表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

お粗末でショボい悪

作者: 阿部千代

 立花孝志のクソっぷりがいよいよのっぴきならないことになっているが、ここまでのクソを利用しているクソ野郎の斎藤元彦、そして連中を狂信して止まないクソの大群、見渡す限りのクソ、クソ、クソ。クソのミルフィーユだ。

 おれの養父がガーシーと立花にハマっていることを知った時は、救えないアホってのは実在するんだな、それもこんな身近に、なんて呑気に構えていたものだが、おれは間違っていた。お粗末でショボい悪は、お粗末でショボいがゆえに、お粗末なショボさに共鳴してしまう情けない魂の持ち主どもを取り込み、強力な怪物へと変異していくのだった。

 おれは一昨年の正月に、養父を見過ごすべきではなかった。お茶を濁すべきではなかった。徹底的にぶちのめすべきだった。それはとても辛く悲しいことだが、人としてやらなければならないことだったのだ。

 おそらくは日本中、いや世界中でこんなことが起こっている。見過ごすべきではない。だが、関係性、その場の平穏、なんやかんやを理由にして、見過ごす自分を見逃してしまう。それはお粗末でショボい悪に加担したことと同義だ。

 お粗末でショボい。だが強い。それは人間の強さだ。やつらを舐めてかかってはいけない。見下せる位置にやつらはいない。目線を合わせ、対等な場所で、ぶちのめしてやろう。人間の強さを連中にも思い知らせてやろう。

 おれ個人で言えば、まずは養父だ。サルと化していたおれを、めげずに育ててくれて、高校にまで行かせてくれて、ありがとうございます。マジで感謝しています。それはそれとして、あんたをぶちのめす。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
とてもいいエッセイでした(#^^#) そうだそうだ!と頷きながら読みました。言い回しも面白くて笑ってしまいました。 立花氏も斎藤氏もほんとに最悪です。その二人を支持できる人の気が知れません。SNSでは…
 今回の騒動で、一番笑えたのは東国原さんでして、斉藤知事を攻撃しているスタンスを崩さなきゃ良いのに、コメント欄でボロクソ叩かれて、あっさり立花孝志礼賛に転がって、更にまた炎上してます(笑)あの人、確…
2024/12/03 10:13 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