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戦利品

 あー、気持ちいいなぁ。

 頭を撫でられてると永遠に眠りたくなるよねー。


 戦いの後で、いつの間にか寝てしまったようです。

 そして覚醒してから十分後の姿がこちらになりますね。


 そうです、寝たふりです。

 ミュスカのなでなでで心に負ったダメージを癒しているんです。

 決して卑しい感情でこのようなことをしているのではないと強く申し上げます。




 だが実際、本心を言ってしまえばそういう気持ちが無いわけではないのだが、心のダメージを癒すというのも本当に現状を継続している理由として大半を占めている。


 というのも、【未来の担い手】のスキルにより垣間見たミュスカや自らの死は相当なダメージを心に受けた事は事実だ。

 こと今回の戦闘においては大いに助けられた訳だが、できるだけ使わなければならない状況には陥りたくないのもまた本心なのである。




 目を閉じたままユメに小声で話しかける。


「ユメ、おはよう。 今のうちにステータスチェックしとこうかなと思うんだけどお願いしてもいい?」


 〈おはよ! ますたぁ! すぐやるね♪〉


「ん? そら、寝言かな?」


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ーソラー

 種族:ファンシープライオマイマイ

 レアリティ:S++

 Lv :24/40


 HP :4265/4265

 回復量:4(秒)

 MP :6254/6254

 回復量:5(秒)



 攻撃力:2786


 防御力:3546


 魔法力:5236


 素早さ:1356


 階位:D+


 魔法:


【武具創造】 【エアキューブ】 【ウィンドカッター】

【板挟み】 【念動力】 【ウォーターライフ】

【☆瞬消】 【☆影翳り】


 通常スキル:


【鑑定ーユメーLv.9】 【投げ槍Lv.7】

【毒独Lv.1】 【転がるLv.4】 【悪食Lv.5】

【斬鋼爪Lv.3】 【万総鋼Lv.2】 【☆剛力Lv.2】

【自動回避Lv.5】【我操糸Lv.3】

【炎纏いLv.2】 【堅固Lv.2】 【飛翔(使用不可)】

【☆隠密Lv.4】 【☆暗視Lv.1】 【☆付与術師Lv.1】


 称号スキル:


【頂点を目指す者Lv.3】 【無慈悲なる殺戮者Lv.5】

【五秒の悪夢を体現せし者Lv.2】

【未来の担い手Lv.2】 【☆大物食らいLv.1】


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 うぉっ!ステータス滅茶苦茶伸びてる! レベルの上昇ももちろんだけど、【悪食】で吸収された分もかなりの割合を占めているだろう。


 それに魔法とスキルもおにゅーの星マークがついてる!


 今回は直ぐにチェックしておくか、 まだ撫でられてたいしね!


「ユメ、新しいスキルと魔法の効果を教えてもらっていいかな?」


 〈はーい♪ いっきにみれるようにうぃんどうにひょうじしとくね! おめめとじててもみれるよ♪〉


「ありがとう!! どれどれ」


 魔法:


【瞬消】

 "対象の意識がほんの僅かでも使用者から外れた時使用者を認識出来なくする"…か。

 つまりよそ見や瞬きの瞬間に姿を隠すスキルって事だな。

 使いようによってはかなり使えるな。

 次はっと。


【影翳り】

 "対象の影が確りと認識出来る場合において影への攻撃が本体にも反映される"

 これは試してみないと具体的にはわからないけど、恐らくこういう事か? 例えば太陽の光を受けて聳え立つ大木が有るとする。

 その大木の影を切断したら本体もバッサリって事になるのかな。

 もしそうなら使う場面はいくらでも有りそうだな。


 通常スキル:


【剛力Lv.2】

 "力が強くなる"

 うん、ふつー、これは常時発動しとくか。


【隠密Lv.4】

 "自らが対象の認識外の場合においてその後使用者が接触するまでその状態を維持し認識されにくくする" ね。

 これは【瞬消】との組み合わせは戦闘においては凶悪な効果を発揮しそうだな。

 最初からレベルが上がった状態でゲット出来たしかなり幸運だったな。


【暗視Lv.1】

 "暗闇でも見えやすい"

 うん。 そのまんま。


【付与術師Lv.1】

 "魔法やスキルの効果を対象に付与することが出来る"

 んー、これってどういうことだろう。

 この対象が何を指す物なのかによって大分変わってくるよね。

 それに今までも夢鎗に他の【悪食】とかくっつけてたけど何が違うんだろう。

「ユメ、この【付与術師】ってさ俺が良く使う恋矢とかと何が違うかわかる?」


 〈それはユメがいままでやってたんだよ♪ すきるにすきるくっつけてた! あとね! ますたぁがほかのひととかものにもおなじことできるようになったの! すごいね♪〉


「うわぁ、そうだったの? ありがとう! ここまで物凄く助かったよ!!」


 〈ユメはつくすおんななの! えっへん!!〉


「そらったらまた寝言いってる、 三回目かな、かわいいなぁ。」


 本当にユメの有能さには驚かされるな。

 いつかどうにかお礼したいもんだな、 考えとくか。


 さて、最後はっと。

 称号スキル:


【大物食らいLv.1】

 "自分よりステータスの高い敵と戦うときにステータスが上昇"


 おっ!底上げ系か!! スキルレベルが上がればかなりの効果を発揮するんじゃないか? ありがたやありがたや。


 これで全部だな。

 改めて今回の戦いは色んな意味でつらかったな。

 何か一つでも噛み合わない物があったらあっという間に殺されてただろうな。


【自動回避】を使わなかったのも恐らく正解だった。

 自分より遥かに早い敵に攻撃されてるのに相手が動き出してからじゃスキルの補正があっても恐らく間にあわないしね。


 だからこその【未来の担い手】を利用したわけだけど。


 どっと疲れるから長期戦にも向かないし、やっぱりレベルとステータスはガンガン上げてかないとね。


 課題は自分の強化とミュスカの強化!!

 二人で強くなっていかなくちゃな!!

 よし、 がんばろっ!!


 そろそろ起きるかぁー、 名残惜しいけど。


 いや、後五分だけ堪能しよう。



 いや、十分。

いつもお読み頂きましてありがとうございます\(^o^)/


不躾なお願いでは有りますが、少しでも面白い、続きが気になると思って頂けるようでしたらブックマークや評価を頂戴出来ると大変嬉しく思います(*^^*)


日々皆様からの感想や評価から元気をもらっております!

是非よろしくお願いいたしますm(__)m

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