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不思議の君と人見知り姫  作者: 杏堂みらの
3/5

青ざめた沈黙

「セイラ、僕だって可愛い妹を嫁にだしたくなんかないよ。でもね、彼は信用してるし、一番仲が良いから」

「それはお兄さまがでしょう?」

「うん。だけど、分かってる? セイラ。18になるまであと少しなんだよ…………」



セイラはハッとしたように顔を上げて、俯く。

彼女の青ざめた顔は、マントのフードに隠れて見えない。



「お兄さま…………、考えさせて下さい」



やっとの事で絞りだした声。



「うん、わかったよ。あ、セイラ、今日は何処に出かけたんだい?」

「本屋さんです」

「一人で大丈夫だった? 言ってくれたら僕も一緒に行ったのに」

「マントを着てたから平気だよ」


心配性な兄に笑ってみせる。


「そっか。じゃあ僕は少し席を外すから、レイの相手をよろしくね」


ポンっと妹の頭を軽く撫でてセツは部屋を出ていく。兄が出ていった後セイラは、部屋を支配する沈黙が気まずくて堪らなかった。

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