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14話

「…………ねぇ、リア」

「なんだい、アリス」


 王子の誕生日まで残り二週間。その日私は私室でソファーに座って膝を抱え、その膝に顔を埋めて現実から目を逸らそうとあがいていた。


「……これで、家庭教師に……なれる?」

「無理」

「そうよねー!」


 リアの無慈悲の答えに私は顔を上げ、涙目でやけくそ気味に言い放った。

 そう、結局私は別荘滞在中に家庭教師になれるだけの力量になれなかった。マナーは一通りできるようにはなったし、ダンスも踊れる。だけど、それを人に教えられるレベルになったのかと聞かれたら……自信を持って頷けない。


「うぅ……これじゃ断罪された後の働き口がぁ…」


 上げた顔は、気分の下降とともにまた膝に埋めていく。

 一応、使用人たちに交じって屋敷の掃除とか洗濯とかリアには料理とかいろいろ習いはしたけど、あくまでも本命は一番稼げそうな家庭教師。

 それが間に合ってない状態で、断罪されにいくのは気が重いのよぉ…


「じゃあもう1年引き延ばす?」

「……それは後がもっと怖いからヤダ」


 ただでさえ、1年引きこもっている間にとんでもない事態に発展している。それをさらに1年引き延ばしたら何が起きるか分かったものじゃない。最悪、無理やり引っ張りだされかねないし。


「まぁなんとかなると思うよ?」


 リアの気休めの言葉も耳をただ通り抜けていくだけ…とはならない。それが耳元で発せられるものだから、内容はともかくリアの吐息が耳をくすぐる。


「…近い」

「隣にいるからね」


 またもやこの男、平然と隣に座っております。どうなってるの?もう当たり前すぎて反応するのも疲れてきているんだけど、今日もリアは平然と私の隣…というか寄り添われてます。服越しでも伝わるリアの体温に、もはや慣れつつある私です。いや慣れちゃダメでしょ。


「…で、どうするの?兄さまの誕生会に出席するなら、そろそろ帰らないとまずいんじゃない?」

「そうね……」


 シュバルツ王子の誕生会と言えば国の一大行事。そのために準備にはそれなりに時間がかかる。もう二週間前で、普通なら全く時間が足りてないところだけど、その時間も大抵はドレス絡みのもの。どうせあとは断罪されるだけの私に、そんな時間をかけたドレスは必要ない。既に手持ちのドレスをどれか手直ししてもらえばいいと思ってる。


「そうね…諦めが肝心よね」


 私は顔を上げ、全てを諦めることにした。1年……長いようで短かった。庶民になっても生きていけるようにと頑張ってきたつもりだったけど、それは何の成果にもならなかった。

 ソファーから立ち上がり、帰り支度を始めるとしましょう。


「アリス」

「…何?」


 名を呼ばれ振り向くと、リアは真剣な眼差しで私を見ていた。その眼差しに、何故か私の鼓動が高鳴る。


「私は知っている」


 そう言うとリアも立ち上がり、片手は私の手を、そしてもう片方の手は私の首に添えられた。


「君がこの1年どれだけ大変で血のにじむ努力を重ねてきたのか、私は知ってるよ」

「……でも」


 リアがそう言ってくれるのは嬉しい。けれど、その成果はどこにもない。そう言い返そうとすれば、首添えられていた手がいつの間にか私の唇に添えられている。


「君は少し、今の自分を再認識する必要があるね」


 唇に添えられていた手が、スッと後ろに回される。その手が私の頭を撫で、その指が髪と髪の間を通っていく。指通りを確かめるように。


「1年前、君に出会ったとき、君の髪は脂がべたべたでとても触れたものじゃなかった。遠目から見てもそれが分かるほどに。けれど、今の君の髪はとても艶やかでこんなにもなめらかだ。澱んだ沼のようだった髪が、今じゃ美しい海を思わせるほどに。それに、とてもいい香りをしている」


 さらにいつの間にか髪を一房とり、自身の顔へと寄せていた。え、におい嗅がれてる?ちょっと恥ずかしいんですけど!


