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好転 ~イビルスマイル~

 ―――ライン川、フランス領湖畔。


 夜の野営地ではささやかな食事が行われていた。肉の入った缶詰を火にかけて温め、めいめいそれを瓦の石に置いてフォークで突っつく。

 順番に硬いフランスパンが配給され、それを串に刺して炙る。すぐに熱せられた後取り出し、バターをひときれ乗せると香ばしいにおいがした。鰯と交互に食したあと、瓶詰めのピクルスを食す。味の評価はすこぶる悪いが、セルギウスはこれがお気に入りだった。


 「良い時代だ」


 熾天使はぽつりと呟いた。


 「私の戦場にはこんな美味いものはなかった。兵達に与えられるのは塩漬けの肉、野菜…どれもひどい匂いだ。時には腐っている事もあった。兵士達は殆ど気力と愛国心で戦っていたよ」

 「そのような想像を絶する時代を生き抜いて来られたのですね」


 シモン少佐は率直な感想を伝えた。


 「死にきれぬのだよ。私が斃れる事で失われる命を考えるとな」


 ふふ、恰好を付けすぎたか、等と自分で茶化す。


 「だがじきに私も世界に不要となる」

 「ご冗談を。英雄を世界が拒絶するはずなどありません」

 「嬉しいことを言ってくれるな。そう現実は甘くはない」


 セルギウスは薄めた葡萄酒を呷る。


 「年々魔物は減り続けている。最早人間の繁栄は止めようもない。時代は変わりつつある」

 「つまり、どういうことでしょう?」

 「人間同士の戦いが始まる」


 ばち、と焚き火が爆ぜた。


 「人間は戦い続ける生き物だ。次なる闘争の矛先は増えすぎた同胞に向けられる」

 「回避しようとする勢力がいるでしょう」

 「遅らせるだけだ。世界の全てが争いを望まない限り、な」


 静寂が訪れる。

 川のせせらぎが遠くから聞こえる。

 どこか遠くで聞きなれない鳥の鳴き声がした。


 「まるで…熾天使殿が戦争を求めているように思えますが」


 シモンは目を細めた。眼前の天使の真意を図るように。


 「どうだろうな」


 唸るように、セルギウスは笑った。


 「私は戦乱に生まれ、戦場に生きた。戦いとは私の一部だ。だが、私はもう我儘を振りまく歳ではない。争いがない世界こそ、未来に必要だろうな」

 「…なるほど」


 目下の脅威はない…と、シモンは判断した。だが一時的なものだ。永久に信じられるものではない。


 「ですが、なぜこんな話を私に?」

 「時代を作るのは若者だ。老人たちではない」

 

 シモンはまだ話を続けたがっていたが声を発する前にセルギウスが席を経った。呼びかけようにもその広い背中には届かないような気がして、挙げた手も降ろす。

 

 (……一体彼は何を考えているのだ)


 所在なさげにフランスパンをひと齧り。


 


 ■■■■■



 人気のない森にまで歩いたセルギウスは周囲を見回し、誰もいない事を確認して教会無線―――小さな鈴を取り出した。


 「ラクス、聞こえているか」

 《――――熾天使様ですか?はい、座天使ラクス・D・ココナッツであります。如何用でしょうか》


 聞こえた声はやや事務的に思えた。昔は肩を並べて剣を振るったというのに、いつの間にかずいぶんと隔たりがあるように感じる。


 「アルザスの件はどうなっている。こちらの戦いとは関連がありそうか」

 《――――力天使達の報告によれば、巣が形成されていたようです。ジェリィの増殖数が極めて少なかったために日は浅いと推測できます。ですが、ライン川の戦いとは無関係ですね。日数的に今日の戦闘以前に住み着いていますから》

 「そうか。…よく働いてくれたな。ラクスも含めてあの二人に感謝せねば」

 《――――ありがとうございます。他に何かありますか?》

 

 セルギウスは少し考え込んだ。


 「こちらで戦った魔物を多くは動物の屍徒(しと)だった。そっちの魔物は?」

 《――――ジェリィと小鬼(タイニーデビル)ですよ。中には何故か戦闘経験豊富な成長個体もいたようですが…》

 

 セルギウスは眉を潜めた。当初の考えではライン川の戦いから流れてきたのがアルザスにいるはずだった。だが、魔物の種類が違う。なにより気になるのは―――


 「奇妙だ。巣ができた日が経っていないのに成長個体がいるだと?……まるで人間の部隊のようだ」

 《――――やはり、そう思いますか》

 「ああ。私は何者かの恣意を感じるよ」


 朧気な言い方に直したのは、おおよそ背景にある存在が推測できたからだ。だが、”教会(エクレシア)”全体に認知させるのにはまだ時間が必要だ。


 《――――ん、只今巣から逃げ出した魔物の殺傷を確認したそうです。これでアルザスに魔物はもういません》

 「では、これで終わりか?…いいや、そうではないだろうな」

 《――――ええ。あの二人は今も調査中です》


 わかった、と告げたあとねぎらいの言葉をかけて通信を終える。

 目を閉じると自然と長いため息が出た。


 「”歯車”は揃った。”機構”が意味を為すにはあと数滴の”時間”が要る。そうだろう?」


 それは果たして誰に向けた言葉だろうか。



 

