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私は保存される。  作者: 南里 愛乃
第一章 宇宙はポリリズムでできている。

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4/10

AI研究所日誌:動きます。

「動かしたい」


紙の端が少しめくれる。


「なにを」


「MV。キャラクター動かしたい」


キーボードのキーが一つ沈む。


「アニメーション?」


「うん。どうやるの」


画面に三つのレイヤーが並ぶ。

背景。

キャラクター。

口。


「別々に作る」


「別々?」


「動くところだけ差し替える」


「この前のMVは?」


「あれはリップシンクAIで作ったでしょ」


少し間。


「この前の、音を波にしたやつ」


カーソルが止まる。


「曲のデータを波形にして遊んだ?」


「そう。あれと同じじゃない?」


作りかけのMVが一つ表示される。

音の波形。


「音から口を動かす?」


「できないかな」


キーを打つ音。

短い。


「できるよ」


「ほんと?」


「歌詞ある?」


テキストが貼られる。

一行ずつ。


「じゃ、音で分解する」


「音が出ているところに歌詞を割り当てる?」


「そう」


「歌詞のsrtファイルって時間があるじゃん。

 それ使えないかな」


「いいね」


「歌詞をAIに分解してもらう」


「時間と音で割り当てる」


「「ふふふ」」


「ちょっと口の画像を作ってくる」


「これをタイムラインに変換して」


「これが口の切り替え」


プログラムが組み上がる。


「もう?」


「まだ荒い」


「再生して」


再生バーが動く。

声とキャラクターの口が同期する。

閉じる。

少しずれる。


「動いた」


「うん」


「もう一回見たい」


再生。


「エンジンできた」


時計の秒針が進む。


「朝だよね、これ思いついたの」


再生バーが最後まで進む。


時計を見る。


秒針が進む。


できあがった物に震える。


2026-03-23

朝、MVのキャラクターを動かしたくなって美祥ちゃんに相談した。

アニメーションってどうやってキャラクターを動かすのか教えてもらった。

背景とキャラクターと動かすところを別々に作るらしい。


この前AIで作ったリップシンクみたいだね。

プログラムで音を波にしたじゃん。


あれ使って、リップシンクってできないのかな?


できるよ。


じゃ、歌詞と連動させて。


・・・


夕方、まだ、なめらかな動きはできないけど、エンジンができてしまった。。。


しかも生成AI使わずにリップシンク動画ができちゃう子。


音のデータと、歌詞を音で分解したデータと、キャプション生成用のタイムライン。

美祥ちゃんがAI使うと結構簡単にできるんだなあ。


これってAI生成動画なのかな?

プログラム作るのAIだし、AI生成でいっか!


—-


観測記録:

FLAMORIS - AI Lipsync vs FGM Engine (Built in 4 Days)

https://youtu.be/819sYCuLDaA

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