「顔もだ。ニキビとむくみで見るに堪えない顔だったけど、今じゃ染み一つないとても美しい顔になっている。肌もこんなにしっとりと。瞼の脂肪が塞いで見えなかった、サファイヤを思わせるその青い瞳に見られるだけで、私の心臓は高鳴ってしまうよ」


 いえあなたの金の瞳で見られてこっちのほうが高鳴ってます。


「首もこんなにすっきりした。以前は皮とたるみでここだけハムのようだったのに」


 …褒められてるのよね?なんだか以前の私がどれだけひどかったのかを思い知らされているようで、逆に心が沈んでいく気がするんですけど。


「肩もこんなに華奢になって。どんなに掴んでも骨まで届かなかったのに」


 脂肪が分厚すぎて骨まで届かなかったと?それはほんとひどいわねー…

 肩を掴んでいた手が、そのまま背中をなぞるように降りていく。親指だけが私の脇から脇腹にかけてかすめていく。その感触がやたらくすぐったい。


「身体のラインもとても美しい。アリスの腰の本当の細さがこれほどだったなんて思いもしなかったよ」


 リアの手が私の腰を掴む。……あの、変わったのを教えてくれるのは嬉しいけど、直接触って確かめるのは止めてもらえませんかね?!


「そして……」


 腰に回っていた手が、それぞれ上と下へなぞるように動いていく。ってそれは!


「ストォップ!!」

「うぐっ!」


 それ以上は許してならない乙女の聖域!それに遠慮なく踏み込もうとした侵入者には正義の正拳をお見舞いしてやった。


「こ、この威力も大きく向上した…ね…」


 正拳をねじ込まれた腹部を押さえつつ、リアが呟く。以前は突き飛ばそうとして逆に吹っ飛ばされた私だけど今は違う!しっかり足腰を鍛えて踏ん張れるようにしたのよ!


「不埒者を撃退できるようになってとても嬉しいわ」


 蹲る不埒者を見下ろしてにっこり。ダメージから回復したリアは心なしか私との距離を取っていた。ざまぁ!


「…そう、これも含めて君は成長したんだよ」


 まぶしい笑顔を私に向けてるけどそんなことでごまかされないわよ?あ、ならもっとリア自身で体感してもらおうかしら?


「う~ん、ごめん、あまり実感できてないわ。だからあと3発くらい殴っていい?」

「…淑女が殴るだなんて言っちゃいけません」

「はいはい」


 リアの(不埒な点も含む)励ましのおかげで少しは気は楽になったかも。そう思いつつ、私は自分の荷造りに取り掛かることにした。


「あ、これここに来るとき着てきたドレスだわ、懐かしい~」


 すると奥から、この別荘に来た当時に着ていたドレスが出てきた。両手にもって広げ……そのサイズに唖然。


「……えっ、これ着てたの…?」

 

 多分着たらブカブカ…どころか、これ私が二人入りそうじゃない?

 …試しに頭から被ってみた。そのままドレスが落ちて腰で引っ掛かった。。

 これ、当時の私の首回りが今の私の腰と同じってこと?


「へ~、これアリスが着てたドレスなんだ。うん大きいね」


 うん大きいで済ませちゃいけないサイズだと思うんだけど。もう一度ドレスを手に取って眺める。とてもじゃないけどもうこのドレスは着れそうにない。


「本当に……痩せられたのね」

「やっと気づいたの?」


 リアに呆れたように言われたけど、そうよ、やっと認識したのよ!だって自分じゃ毎日見てるせいで見慣れてきて逆に分かりづらいのよ!それにこのドレス以外はちゃんと私の体型に……


「……あれ?」


 そう思ったところで私は今着ているワンピースを見下ろした。

 おかしい。このワンピースも当時着ていた奴を持ってきたのだから、今手にしているドレスと同じようなサイズだったはず。なのに今は今の私にぴったりしたサイズになってる。何故?

 不思議に思って、裾やら腰回りをちょっと引っ張ってみた。……よ~く見るとプリーツの装飾がされているところの糸の色が若干違う。そうだ思い出した。そもそもこのワンピースにプリーツの装飾はなかったはず。それがいつの間にか付け足されているということは…


「…もしかしてやっと気づいた?」


 またリアの呆れた声。気づいたってどういうことよ!?


「まさかリアは知ってたの?」

「そりゃあもちろん。サーリアさんが喜んで教えてくれたからね。お嬢様が痩せる度にプリーツを一つ増やせるのが嬉しくてたまらないって」


 サーリアありがとう!そんな手間をかけてくれてたのね。そりゃあ当時のままのサイズいつまでも着れないわね。

 そっかぁ…ただ服の洗濯頼んでただけだと思ったら、服の仕立て直しもしてくれてたのね…それはサーリア大変だったはずだわ。


「おかげでアリスのサイズも手に入れることができたしね」

「ん?何か言った?」

「いいや、何も?」


 何かリアが言ったような気がするけど誤魔化された。まぁいいや。


 そうして荷造りを終え、私は別荘を後にした。

 別れ際、使用人の皆は涙を流して別れを惜しんでくれた。特に使用人の真似事として家事を教えてくれたサーリアは孫ができたかのようだったと涙ながらに語ってくれた。

 やめてよ!涙を流して別れを惜しまれるなんてそんな経験したことないんだから!どう反応したらいいのかわからないのよ!


