理由
「決まってんだろ」
「何がよ」
おんぶされたあたしは、下沢の上で問い続けた。
「じゃぁ、俺のフルネームと誕生日答えられたら、教えてやる」
生意気だな、、とかつくづく思ったりする。
「で、答えてみろよ」
あ〜
なんで助けてくれたのかな
本当に気になった。
あたしは、身を震わせつつ
「下沢 ・・春樹?」
あたしはぶっちゃけ自信がなかった。
こーゆーの苦手だもん。
「せーかい♩」
「で、誕生日は・・」
どうしよう、そんなの知る訳ないじゃない。
保健室に着いた。
「七月九日」
自分の誕生日を言ってみた。
あー、どうなっても知らない。
「あたり」
「え・・」「なんでお前が驚くの」
だって・・それは
「あたしもその日なの」
え!?
とあいつも驚く。
そして言う。
「なーんだ、俺の誕生日知ってくれてると思ったのに。」
・・と言って
あたしをベッドにおいてくれた。
「そんな事やらないからヘーキだよ♥」
知ってるよ、、、
あームカツク。
「ふー・・・
なんでさ、あんたそんななの」
彼はあたしの問いに答えた。
「生まれつきってやつだよ☆」
ますますいや・・
「じゃあ、理由教えてあげる。」「去年から
ずっとずっと
神谷の事好きだった
だから助けたの」まってまってまってまって
今、
「今、なんと・・」