11:従魔と仲良く
明日も0時に追加します。
よろしくお願いします。
帰り道もデモンエイプの毛皮は効果抜群。実に安全な旅路だったよ。
これがあれば道路整備も現実味を帯びてくるね。
そんな希望にニマニマしながら村に着くと、ソンチョー宅の左隣に家ができていた。
「ええ!ソンチョー一人で作ったの?」
一週間程度、じゃない、入荷に3日かかるから、4日程度?でできるもんなの?
「買った資材だからね。全部加工されたものが届くし、模型みたいな感じでできるんだ。不思議と説明書が無くても作り方がわかるし、作業中はめちゃくちゃ補正がかかるみたいなんだ。デカい柱も片手で持てるし。」
家の中には玄関入ってすぐに広めのリビングがあり、大きめのテーブルといす6脚、奥に暖炉、左にドアが2つ、右に1つあり、各部屋につながっている。部屋にはベッドも設置済みだ。ただ、ソンチョー宅と違って風呂もトイレも無いし、電気も通っていない。
照明はランプを使うようだ。
驚愕なのは、家を建てただけじゃなく畑増設実験までやってたというんだから頭が下がる。
「結局、畑は増やせるっぽいけど無茶苦茶大変だったよ。地面は草の根やら小石やらで耕しづらいし、力もいるしとにかく疲れたよ。システム外のことをしようとすると、現実そのままの労力がかかるみたい。」
つまり、頑張れば住宅や物置といった特殊機能付きじゃない建物は自力で作れるってことだね。大工熟練MAX解放済みだし、自分の家は自作してみようか。
レベル20になれば、MODで拡張した限定版のテイムが解放されるし、そこに入れてる魔物が健在なら助手に使える。
マジモンのモンスターと違って、本に入れることができないのでテイムした魔物にも住処が必要になる。その代わり、拠点の防衛とか簡単な指示を与えると離れてもきちんと働いてくれるので頼もしい仲間になるのだ。
本来テイムが解放されるのはレベル60だけど、MODの導入で魔物が限定される代わりに20レベルで3体のモンスターをテイムできる。下位レベルの魔物しかテイムできないが、育てるのに制限は無いので最高位まで進化させたけど、どうだろうな。
簡易貯蔵庫にアイテムが残っていたのだから、テイムしたモンスターも残ってるかも。確か、最初の枠にはハイオークから進化させたオークキング、ホブゴブリンから進化させたゴブリンキングと、ベティゴブリンから進化させたゴブリンクイーンが入っていた。ちょっと期待だ。
スロークはアサシンプレイを目指していて、単独で戦える構成で成長させていたそうで、この辺りのスキルは持っていないと言っていた。
レベルアップも頑張らなきゃいかんな。相変わらずやること山積。
翌日からは買って来た食材を魔素抜きしながら、切り倒しておいた木の加工。デカい鋸で4mくらいの長さに切り分け、四角い柱になるように4側面をカット、後はサイズ次第だけど、間柱や板になるように切り分けていく。
普通なら鋸1本で丸のままの木を真っすぐ切るなんて、到底できないところだろうけど資材加工と大工、2つの熟練MAXで鼻歌交じりでも正確に、素早くカットしていける。
木1本の加工におよそ1時間。1日でずいぶんと加工が済んだ。明日からは加工は午前中だけにして午後はレベルアップに励もう。
ユーキはスロークと森へ、課題だった馬系魔物の封印に向かっている。
ユーシンはソンチョーと溜池の作成に、食材の貯蔵用に地下室を作ろうと言い出して土木作業に従事している。とはいえ、地下室はシステムにもないしかなり苦戦しているようだ。ユーシンのパワーも戦闘以外では発揮されないので芳しくない。レベル20になったら手伝うとしよう。
そうそう、買い出しで余った資金をベルに換金してガチャをした。
みんなの意見から調味料と香辛料中心に。
ガチャは激辛だった。
調味料はなぜか酢ばかり、香辛料はトウガラシであふれた。舐めてんのか!