「泣いたらいいと思うよ?」

「な、泣くわけないじゃない!」


 リアの言葉を咄嗟に拒否する。だけど、何かがこみ上げてくる感覚はあって、それが零れないように目元と口元に力を入れるのにただただ必死。零れないようにしてたのに…


「大丈夫。ここにはアリスの味方しかいないから」


 そう言って背中を優しく撫でてくれた。その瞬間、堰が壊れてしまい視界が滲む。

せっかく堪えてたのに…けど一度あふれ出したものはもう抑えられない。

 だって、彼らにはもう会えないかもしれないから。断罪されて庶民ともなってしまえば、もうこの地に足を運ぶ余裕はないかもしれない。そのことを彼らには言ってないけど、もしかしたら彼らも何かしら予感をしているのかもしれない。


「お嬢様」

「ぐすっ…なに、ロベルト?」

「我ら一同、お嬢様にお仕え出来て本望でした」

「っ!!」


 何でそんなこと言うのよ!もう…もう止められないじゃない!

 溢れる涙が留まることを知らない。たった1年足らず一緒に生活していただけなのに、何年も共に過ごしたはずの本邸の使用人たちとは比べ物にならないくらい、絆が彼らとは出来ていた。


「ふふっ、綺麗な顔が台無しだよ?」


 そう言いつつ、リアはハンカチを私の目元に宛がう。もうこれ以上泣いてる姿を見られたくなくて、そのハンカチを強引に奪い取って顔を拭う。


「ああ、そんなこすったら…」

「チーン!」

「……まぁ、君らしいね」


 ふん!私の堰を壊した罰よ、これは!

 涙にぬれ、鼻水をかんだハンカチをそのままリアに返した。さすがのリアもこれには苦笑いを浮かべて受け取っていた。

 私が落ち着いたことで、ようやく馬車に乗るタイミングになった。と、そこでロベルトが一歩リアの前に出た。


「リア様。お嬢様を、お頼みします」

「うん、頼まれたよ」


 えっ、何でリア頼まれてるの?確かにあなた第二王子だけどそれは隠してるのよね?名目上はあなたは今日で解雇の使用人というだけなんだけど、どうなってるの?


「じゃ乗ろうかアリス」


 いや乗ろうかってなんであなたが先に馬車乗ってるのよ?これ侯爵家の馬車なんだけど?行き先私んちなんだけど?なんだろう、リアが手を差し出しているけどその顔がものすごく胡散臭い。帰らなくちゃいけないのに、帰ったらこれまたとんでもないことになりそうで怖い。


「…やっぱり私ここで」

「はい、大人しく乗ろうね」


 踵を返して別荘の方に脚を進めようとしたら、膝裏と背中に手を回されて抱き上げられてた。しまったぁ!?痩せたらこんな簡単に持ち上げられてしまうなんて!


「ちょっと!下ろしなさい!」

「ダメだよ、早く帰らないと」

「嫌な予感がする!」

「それは前世の記憶?」

「女の直感!」

「じゃあ当てにならないね」

「どういう意味よ!?」


 手足をじたばたさせてなんとか抵抗を続ける。このまま馬車に乗せられたらもう逆らえない流れに乗せられそうな未来しか見えないわ!


「もう、仕方ないなぁ…」


 お、諦めたかしら?と思ったら不意に額に感じる柔らかな感触。


「お淑やかにしてようね、私のお姫様?」


 い、いい、今何をぉ!?

咄嗟に額を両手で覆う。触れた部分には何も残っていないのに、やたらそこだけ熱く感じる。いや熱いのは私自身が熱くなっているからかもしれないけど。


「な、な、な何…を!?」

「そっちじゃ不満だった?」

「不満とかじゃなくて!」

「私としてはそっちでもいいんだよ?」


 そっちってどっち!?どこにする気!?いや聞かなくてもこの状況じゃわかるけどさぁ!ってこっちが何も言わないのをいいことにリアの顔が下りてくる。えっ、本気でする気?あれ、止まらないね。行き先間違いなく……唇、だよね?いやいやそれだけはほんとまずいから!

 私は覆うのを額から自分の口元に変えた。唇が隠されたのにそれでもリアは止まらない。そのまま、私の手に唇が当たる。一瞬だけ触れてその柔らかさと熱が伝わり……離れる間際、指に感じるざらつく感じ。

 

(い、い、い、今舐めた!?)


