コラッツ予想(39)ブラックホールだった
38では、倒れたドミノの上を歩くように系統を渡って1にたどりつくことをイメージした。
演算はまるでブラックホールのようだ。
3倍で増えた質量によって空間がつぶれることを繰り返しているようだった。
星の内部は、1と0の層があって均一ではない。
密度計算では限界があった。
結局数学的に証明するには、ツリーを数式化して、たどっていくのが正確なようだ。
問題は、どういうツリーをつくるかだ。
規則性のある場所を選ぶことが大事だ。
普通に証明できないということは、ツリーが上へ広がっているのではないかという予測が当たった。
3^a-1を2進に変換することを考えていたが、どうにも複雑でやめた。
1桁しか減らない数字を系列にわけて、2桁以上減るものは探査済みとすることができた。
普通は数字の大小で探索済みを考えてしまうが、今回はより小さい経路に落ちることをイメージしたので自身より大きな数でも探査済みということができるようになった。