 ■■■■■




 完全に闇に包まれた資料館にて未だ踏ん張っていた二人はついに限界を迎えた。


 「あーーーーーーきっつ……」


 ぐでっ、とヨハンは机に倒れ伏した。読書は趣味ではあるがいざ仕事や勉強で文字に触れると異常に疲れるのは訓練生時代から変わらずだ。

 対面のモモも流石に疲れたらしく、閉じた目の上からマッサージをしていた。


 「少し休みましょうか」

 「そうしよう」


 モモは車いすに括り付けた水筒をヨハンに差し出した。


 二人はマギーの指示によってアルザスの歴史を調べていた。主に重点的に人魔大戦時代のものを死者の欄から地形変化まで洗いざらい目を通した。

 とりわけ、過去に魔術的な用地になったかどうかをマギーは知りたいらしく、一字一句まで読み込む必要があった。

 幸いに(?)してモモが読むのが速かったので二人で合わせて集めた資料の半分までは終わらせることはできたが…。

 

 それでも半分だ。収穫は殆どない。今、街の外では武装した天使の一団が巡回している。最終手段の厳重警備だ。

 喫茶店の従業員以外の死体も見つかったことでマギーの読みも外れた。これ以上死者は出せないことから絶えず街中を見張ることしかできない。


 終わった気がしないのだ。

 魔物の巣は滅ぼした。確認する限りの脅威は排除した。だが…それでも、終わった気がしない。意思が、何者かの意思がその後ろにあるのだ。それを確かめるか、消し去りでもしない限り、アルザスの脅威は去らない。


 「ライン川の周辺とはいえここは田舎。マギーはなにか大昔に封印されてないかを知りたがっているみたいだが…」


 ヨハンは下唇を突き出しながら肩を竦めた。


 「そんなものここにあるのか?」

 「街の全部はここに記録されているんです」


 と、モモは何か思い出したように口を開いて「今使われてる魔法はもうないんですか?」と聞いた。


 「大規模なものはもう記録すら残ってない。今はいくつかルーンが残ってるだけだよ。しかもそれが機密扱い」

 「じゃあ…ここにはないかもしれないですね」


 教会ほどの財力と権力をもってしても集められるのが最末端の魔法ならば、地方の田舎書庫に有効な書物はないだろう。モモは視線を落とした。


 「…まだ半分だよ。魔物は全部やっつけたし……多分、時間はある」


 ヨハンは水筒を手に持ち、立ち上がった。


 「少し外に出ない?」

 

 モモは頷いて車椅子の輪を回そうとしたが、ヨハンがそっと押してくれた。


 かび臭い資料館から出ると、外はすっかり暗くなっていた。街に明かりはなく、天使らが使うランタンだけが見える。自分のしでかした破壊の痕がくっきり見えないだけ、精神的にはマシだった。


 「外出てもあんまり空気が変わらないな。再建工事で埃が舞い上がってる」


 ヨハンは自虐的な言い回しをした。


 「でも海がいつもより、よく見えますよ」

 「おい、皮肉か」

 「いい面を見ようって事です」


 欄干まで押すとヨハンは手を離し、それに背をつけた。


 「…ありがとう」


 唐突に口をついて出た言葉に驚き、取り繕うように言葉を綴る。だが、いずれもそれは本心だ。


 「その、…手伝ってくれて本当に助かってる。だけど休んでても良かったのに」

 「自分が手伝いたいと、心から思ったから」

 「そっか」


 何かを確認しているのか、あるいはよく聞いていないのか、ヨハンはうんうんと頷く動作をしている。それから、ふふっと息を零すように笑った。


 「その言い方、父さんに似てる」

 