「じゃ、行こうか」


 ガタンと馬車が動き出す。あれ、いつの間にか乗せられてる?っていうか座らされてる?ドアもしっかり閉まってるし、ほんといつの間にぃ!?っていうかちゃっかりリアは隣に座ってるし。侯爵家の馬車だから広さには余裕があるけど、だからといって隣に座っていいなんて言ってない。というかさっきの行為にまだ言及もしてないし!絶対さっき舐めた!キスならまだしも舐めるなんてどんな変態よ!こんな変態の隣なんて座ってられないわ。

 向かい側に座ろうとして腰を浮かせて…リアの手が足と腰に回されて座り直された。


「危ないから、座っていようね」

「あなたの隣だから危ないんだけど?」

「私の隣ほど安全な席は無いよ?」


 どの口がそれを言うのよ!?リアの隣にいるなんてさっきから危険しか感じてないっていうのに。


「いつか襲われそうで気が気じゃないのよ!さっきだって!」

「やだなぁ、さっきのはほんの挨拶じゃないか」

「あなたの挨拶と私の挨拶にはずいぶんと隔たりがあるわね…」

「じゃあその隔たりを埋めるためにもう一度『挨拶』しようか」

「結構よ!」


 ロベルトはなんでこんな男に頼んだのよ!それともロベルトの前じゃ綺麗に猫被ってたのかしら?っていうか近い!手離しなさいよ!


「照れちゃって。ほんと可愛いなぁ」

「照れてな…耳元で喋るなぁ!」


 ああもうほんとさっきから何なのよ!ものすっごい不愉快!

 いつの間にかリアの顔は私の耳元に寄せられていて、リアが喋るだけでその吐息が耳をくすぐる。今絶対リアの方を向いちゃいけない。この近さでリアの顔を見たら……いろいろ終わりそうな気しかしない。


「耳まで真っ赤になって……食べちゃいたい」

「ひっ!?」


 今耳が何か啄まれた!ほんと冗談にならないって!


「リア!あなたねぇ!」

「なんだい?言いたいことがあるなら私の顔を見て言って?」

「見るわけないでしょ!」


 さっきの言葉もわざと耳の奥に響くように耳元で間近で発している。まるで、吐息が耳の穴を通ってそのまま脳をくすぐるように。その感覚に背筋がぞくぞくする。

 リアの方を向くこともできず、かといってこのまま耳をリアの方へ向けていれば彼に弄られるのを止められない。離れたいのに腰に回された彼の手がしっかりと腰を掴んでいる。


(こうなったら…!)


 このままこの密着した状態で屋敷に帰るなんて到底考えられない。なにせまだ馬車は出発したばかり。道程としては1日かかる見込みだ。このままなど色んな意味で耐えられない。耐える自信がない。

 だからこそ、この状況を打破するために私は腰に回された彼の手にそっと指を宛がう。そして…


「いっ!?」


 その手の甲の皮膚を思いっきりねじ上げた。いくら鍛えてる男性といえど、皮膚そのものまでは鍛えられない。

 思った通り、痛みに耐えかねて腰の拘束が緩んだ隙に私はすぐさま対面側の席に逃げ込むことに成功した。そしてそのまま手近に置いてあった毛布を手にとり、身体を覆って防御態勢を取る。


「金輪際触れるの禁止!」

「え~?」

「え~、じゃない!」


 そもそも未婚の令嬢にべたべた触れるとか何考えてるのよこの王子様は!?というか自分の兄の婚約者よ!その相手にあんな触れ方ってありえないんだけど!

 いろいろと湧き上がった感情を、憤りの感情で塗りつぶしておく。

 睨みつければ、黄金の瞳は優し気な光を灯してこちらを見つめてきた。どうしてこの人はこんな光を灯せるのか、正直理解できない。彼は一体何を考えているのか…さっぱり分からない。

 …だから、考えるのはもうやめることにした。


「寝る!ついたら起こして!」


 そう言って広々とした座席に横になったら、心底あきれ果てたようなため息が聞こえた。


「君は本当に………まぁ、いいか」


 何がいいのかは知らないけど、もうこっちの知ったことじゃないし!寝てしまえばリアも変なちょっかいを出さないはず。下手に起きているとあの手この手で揶揄いに来るのだからここは寝るのが正解だわ!

 目を閉じて視界を闇に切り替えると、馬車の揺れが心地よい。案の定リアも言葉を発することをやめ、耳には車輪の回る音だけが届く。思いがけず寝るにはいい環境が整っており、私はあっという間に眠りの世界へと落ちていった。



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