3.そして始まる
「ヘッセよ、あぁヘッセよ。hsohfahodnajdjabhbddabsxanxanklnsfjksdjfskdncensnanenaknでdkaklahdehobfabfknalだから・・・」
「・・・」
目覚めたら白い空間にいた。まぁ普通に死んだってことだ。目の前にはひげもじゃのオジサンがいる。怪しいからジッとオジサンを見つめてる。
「では、そのようにする。さらばじゃっ」
瞬間、地面に穴があいて吸い込まれた。そのようにする?さらば?と言うか何言っているかわからなかったんだけど。もうなんなんだーーー。
「あああぁぁああぁぁx-」
白い便器に吸い込まれる水のごとく、僕は吸い込まれて、意識はまた暗転した。
「おぎゃあ、ぉおげぇやぁぁ、おぎゃあ」
「あらあらザヘルちゃん、おこなの~~?」
「うぎゃあ、おぎゃあ、ちゅちゅ」
「はいご飯よ~。一杯飲んでね~。」
「うぷ」
あの後、意識が戻ったと思ったら、体が縮んでしまっていた。体は子供、頭脳は大人。そんな僕の名前はザヘルと言うらしい。
気付いてもらえると思うけど、たぶんよくある異世界転生をしたみたいなんだ。今は、子供と言うより生まれたての赤ん坊だ。あっかんぼう。
ごほんごぼん。それはともかく、もうなんだっていうんだろうか。軍服少女に出会って、筋トレさせられて、異世界転生してって。お腹いっぱいだよ。誰か何が起きているのか説明してくれ。
「飲み終わった?もういいの?じゃあお昼寝しましょうねぇ~」
シャララン、シャララン。
「ザヘルちゃん。この音の鳴るおもちゃ好きよね~」
シャララン、シャララン。
今世のお母さん。それは寝させるときに鳴らすようなものなのか? ついつい反射的に両手でつかみたくなってしまうじゃないか。うぅ・・・ねむい。シャララン、シャララン…zzz
年齢に引っ張られているのかそのまま寝てしまう僕だったが、窓の外から何となく懐かしい視線を浴びた気がした。
「俺の名はザヘル! かかってこいやぁ」
そして夢の中で僕は、漆黒の巨剣を振り回して、その斬撃で並み居る敵を消滅させていた。