 ヨハンは欄干に手を載せ、指先を組んだ。


 「懐かしくなったな。少し父さんの事を喋ってもいい?」

 「聞かせてください」


 ヨハンは一呼吸挟んでから話しだした。


 「父さんは自分に利がない事をやるとき、いつも言うことがある。”心がやれと命じた”ってね」

 「正義感がある人だったんですね」

 「ああ。いつも…正しい人だった」


 過去形。モモは彼の父がもうこの世にいない事を察し、すぐに謝った。

 ヨハンは、いいよ。と答えた。「気にしなくていい。勝手に喋ってるだけだし」


 ため息を一つ。


 「……父さんは一人で俺を育ててくれたんだ。母さんが早くに亡くなっちゃってね。毎日木を切り出して、ご飯も作ってくれて……それから、俺に力の使い方を教えてくれた」


 手を伸ばし、空にかざす。それは目の前の景色を遮った。


 「父さん…母さん…元気にしてるかな。俺を心配しすぎてないといいんだけど」


 もうこの世にいないのだから元気も何もないものか、なんて思う。でも、きっと天国があって、両親が幸せに暮らしているといいな……とも考えている。


 「きっと穏やかな顔で見守ってると思いますよ」

 「どうして?」

 「立派に天使として頑張ってるじゃないですか」

 「どうかな……。結局俺は力を壊すことにしか使えないのかもしれない」

 「私はその力に守ってもらいましたよ」


 思わず食い気味に言ってしまった。ヨハンは目を丸くしてモモを見ている。モモは照れくさくなって俯いた。


 「そうだね」


 ヨハンはモモに微笑みかけた。


 「なら、これからは守れる人や、物を増やしていけばいい。そう……簡単じゃないだろうけど」


 水筒の蓋に水を注ぎ、それをちびちびとあおる。モモに渡すと本体に口を付けて飲んだ。


 「ごめん。長々と喋った」

 「いいんですよ。人の話聞くの好きですし」


 モモは水筒を膝の上に置き、顔にかかる髪をかきあげた。


 「こんなに喋ったのは初めてかもしれないな」

 「そうですか?」

 「うん。だいたい聞く側でさ。その、女の子と話すのもこれが今まで長いかも」


 いつの間にかヨハンは緊張している。最初は特に気も張っていなかったのに。気を抜くと変な事を言ってしまうかもしれない。もう言っているかもしれないが。


 「…奇遇ですね」


 少し間が空いた後、モモは冗談めかした音韻でつぶやいた。


 「私もあまり喋る方ではないです。でも、嫌いというわけでもないですよ」

 「じゃあ、その、モモちゃんの事聞かせてくれないか。そう、えっと男女平等ってやつ」


 ああ、ごめん、今のナシと焦るヨハンにモモはクスッと笑った。


 「いいですよ。…ふむ、どこから話しましょうかね」


 ヨハンは自分の親について話してくれた。なら、自分も両親について話すべきだろうか。

 目線を遠いところにやって過去に思いを馳せる。モモはかなり記憶力がいい。物心ついてから忘れた事など何一つない。だがその分思い出すのにやや手間取るのだ。


ずっと昔、違う世界にいた時よりも幼い頃は…確か山に住んでいて…


 ざ


 と異音が聞こえた時、モモは見慣れない場所に立っていた。

 突然の事に困惑する暇もない。先ほどまで涼しげな風に吹かれ、黄昏ていたアルザスの街なみはどこにもなかった。

 代わりに眼前に広がっているのは煤で黒焦げた天井と壁だ。火事が起きているのだろうか。遠巻きに聞こえる悲鳴に何かが崩れる音までする。


 ふと、自分が立っている事に気が付いた。モモは足を怪我しているからこんな真似はできない。だからここは夢なのだろうか。


 ふと、頭の上で何かが砕け散る音がした。ばらばらと破片がなだれ落ち、煙に交じって大質量の物体が床に突き刺さる。


 顔に吹きつけられた煙に咳き込みながらどうにか目を開ける。

 ……紅の…長い…十字?


 頭が弾けるような痛みが走る。あれはなんだ。これはなんだ。これは何の記憶だ。


 ()()()()()()()()()()!!