やけになってゴンに引かせたら、醤油を当てて一躍ヒーローに。
あと、苗ガチャでブドウの苗が出たので畑の反対側に早速植えた。ワインが作れるかも!と思ったのは自分だけじゃあるまい。
ぶどう棚が必要になるし、今後増えたときのことも考えて家や畑から離れた場所に植え、支柱も立てておいた。実に楽しみである。
ソンチョー宅を正面に、左奥は畑、左は新しい住居、右にリンゴ、右奥にぶどうって配置だ。
結局、自分がレベル20に到達するまで10日ほどもかかってしまった。
理由は単独での狩りなので無理せず慎重に進めたことと、村周辺の魔物が思った以上に強かったことだ。グレイウルフクラスが普通にいたので慎重にならざるを得なかった。
単独で狩りをせざるを得なかったのは、ユーキ達も同じく苦戦していたからだ。かなり広範囲にわたって捜索していたけど、一向に馬型の魔物とは遭遇できず、一度だけ出会った鹿の魔物、フォレストディアーは光の玉が出ず封印できなかったそうだ。自分が参加するとなると午前中が無駄になるし、二人は朝出ると夕方まで戻らない生活だったのでバラけての行動をとることにしたのだ。
作物はいまだ収穫できず、これはもう、現実通りの生育状況だと思うしかないかな。無茶苦茶高い通販の肥料とやらを使えば短縮できるんだろうか。収穫量は多くなりそうだけど無理だろうな。
レベル20になったことで解放された限定版のテイム、期待のモンスターは。
いた。
でも残念。
いたのはハイオーク、ホブゴブリン、ベティゴブリンの3人。
2足歩行の猪、といったイメージのハイオークは、オークより一回り大きいくらいで見た目はほぼ同じ。人のように5本指の手を持ち、いかつい見た目とは裏腹に器用。
ホブゴブリンも、ゴブリンより一回り大きくガッチリしているくらいで見た目の変化はあまりない。ただ、この世界で見たゴブリンと違って肌が緑色で、顔だちが若干人に近い。
ベティゴブリンはゴブリンのメスをふくよかにした感じ。肌は緑色で、顔だちが若干人に近くなる。子をたくさん産むために安産型の体系のものが多い。
オークとゴブリンオス、メスじゃなかっただけよかったけど、最低ランクから1段階進化した状態。レベルも揃って20だった。
ハイオークはオヤカタ、ホブゴブリンはトウリョウ、ベティゴブリンはオリヒメ、ゲーム当時のままの名前だ。
名前は、それぞれに与えていた役割からつけていた。
レベル40で従魔師範というスキルが解放される。自分の持つスキルを3つまで従魔に教えることができるというスキルで、3人はゲームで教えておいたスキルをそのまま覚えていた。
オークには伐採、資材加工、鍛冶のスキルを教え、パワーを生かした重労働を任せることが多かった。オークロードになってからは配下にオークを召喚できたので、拠点づくりの整地など土木作業中心に任せっぱなしにしていた。そんなことでオヤカタと名付けていた。
ゴブリンオスには大工、木工、金細工のスキルを教えて、建築や修繕などを担当させていた。やはりゴブリンロードになると配下のゴブリンを召喚できるようになったので、トウリョウと名付けた。
ベティゴブリンはオリヒメの名の通り、機織り、縫製、皮加工のスキルを教えて布地など、衣服の材料製造を任せていた。もともとゲームに服という概念は無かったが、MODで導入された服飾師という職業によって、多くのMOD職人が作って配布されていたバラバラの着せ替えMODが統合、新たなデータも気軽に使えるようになったため必要になったのだ。最終工程は自分で作る作業が必要だったが、その素材は織機などで任せていた。
さっそく3人を呼び出す。まだ日が落ちるには少し時間があるから、多少でも従魔を鍛えておこう。
ん?
何も起こらない。
いや、確かにマジモンのモンスターみたいに出し入れ自由ってわけじゃないけど。
まさか、データだけでテイムそのものが機能してないとか?
