表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
74/310

074 趙公明無双

 「いいわ。アタシに任せて」ジュリーが出た。

 「ふぉふぉふぉふぉ。では、ちゃちゃっとやるかの」

 ジュリーがダッシュする!一気に趙公明を捕まえるつもりだ!

 「縛竜索!」

 鞭がジュリーの腕を捕えた!

 ジュリーが逆の手で縛竜索を捕えて趙公明を引っ張る!「さあ、来なさい!来たら捻り潰してあげる!」

 「お断りじゃ」趙公明は縛竜索を手放した。

 縛竜索は、ジュリーの脚を捕え、さらに胴に巻きついていく!

 そのまま趙公明の元へ引き摺られ、捕まってしまった!

 

 「かっかっかっ。お主もやられたか」雷狐が笑う。

 「あんたが最初にやられてんじゃないのよ!てかさあ、十兵衛も負けたし、無理っぽくない?」ジュリーが十兵衛に聞いた。

 「信じるのでござる。残りの者を」

 

 「某が参ろう」忍者ダンゾウが出た。

 「ふむ、忍者か。ではいくぞえ」趙公明が鞭を繰り出した!

 「火遁の術!」

 火炎が鞭を燃やす!再生する間もなく根元まで燃えていく!

 趙公明が別の鞭を取り出し、ダンゾウに投げつけた!

 「燃やしてやるぜ!火遁の術!」

 その間に趙公明がまた別の鞭をダンゾウに投げる!

 燃やし尽くす前にどんどん鞭を投げる!

 遂にはダンゾウの首に巻きついた!

 瞬く間に胴、脚と全身に巻きついた!

 敢えなくダンゾウも引き摺られ、捕まってしまった!

 

 「ほら!火でいけそうじゃない!私がいくわ!」と、ライカが進み出た!

 「阿保か!お主は回復担当じゃと言うておるじゃろ!しかも、」雷狐が止めるのも聞かずにライカが詠唱を開始した!

 「縛竜索!」

 「あっ!」と、ライカが詠唱中に縛竜索で捕らわれてしまった!

 

 「お主はダンゾウと違って詠唱しないと発動せんのになんでいけると思ったんじゃ!」雷狐に言われ、面目ない、とライカはしょんぼりしてしまった。

 

 




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