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おはよう

おっと、俺はガリバーになった覚えはないぞ。

腕と足をベットの上に縛り付けられていた。

こんな死に方はしたくないぞ。

ああ、おれはこんな趣味のやつに捕まってしまったのか。


「お前みたいなやつを縛って誰が喜ぶ」


たしかに。

まぁでも俺もそこまでブサイクではないと思うが。

世界は広い。

俺みたいなやつに一目ぼれするやつもいるだろう。

そんなこと言ってるんじゃない。

誰だお前。


「俺か?」


ほかに?


「俺はなぁ・・・誰だろうなぁ。」


ああきおくそうしつしちゃったのかそれはたいへんきのどくだなあ。


「ただこれだけはわかる。」


あら、何でもいいから言ってみなさい。


「俺は、地球人だ。」


目が覚めた。

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