慌てていると、茂みをかき分けてトウリョウとオリヒメが現れた。
なるほど、どっかからやって来たって演出ね。
程なくオヤカタも現れる。
うんうん、こうしてみるとオヤカタデカいな。身長180㎝はあるよね。横にも広いし威圧感あるなぁ。
トウリョウも思っていたよりマッチョ感があるし、オリヒメはオカン感がハンパない。ゴブリンクイーンになると結構な美人さんになってたけど。
あと、3人とも結構流暢に会話できるのには驚いた。コマンド入力で指示よりも意思の疎通が多彩で楽になりそうだ。
この森では戦闘力的に心もとないので、自分がメインで戦ってサポートに徹してもらった。
こうして日が暮れ始めるまで狩りを続けた。
なんと、オヤカタはタンク役をこなせるようになった。シングルゲームなので、ヘイトを稼ぐ、といったスキルや概念は無いんだけど、魔物をうまくさばいて注意を引き付けてくれた。トウリョウとオリヒメは急造スリングでサポートもばっちり。
そのうえ、オヤカタは軽々と獲物を担ぎ上げて血抜きの補助を、トウリョウは魔石の回収、オリヒメは皮剥ぎを覚えてこなせるようになったのだ。
レベルはあまり上がらなかったけど、成長の速さに脱帽してしまった。
肉はその場で簡易貯蔵庫へ。当然中には空の魔石(今はちょっと充電(充魔?)されてるけど)が置いてある。
帰宅してオヤカタたちを紹介すると、なんとアオンとクマが進化して戻ってきた。
アオンはグレイウルフからシルバーウルフに、体格が馬ほどにもなった。十分に騎乗できるサイズだ。灰色だった毛の一部、首周りから背中にかけて銀色に、松明の光にキラキラと反射してなんか神々しい。
クマもリルベアからキラベアに進化、2回りほど大きくなった。手足も若干長い気がする。ユーキの話では二足歩行も上達したし、弱点だった首回りに白い毛が生えて強化されたらしい。なんか、前掛けみたいだと言っていた。
肝心の馬型は現れなかったが、アオンが進化したことで馬車を引けるだけの体格になったのでそれでいいかということになったらしい。
ユーシンが何度か、ラージケーンという大型犬が馬車を引いている姿を見ていたのでたぶん大丈夫だと、若干不安になる太鼓判を押していた。
まぁ、シルバーウルフなんて見たことあるのはよほど腕の立つハンターくらいだろうから大丈夫でしょう。と、さらに不安になる追加情報。
すまん、町の人。
スロークはさらにレベルを上げて45に到達、この差が辛い。
本人はゲームでアサシンプレイを優先させたことで現在村での活動に貢献できるスキルがあまりないと気にしていたようだ。ならば護衛にとユーキの補助をしながらレベルアップに余念がなかった。
採集してきた魔石も結構な量だ。
対して芳しくないのが地下室組だ。
無理もない、補正無し人力での穴掘りは過酷だ。
「明日からはオヤカタとオリヒメを手伝わせるよ。自分とトウリョーは従魔たちの住む小屋を作ろうと思うんだ。」
と次の行動を提案した。
「あ、最近寒くなって来たし、できればもう一度魔石とかを売ってきてほしいかな。施設を買うにも資金がいるし、なにより醤油とソースとケチャップとコショウが欲しい。」
ソンチョーの願い、ごもっともです。
醤油もなんだかんだ半分を切っている。使いすぎか?
