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110/310

110 対 デュラン 3

 大蛇が思念を送る!

 「少し強引ですがいきますよ!」

 キマイラを挟むように雷電と氷結を放つ!

 キマイラがその上へ逃れる!

 そこに待っていたのは大蛇の伸ばした尾だ!

 尾がキマイラの足を捕えた!

 強烈な力でキマイラを引っ張りながら巻き付いていく!

 

 「雷電!」

 デュランとキマイラに雷が落ちる!

 「がああっ!」デュランが電撃を喰らう!

 「氷結!」キマイラが足から凍り始める!

 デュランはダメージに耐えながら、氷結が届く前にキマイラから脱出する!

 

 「キマイラよ、覚悟せい!」

 シャンティが左右の掌の間に超魔法を作り出している!

 初級魔法以外で唯一使える超上級魔法!

 「ブラックホールじゃ!」

 野球のボールほどの漆黒の小さい渦がキマイラに向かう!

 「土蛇、離れてよいぞ!」

 大蛇は巻きついた身体を手解き、キマイラから離れた!


 黒い渦がキマイラに近づくにつれ、キマイラの足から渦に引き込まれていく!

 巨大な重力がその肉を切り裂き、骨を砕いていく!キマイラは抵抗出来ない!

 断末魔さえも呑み込んだ渦は、そのまま彼方へ飛んで行ってしまった!

 

 しかし、その代償は魔力を全て使うということだった!

 もう初級のフレイムすら撃てない。

 シャンティは魔力を使い果たし、その場に倒れた。すかさずオンブラがシャンティを抱き抱え、マルス軍に逃れた。

 

 「お見事だったわよ、シャンティ!」ジュリーが一人でスタンディングオベーションをして感動している!

 「デュランを地に下ろせたのはデカイぜよ!」以蔵も興奮する!

 満を持して柳生十兵衛が三池典太を構える!

 「デュラン!拙者が相手いたす!」

 デュランもキングメーカーを構える!

 「十兵衛……!」

 乾坤一擲!

 






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