!」


不意に、その距離が一気に詰まる。

敵の刀端がこちらの喉元に迫り来る。

俺は体を回転気味に横にずらし、同時に刀を弧を描くように横に振ることで突きが飛んでくるのを防いだ。


今度は弾かない。


弧を描いたまま、奴の刀を絡め取ってつばぜり合いに持ちこむ。

本当は奴に刀を落とさせることができればよかったんだが、やっぱりそうそう甘くはない。


刀はからみあったまま。

俺はその刀を、力いっぱい振りまわした。


「む……っ!」


刀と一緒に振りまわされた奴はそのまま後ろに倒れこんだ。

その顔はいつものように「このバカ力が」とでもいいたげだ。


普通ならこの局面、俺の圧倒的有利なんだろうけど、これまで幾度となく剣を交えてきた俺だから分かる。


この状況は、まだ奴のホーム内だ。

むしろ、ここからよりいっそう気を引き締めなくちゃ行けないのは俺のほうになる。


後ろに倒れた体勢からの起こり小手。

そしてそこから絶え間なく小刻みに攻め続ける高速剣術。


これは、奴の勝ちパターンの一つだった。

だが、俺だってむざむざ敵にチャンスを与えたわけではない。


刀を腰だめに構え、抜き討ちの――すでに抜き身の刀だから正確には抜き討ちではないが――体勢でかまえる。

相手が起きあがりながら打って出て来て、そこから高速化するのであれば。


――来る。


起きあがりながら撃ってくる、その瞬間をこそ狙えば良い。


「っ、はぁっ!!」

「っ!!」


一呼吸。

一瞬の間に閃く閃光抜刀。

それが、奴の起こり小手と激しく交錯する。


「ぐっ……」


左脇腹に斬られた痛み。

体勢が悪いところを撃てば、いけるだろうと思っていたが、甘かったようだ。

奴は、小手を咄嗟に胴に変化させ、抜き撃ちを受け流しつつ攻撃を加えていった。


「ふん。お前の攻撃のネタはそれで終わりか?」


だが、傷はそう深くない。

体中傷だらけで、体力も消耗はしているが、まだやれる。


「言ってろ。……まだまだ、これからだ」


再び青眼に構える。

相手は防御的な下段八相の構え。


「……ち。様子見ってことかよ」


俺はかつて、いろんな流派の道場を渡り歩いて修行していたことがある。

攻撃のネタはいくらでも持っているが、生半可ではこいつには通用しないだろう。

そのことを思いながら、攻撃パターンを練る。


相手は下段八相の構えのままだ。


「ちィぇぇぇぇぇぃっ!!!」


奇声をあげながら刀を振り上げて相手に突っ込む。

奴もとっさに構えを上段にあげるが、そこに神速の振り降ろし面が炸裂する。

普通の相手ならこれで頭がまっぷたつになるところだが、奴相手には火花を散らして奴ごと剣を弾くにとどまった。


だが、まだだ。俺の攻めはまだ、止まらない。


振り降ろした体勢のまま手首を上にひねって、刀をはねあげる。

ちょうど逆袈裟に斬り上げる軌道で、相手の刀を上に弾き飛ばした。


「っ!?」


そのまま刀を寝せ、三段突きを繰りだす。


「や、は、だぁっ!!」


一段はかわされ、二段目、三段目はかするにとどまったが、刀を寝せていたのでかするだけでもダメージは与えられる。


――これで、仕上げ、


やや間合いの開いた位置にいる相手に向かって一歩ふみこむ。


「だっ!!」


そして、そのまま、跳んだ。


「ーーーー」

「ーー!!、ッ」


みると、丸腰だったはずの奴の手には、さっき弾いた剣がある。

だが、もう遅い。

宙空の俺は大上段。

奴は下段から切り上げる構え。


奴が近づく。

奴の目線が俺を追う。


そして、


突然、奴は目をしかめた。


「はあぁぁっ!!」


直後。

俺の刀が、奴の頭を撃った。

奴の体が揺らぎ、倒れる。


「……『一刀流・流星』、か。見事だ。よもや、先ほどの三段突きが朝日を背にする位置に移動するためのものだったとは」


頭から血を流しながら奴がいう。

……あれだけ頭を割られて、まだ喋れるなんて、なんて言う生命力だよ。即死だろ、普通。


「は、お前こそ。突きをかわしながら落ちてくる刀をひろってるなんて、ビビらせてくれるじゃないか」


「ふ、ん。お前に、遅れなんぞ取っていられるか。……だが、今回ばかりは俺の負けのよう、だな。見事だ。この勝負、お前の勝ちで決着する、とは、思わな、かった…………」


ふらつきながら言うだけ言って、膝から崩れ落ちた奴は動かなくなった。


最後まで強気な発言をしていたが……正直、ギリギリだ。

いや、ほとんど相討ちといっていい。

なにせ。


「あそこで、抜き撃ち食らっちゃったらな……」


俺が最後の『流星』をし掛けるとき、奴は朝日に目がくらんだまま、俺が起こり小手相手にやったのと同じ閃光抜刀をしかけてきた。

空中から撃っていった俺は、奴の頭を撃つと同時に胴に斬撃をまともに受けてしまった。


「ごふっ……」


口から血がこぼれる。