 「―――モモッ!」


 がくん、と体が揺れる。倒れると思ったがヨハンが支えてくれたようだ。


 「どうしたんだよいきなり」


 いつの間にか息まで上がっている。モモはすぐには返事ができず、しばらくヨハンの腕に体重を預けることにした。

 潮の匂いがする風。まぶしい月。さっきまでいた資料館の外だ。

 先ほど見たあれは…ただの幻覚ではない気がする。


 「大丈夫?モモちゃん?」

 「はい…なんとか」

 「…もしかして嫌な事聞いちゃったからそうなったの…?」

 「いえ…」


 それ以上は答える気力がなく、ヨハンに支えられるまま、モモはぐったりと車いすの背もたれに寄り掛かった。


 くたっ…と右側に落とした視線が何枚かのカードを見つける。メアリが持っていたタロットカードだ。モモが拾おうとすると察してくれたヨハンがとってくれた。


 「この馬車に乗ってる人の絵、どっかで見たな」


 ヨハンは服のポケットをまさぐると折りたたんだ紙をひっぱりだした。


 「これだ、予言にあった絵の一つだ」


 カードと見比べるとほとんど寸分も違わぬ戦車のアルカナの絵だ。だが、モモにはもう一つ記憶に引っかかるものがあった。


 「…これ、アルザスの広場にあるアレス像にそっくりです。なんであの時気づかなかったんだろう…」

 「アレス像?」

 「はい。昔アルザスにアレスという神様が恐ろしい悪魔を封印したって聞いて……」

 「それだ」


 ヨハンの呟きにモモもはっとする。


 「それが本当だとしたら今までの魔物の殺人動機にも理由が付く」

 「で、でも、メアリから聞いた噂話ですし、本当だとは…っ」

 「メアリってあれか、子供だよな。でも正直悪魔でもここに眠ってない限り魔物が派手に暴れるなんてことはないんだ」


 証拠も何もないことだとはわかっている。…だが、賢者の記憶の予言の全てが、ここにある。モモ、アレス像だとわかった戦車の絵。その二つがアルザスにある。賢者の記憶が指し示す未来は必然だ。


 「それに今までの被害者はとにかく出血するようにして殺された。たぶん…生贄にするためなんだろう。魔術講義で言ってたのを覚えてる封印された物を解き放つには血が必要だって」


 だから街のあちこちに死体が点在して見つけられたわけだ。おそらくアルザス全体が封印になっていて、必要な箇所の楔を破るために血を垂らしたのだろう。

 敵側も早期に看破されることを見越して、殺害した人物とは別の死体を用意して教会の目を欺いた。


 「もし、この説が本当だとしても……どうするんですか」

 「見つかった死体の血痕を片っ端から辿る。恐らくアルザス全体に魔法陣が敷かれていて、魔物共は要所に血を捧げているんだ。だから今度は現れるであろう場所を突き止める」

 「その…魔法陣の形がわからないのにですか?」

 「専門家がいる。”ビリオン”クロードって人がね」


 彼の実力は教会関連者に知れ渡っている。必ず力になってくれるはずだ。

 状況説明のため、ヨハンはまずマギーに連絡を取るべく鈴を手に取った。




 ■■■■■




 「わかった。洞窟にあった死体の血痕を辿って、魔法陣の特定をしやすくるようにすればいいんだな」


 ヨハンの肯定の返事を聞き、マギーは一度通信を終える。なるほど、魔法陣の線はile soleの店員が狙われていると考えていた時点でないと考えていたが、この状況ならありえなくもない。

 すぐに従ってくれている天使達の中から気配追跡に長けた者選ぶべく声を張り上げた。


 「誰か血痕を追跡できる者はいないか?」


 ……しかし、誰一人として手が上がらない。


 「申し訳ないございません。時代の推移と共に、そのような技能を持つものは私達下級の者には現れなくなりまして…」

 「…わかった。おい、ヨハン!お前と私とでやるぞ!」

 《―――二人でやるのか?》

 「仕方ないだろ!さっさとやるぞ。早く聖堂に戻れ」


 死体はそこにあると言おうとした時、モモの声が聞こえた。

 

 《―――私もできます!》

 「なに?」

 《血の気配を辿るんでしょう?私もできますよ!》

 

 本当なのか?とヨハンが問う。


 モモがどうにか説明しようとする前にマギーは一つ問を放った。


 「モモ。これだけ答えろて。あんたは半神なの?」

 

 向こう側で息を呑む音がした。

 数拍の後、答えは肯定だった。


 「わかった。だが断っておく。死体は悲惨な状況だ。加減を間違えると血の跡を辿るどころか死者の最後の念まで読み取ることもある。覚悟して来ることね」

 《―――はい。あ、ちょっと…《―――マギー、モモは一般人だ。巻き込むわけには》

 「アサド婆はモモに自分がやりたいと思った事をやらせてやれって言った。彼女は自分を変えたがってるんだ。それを止めるの?」

 《―――だけど……》

 「心配ならあんたが守ってあげなさい、ヨハン」


 最後に聖堂に来て、と言って通信を切る。

 慣れない立ち回りをしたものだ、と思う。マギーはため息をつくと振り返り、後ろの天使達に指示を出そうと口を開き……


 ざざ、とまた鈴が鳴っている事に気がついた。


 怪訝な顔をしながら耳に当てると誰かの話し声がする。


 《―――誰…ズザ…誰か聞こえ…ザザ》

 「マギーだ。誰の通信だ?」

 《―――マギ…ガ…アサ…ズザ》


  何かただならぬ雰囲気を感じ取り、マギーは鼓動が早まるのを感じた。


 「アサド婆か?何が起きてる?どこで何をしてるんだ?」

 《――あた……スザことは…い…ガー早く……………血を》


 ぷつん。

 それっきりなんの音沙汰もなくなった。


 「……くそっ!」


 こんな時に一体何に巻き込まれているというのだ。天使達に聖堂で待機するように指示し、マギーはアサド婆を探し始める。

 

 


 

 

 

 


 

 

 

 

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