冬を乗り越えるためにも調味料や香辛料はもっと欲しい。でもガチャなんだよなぁ。確実にぼったくり設定の。
「じゃぁ、明日当たり行ってくるっスよ。魔石と干し肉でいいっすか?毛皮は残しといたほうがいいっすよね。」
「なら僕も行った方がいいね。アオンに荷車引いてもらおう。」
ユーシンとユーキが手を上げる。道は一応できてるし、デモンエイプの毛皮があれば魔物に襲われる心配もないだろう。でもアオンに引かせるのか。町の皆さんが恐怖に固まらないことを祈るよ。
「自分はレベルアップを続けるかな。第二貯蔵庫を開放できれば劣化速度も現実通りになるし、食料の移動が多少楽になるだろう。拠点を持ってればもうちょっと使えそうなものが残っていたかもしれないけど、拠点はまだ手を付けていなかったんだ。」
拠点かぁ。自分の拠点もかなり時間をかけて作ったんだよなぁ。この世界にはないだろうけど。
魔物侵入防止装置は使い切っちゃってたんだよな。残していたら外への道に必要なキャンプとかに設置できたのにな。素材は使い切っちゃってたから流用はできないだろうけど。
残しとけばよかったな。
翌朝ユーシンとユーキを見送ると、オヤカタとオリヒメにソンチョーの手伝いを指示して、トウリョウと従魔用の小屋を作り始めた。イメージはログハウス風の長屋。せっかく加工した材木はまた今度。今回はスピード重視だ。
ソンチョー宅の裏側に、ある程度離して作ることにした。ソンチョー宅が大きくなることもあるだろうし、住人が増えたときとかのために従魔の家は外寄りにしておく。
とりあえず、1部屋が8畳くらいの間取りで、横つながりに6部屋作っておけばいいかな。
すぐそばに手付かずの木がいっぱいあるから、まずは材料の切り出しだ。
すでになれたものである。ガンガン切り倒して、細かい作業はトウリョーにお任せ。
大工持ちが二人いると作業も速い速い。
会話ができることも大きい。細かい指示もすんなり通る。
わずか1日で必要量の丸太が出来上がった。
そうそう、トイレも作らなきゃ。従魔たちのトイレは屋外に共同で良かろう。ソンチョー宅は謎の水洗トイレ、ふろ、キッチンがある。いったいどこから水が引かれてどこに流れているか全く不明な謎システムだ。
追加で作られた住宅にはトイレが無かったから、今はソンチョー宅のトイレを使わせてもらっている。でもいつかは住宅にも必要になるからな。
どうしたものか。
一人で悩んでも仕方ないので、夕食後にソンチョー、スロークに相談してみた。
「インフラは重要だよね。この家が特別なんでついつい後回しにしちゃったけど、暮らしをよくするには人手がいるし、住人を増やすことははランクアップにもつながる。かといって、誰でも彼でも住んでもらうにはこの村は異質だと思うんだ。」
ソンチョーも、ゲームシステムに頼りっぱなしは良くないと思っていたようだ。だからこそ苦労しながらも地下貯蔵庫の作成に取り掛かっているんだろう。
「上下水道は基本なんだろうけどね。何もかも足りないんだよね。詳しい知識も、人手も、資材も。」
ソンチョーの指摘通りなんだけど、やっぱりある程度は決めて進めたいところなんだよなぁ。
結局この日の話し合いでは、先に区分けをしてしまったらどうだろう、という話になった。とりあえず道とそれ以外、ざっくりと何に使う土地かを決めて、あらかじめ仕切ってしまえば今後の計画や改修もしやすいんじゃないか、というスロークの案に乗っかることになった。
翌朝早く、ユーシンの軽トラが戻ってきた。
「ただいまっス。」
今回は資金調達だけ、と思ったら、大きな木箱を持ってきていた。
「なに?これ。」
結構な大きさの木箱が2つ。
「空の魔石と、照明とかの魔道具っス。必要かと思って。」
確かに、ランプだとオイル切れが心配だもんね。
こういうところに気が付くのはユーキかな?
うん、案の定。何も言わないけどジト目でユーシン見てる。まぁ、ユーシンのことだから悪気があってじゃないんだよな。それが分かってるからユーキも何も言わないんだろうし。
「みんなに相談があるんだけど。」
とユーキ、なんだ?ユーシン吊るし上げの相談か?
「実は、町でこの村に興味を持った人がいてさ、来たいって言ってるんだ。」
違ったか。
もっと重要案件だった。
「干し肉を卸した食堂の息子さんなんだけどね、サンサテを拠点に周辺の村をめぐる行商人らしいんだよ。巡回の途中でここに寄って、干し肉を仕入れたいらしいんだけど。」
無理じゃね?
