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登場人物(随時更新)

挿絵(By みてみん)



~登場人物~


 シェータ(ショチトナティウ)

元は名無しの下級神。『ショチトナティウ』というのはアトルに貰った名前。植物の中の、主に草花を司る。名前の由来は『太陽の花』。

蜂蜜色の肌と白緑色の髪。瞳は、菜種油色。明るい性格の少女神。


 アトル(アトル・イルウィカミナ)

アステカ皇帝モクテスマ2世の第2皇子。しかし、モクテスマ2世の側室の息子なので、周りにあまり良く思われていない。

飴色の肌と濡羽色の髪。瞳も髪の色と同じく。誠実で心優しい少年。割と博学。


 メツスィー

アトルの友人。自称・女流詩人だが、実は男盗賊。でも女装が得意。

黒髪黒目の褐色の肌で、一般的なアステカ人。

面白いもの好きで明朗な性格だが、実際は………?


 モクテスマ2世(モテウクソマ・ショコヨトル)

アトルの父親で、アステカの第9代皇帝。

長身の引き締まった体で良い形の顎髭を持った、穏やかな目の人物。


 ミクトラン

一応・・アトルの側近。お役目大事な人柄で、滅多に感情を表に出さない。

アトルを冷遇する者たちの一人でもある。


 コガラシ

シェータの同僚で、木枯らしを司る下級神。気の強い少女神で、シェータのライバル的存在でもある。



~登場する上級神の方々~


 テスカトリポカ(ヤヤウキ・テスカトリポカ)

『煙を吐く鏡』という名を持つ、黒い夜風の神。生死、運命、正義をも司り、泥棒や呪術師の守護神。また、月や夜空、破壊をもたらす邪悪な闇の怪物に力を貸す存在。ケツァルコアトルやウィツィロポチトリとはライバル。


 ケツァルコアトル

『羽の生えた蛇』。風と生命と豊穣を司り、太陽神、大気・天空の神ともいわれている。一度テスカトリポカによってアステカから追放されたが、「『一の葦の年』に帰還する」と言い残している。人身御供ひとみごくうを嫌った神。


 ウィツィロポチトリ(オミテクトリ)

『南の蜂鳥』。太陽、戦争、狩猟の神で、太陽に害する闇の神々を追い払う戦士、または軍神。


 トラロック

アステカ以前のトルテカ時代から信仰された雨の神。雲、雨、稲妻、山の湧水を司り、房のような髭と和で囲まれた大きな目を持つ。ウィツィロポチトリと共にアステカの大神殿に祀られる。


 アトラトナン

大地母神。神々の母なる存在。

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