ACT.00 プロローグを語らない選択肢は無いのですか?
登場人物紹介
不知火 海
本作の主人公。『ACT.01』では名前は登場せず、『ACT.02』より初登場。本作の語り手。一人称は、俺。
高草木 直哉
海とは、小学校から一緒の幼馴染。『雨風苦痛人』では、サイドギターを担当。一人称は、オレ。
薄井沢 憲剛
海とは、小学校の時のクラスメイト。とある理由でその小学校を転校することになったが、高校にて、再開することとなる。
三枝 木葉
海と直哉、憲剛と同じ部活に入った元気の良い少女。天才的な『記憶力・行動力・リズム』を持っていて、それを海たちに見せることで同じバンドに入ることとなる。一人称は、私。
※新しいキャラクターや設定が出るたびに追加していきたいと思います。
みんなは、音楽はどう思う?
っていうか、どう印象持つ?
『音楽』って言うより、『バンド』って言った方が期待する答えが来るのかな?
カッコイイ、楽しそう、大変そう......
とか。
今思いつくのは、このくらいかな。
多分大抵の人は、『モテたいから』とか欲望に満ちた考えでやると思うんだよ。
いや、絶対そうだね。
高校生から始める人は、特にそうだと思うんだ。
まぁ、これは実体験で言っているからもしかしたら間違っているかも......?
それを見てきたからね。
実際を言うと、僕も楽器を始めたのは、中学卒業式の日だったね。
別にモテたいって思っていたわけじゃないよ!!
ただ、音楽祭の時の友達の演奏に憧れただけなんだからね!
よし、台本通り読んだ〜!
って、まだマイク入ってんじゃん!
そ、それでは、波瀾万丈な人生をどうぞ。
・・・・・・
『はい、OKで〜す』
......ふぅ、マイクが入ってた時は、ビックリし......