……どうも、嫌なところを斬られてしまったらしい。

奴を討つと同時に斬られた俺がまだ生きているのはひとえに彼女の剣のお影だ。


彼女には呪いや致命的ダメージが体を蝕むのを遅らせる、結界効果の能力を持っていた。

その能力が、彼女の剣にも宿っていたのだ。


「悪いな。少し、借りてた……」


彼女が倒れているほうへ行き、そのまま彼女の横に寝転がる。

……うん、これならあと少しなら生きていられそうだ。


「……結構、派手にやられたね。でも、助かったでしょ?」


と、横の彼女は返事をしてくれた。


「やっぱり起きていたか。ねぼすけ姫」


生きていたか、とは言えない。


「ゴメンね。すこし寝てて。……しかも、まだちょっと、眠いみたい」


彼女の命がとっくに尽きかけているのは明らかだったから。


「いや、いいよ。……会えてよかった」

「……うん、ありがとう。やっぱり、優しいね」


……それは、反則だ。


「いや、まぁ……おかげでたすかったしな」


どうしてそんなことが言えるのか。


「ふふ……素直じゃないところも、やっぱりだね」


どうして、自らの死を前にしてこんな風に笑えるのか。


「…………」


「ゴメン、やっぱり、かなり、ねむ、い……」


「ッ、おいおい、起きたばかりだろう?」


せっかく笑顔がみれたのに。


「ん……そ、だね。でも、げん、かい、みたい……」


こんなに早く、終わってしまうなんて。


「ごめん、ね。おや、すみ……」


「…………」


そのまま、血濡れの寝ぼすけ姫は最後の眠りについていった。

笑顔のまま。

結局、解は得られなかった。

でも、もうそんなことはどうでも良かった。

最期に、彼女の笑顔が傍にあった。

それだけで、満足すべきなのかもしれない。


理想を追いつづけて、理想を守れずに。


戦いつづけて、故郷を守れずに。


闘い続けて、仲間を守れずに。


走りつづけて、彼女を守ることが、できなかった。


「ゴメン。ごめん、な……。ありが、とう……」


なんとかそれだけを、笑顔の亡骸にむかって涙をこらえて言う。


言って、俺は目を閉じた。


夢を語りあった幼い日。

俺は、すべての守り手たる騎士にあこがれた。

奴は、最強の剣士になることを望んだ。

彼女は、今の平和が永遠に続くことを願った。


修行に明け暮れた日々。

俺と奴は、いつも競い合っていた。

彼女はいつも、そんな俺たちを心配しながらも暖かくみていてくれた。


俺たちと奴が袂を分かった日。

奴は強さに溺れていった。

強さを求め、俺たちの前から去っていった。


彼女と共に有るのを誓った日。

平和を愛する彼女が、永遠に共に闘おうといった。

その日から、俺と彼女は常に共にあった。


故郷を守るため、闘いに明け暮れた日々。

敵方の傭兵としていたのが、奴だった。

討たれては逃げられ、一人、また一人と仲間が減っていった。

結局守れず、最後に残ったのは、俺と彼女だけだった。


そして、奴との決着。


強さを求めてどこからも外れたあいつとの、最後の闘い。

最期に見ることのできた、彼女の笑顔。


それら、すべてが。

さぁっ、と頭の中に流れていった。


「……これが、走馬灯のように、っていうやつかな」


目を開ける。日は完全に昇っていた。


ーーきっとこれが、最後になる。


「……結局、三人のうち、誰も残らなかったな……」


だから、そのまぶしい輝きを目に焼きつけて。

最後に、あの朝日にも勝って輝く彼女の最後の笑顔を目に焼きつけて。


「俺も、そろそろ寝るか、な。……お休み」


いい夢が見れるといい、そうだな、彼女に会う夢なら良いな、なんて考えながら。


俺は、人生最期になるであろう視界を閉じた。



END

どうもこんばんはです、ホマレです。


遥か昔に書いた習作が、思ってたよりデキがいいような気がしたのでちょろっと直しつつタイトルも変えて投稿してみました。


が、舞台設定も世界観設定もロクにしてないもんで、なにかとぼんやりした感じになっておりますね。

そうです。当時の僕も、とりあえず戦闘シーンが書きたかっただけなのです。書いてたらみんな死んでしまいましたが。


というわけで、もちろん長編の方も書いていますが、その箸休め的な感じで似たような短編(過去作)も投稿していこうかな、と考えています。

気軽に読みつつ、もし楽しんで頂けたなら幸いです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] セリフと情景がちょうどいいバランスで読みやすかったです。ラストも悲しいですが素敵な終わりでした。おもしろかったです。 [一言] お返事ありがとうございます。これからもよろしくお願いします!…
2022/12/06 19:04 退会済み
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