おおる・らいと
掲載日:2019/12/03
太陽をこのよでいちばん
明るくかるいものと致すなら
きみはにばんめに
軽いであろ
青天井のしたにおちていた彗星
そいつはタリスマン式の水晶
水晶のなかに輝く
とりの感じする質朴な
ねんまくの翼は
さんばんめ
であろ
階層はそのように
存在するが
そのようにしか
存在しない
おおはばに
ざっくりと
換言すれば
「よもつへぐい」であろか
しかしてかようなる
すきとおった
彗星すなわち
鳥獣
粘膜の翼翅をひらいた
わたくしという
肉食獣が
かぶそくなく
筋肉をうごめかし
万象
くゆりゆく
なら
おおるらいと
アスファルトきらきら
きょうも美し
きみのめ
麗し
ところで
あまりひかりが明るくかるいので
わたくしのソールが莫迦になった
わたくしのスニーカー破壊された
から
素足で水掻き鰓を瞬膜をまろばして
わたくしは自転車に
よろいの無い騎士のよに
またがるのでさあ
タリスマン手に胸に
ばいしくるばいしくる
星のよに疾く燃やして
太陽
出花
万象ほかほか湯気を
たてていまさあ
了。




