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冒険にでかけよう

「おい、そっちにボールいったぞ!」

 少年はボールを追いかけます。

 (たいら)な広場なのにボールはどんどんスピーを増して転がっていきます。

 まるでボールは見えない次元から力を与えられているようです。

「このボール変だぞ」

 少年が追っていくと、突然、ボールが『ポン』と跳ねました。

 そして、ボールが吸い込まれるように、人の手におさまりました。

「えっ?」

 少年はボールを手にした人を見ました。

 その人は、この広場にくる途中で、鉄扉の先に見た男の人でした。

「あ、あの……」

「ほら、ボール」

 軽く放り投げたボールが少年の手に落ちます。

「あの、お名前は……」

「そうだな。Kと呼んでくれれば」

「Kさん、ありがとうございます」

 少年は頭を下げました。

 その後も、少年はしばらくの間、男の人の顔を見ていました。

 すると、少年の頭には言葉が響きます。

 不思議なことに、男の人は口を動かしていません。

 少年の頭にもう一度、言葉が響きました。

『さあ、冒険にでかけよう』



 おしまい





最後まで読んでいただきありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
最終話はあえて具体的に何が起こったのか、どうなったのかを描かずに読者の想像にお任せという感じなのかなぁという気がしました。 この宇宙には私たちの知らないことがいっぱい!
2025/02/07 08:10 退会済み
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