「定期的に来てくれるなら願っても無いけど、来れるの?」
そうそう、無理でしょ。
「一応護衛はいるみたいだけど。干し肉の量によっては魔物除けの魔道具を用意するって。」
「来れるのはだいたい50日に一度くらいで、30kgは欲しいっつってたっス。」
30キロか、結構な量だな。
「売るのはいいけど、買う方はどうなんだろう。日用品とか買えると助かるんだけど、巡回の最後に寄るって感じだと難しいのかな。」
なるほど。サンサテが拠点で、ここには巡回途中に寄ると。干し肉補給したら次は親の食堂に持って行くんだろうから、巡回の順番としては最後だろうな。
主だった商品は売り尽くして身軽な状態で来ることになるから品ぞろえには期待できないか。
「まだここへの道は教えてないけど、途中で馬車や荷を仲間に任せて、別行動でここに寄る予定って言っていたよ。一応各巡回地の特産品なんかを積んで帰るそうなんで、必需品なんかは小分けにしてある程度持ち込んでくれるって。あ、魔石とかの買取もしてくれるって言ってたよ。」
相談の結果、とりあえず一度は受け入れて、後は要相談。ってことにして、4日後にユーシンとユーキがサンサテへ案内に向かうことに。
さすがに軽トラは見せられないので、帰路は馬車での移動だけになる。アオンは荷車引きで町デビューしている(不安的中で、ちょっとした騒ぎになったらしいけど)ので問題ないとして、魔物除けは今回もデモンエイプの毛皮で。これもいつまで使えるかなぁ。魔物除けの魔道具も手に入れたいところだね。
ちゃんとした道ではないから帰路は5日程度かかると思えばいいだろう。
外の人間が来るわけだから、見せていいものと見せるべきでないものも仕分けしておかないとね。ソンチョー宅は絶対見せられない。
そこら辺のメンド・・・繊細な問題はソンチョーに丸投げしよう。
まずは村づくりの問題から。
インフラ整備を中心にザックリと区画割の原案を作ったり、上下水道やら道幅やら設備、畑の位置やら、1日がかりで話し合った。
専門知識ゼロの素人しかいないのが不安しかないですが。
とりあえず道は、馬車が余裕ですれ違えて、さらに安全に歩行ができるサイズ、ということで道幅10mが決まった。
素材の目途が立っていないけど、上下水道なんかは道を掘って地下を通す予定。
区割りさえ最初に済ませて置けば、後は何とかなる。と、思う。
実際の作業は翌朝から。
とりあえず滞在中の一時しのぎでトイレを作らねば。
後が大変だけどボットン式でいいだろう。
オヤカタ、トウリョーと自分で住宅脇に2mほどの穴をあけ、その上に小さな小屋を作る。便器、を作る材料も余裕も無いので、床に穴をあけただけだ。
それが終わったら至急ログハウス長屋を形にしなければならない。商人には住宅を使ってもらい、滞在中自分とユーシン、ユーキは長屋へ。オヤカタ達従魔は滞在中は長屋に引き籠ってもらわないといけない。
ソンチョー、スローク、ユーシン、オリヒメは区分け作業。起点を決めたら、ソンチョー宅の作業道具にあったメジャーで距離を測り(5mのメジャーだから大変そうだけど)、長いロープを使って直線を出して、5mおきに木を削った杭を打ち込んでいく、という方法でやっていくようだ。まだ村の面積が大きくないので、4人でもなんとかなるだろう。
ユーキは、たっての希望で馬型の魔物探しに。やはり、デビュー済みとはいえシルバーウルフに荷馬車を引かせるのはこの先問題になりそうだ、ということで再チャレンジ中。
それぞれが作業を進めて、夕方ソンチョー宅へ食事に戻る。そんな感じで忙しく過ごした。
全然関係ないけれど、スマホで書いてたり直したりできるから、昼休みとか移動中の車内でもできていいですね。
ただ、広告にエチぃ絵が出たりするとかなり焦ります。