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烈風のアヤキ  作者: 夢闇
二章 ~アクリス武闘大会~
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『暴走突然』

その剣に名は無かった


いや、名は過去にはあったのだろう


だが施されている文字が精霊文字では読むことも出来ない


精霊文字は精霊が作ったとされる文字であったが精霊はこちらの世界に長くいると体力などを多く消費してしまうためこういった文字の解読をすることはなかった


だがこの世界で人とは違い、文字を生み出し使うことが出来るのはだれだ?と問われたら迷わず精霊と皆が答えるだろう


人型でありながら人でないその生き物は人間と同じく知識をもち、言葉などを使って話もする


それだけで勝手に人々はこの文字は精霊文字と名付けられた


精霊が読めないのに、だ


とはいえ他に呼び名が無いため皆はこの文字を精霊文字と言う


読めないのなら、この剣に新しく名を付けたらどうだろう


そう言ったのが剣の持ち主であった英雄だ


英雄が生きていた時代はまだ、森は雪には覆われていない場所であったという


最初英雄は樵をして森の手入れをしていた男だったという


その男はある時、空から落ちてくる人と魔獣をみたという


魔獣は大きな尾を持ち英雄と空中で何度も交差しながら戦い、そしてボロボロになった両者は同時に地面に叩きつけられた


魔獣は大地に叩きつけられ、男は木が僅かにクッションとなり命を取り留めたそうだ


落ちてきた男は最後の力を振り絞ってその魔獣の魔力が溜まった尾を切り飛ばし、その顔に剣を突き立てた


すると魔獣の体は徐々にひび割れ、最後に魔獣は巨大な石の塊へとなってしまった


男ははすぐさま落ちてきた男を介抱し、男はみるみるうちに回復していったという


そして男は助けてくれたお礼にと身につけていた二本の剣のうち一本を渡した


この剣はこの地に封印した魔獣を縛り付けるための剣


故に我は持ち歩けないと男は言った


剣を守り、この地をこれからも守り続け、この地に平和と安息を


男はそう言ってフラフラと血で真っ黒に染まった服を着てどこかへと消えてしまった









「は、入れない・・・と言うことですか?」


「当たり前だろう!」



俺は今、城の正面の水門のところにいた


目の前の石台に乗って左右に二人の騎士が居た


その騎士は俺の前で槍を二本交差させて通すまいと道をふさいでいる



「一般市民が城に入るときには許可状を提出して頂かないと」



・・・・許可状?


っていうかせっかく戻ってきたのに入れないってどういうことよ?その辺の手回しぐらいしててもいいじゃないか


城の領地は大通りの四方大水路と繋がっており、其処には巨大な金属の柵がしてあった


柵の間からは水がきちんと流れておりせき止められることはなさそうである


その柵の前で俺は悩んでいる


どうしたものかな・・・


門番に知られていないってことは俺を知っている人に入れてもらうしか方法は無いって事だよな


だけど俺を知っている人なんてほんの一握りのお偉いさん達だけ


城までは遠いし声も届かないだろう


かといってこんな場所に都合良く隊長や王族が出てくるとも思えない



「よく見ればお主、黒髪とは一体どこの出身だ?」


「うぇ!?・・・っと・・・遠いところです」



嘘はついてないよ。嘘は


だけど



「怪しい奴だ。許可状も無しに城へ押しかけるとは・・・」


「帰れ帰れ」



うぐ・・・なんか前にもこんな事合ったような無かったような


そんな記憶もまだ新しい


あの時は確か散々コケにされて引き返したんだっけか


そして何故か捕まって縛られてご入城したんだっけか・・・・グルグル巻きにされて


まさかあんな方法で城に入ることになろうとは全く予想だにしていなかった


許可状・・・・は・・・・無いもんな・・・


ん、そう言えば許可状は無いけど別の物が合ったはず



「ちょ、ちょっと待っててくださいね」



俺はすぐさま前にソーレを入れていた袋の中身を漁り始めた


あれからソーレを入れる必要が無くなったため、自分の持ち物を入れるバックにしていたのだ



「あったあった。これこれ」



俺は一枚の封書を取り出した


ぺったんと押された押印を目立つようにして二人の前に俺は突き出す



「なんだこれ?」



二人は小舟に乗る俺が持つ封書を確かめようと前のめりになる


俺は大通りに出た後大きなダトルの引っ張る船に乗り換えた


四方大水路は川上から流れてくる元々の川、そして左右の山脈から流れてくる二つの川、計3本の川が王都中心の城のところで交わり南へと流れていくようになっている


城の周囲はその川のおかげで濠のように囲まれている


俺とツキが入ってきたのは街道が繋がる南の大水路


故に川を通るにはほぼ逆流の中を昇っていくことになり、手こぎでわたれるのは小さな水路のみなのである


流れを遡るにはダトルが必要不可欠であり、俺もそれにのって城の近くまで来たはいいがおとなしくても大きな魔獣はあまり城に近づけることが出来ない決まりらしい


まぁ暴れたりしたら危ないしね


そんなわけで近くまで行くには少しばかり小舟で頑張るしかない


アンカーをおろして船を流されないようにして、その上で俺は今こうして交渉していた


俺が袋から出して突き出したのはアルフレアさんから預かった書状


其処にはグレアント王国が正式な書状や書類などに使うための真っ赤な押印がされている


とっさに自分が使者だと言うことにしておけばこの場は通れるんじゃないかなと思い俺はこれを突き出して自分を指さして



「俺使者。グレアントの」



とか言ってみるも男達は疑い深い目で俺を見てくる


ま、そりゃそうか



「本物ですよ」



男達はまだ俺を疑い深い目で見ている


さて、どうした物か


本物だとしてもそれを妙な奴が持っていたらそりゃぁ信じられないだろうなぁ



「あ、そうだ。これを一応ファルアナリアさんに渡してください。それで誰がって聞かれたらアヤキ・サクラって人が持ってきたって伝えてください。そしたらたぶん入れてくれると思うんで。我ながら天才!」



よく思いついたな俺!!


ん?そうでもないのかな



「ふむぅ・・・・本当かどうかは我らでは判断しかねるな。本当ならば正規の使者が来るだろう」



男は悩んだ


これが正規の使者だとするならば中に入れておきたいところだが普通こういった使者の事は鳥の脚につけた手紙で事前に知らせなどが来るはずである


それが無く、またどこからどう見ても正規の使者とは思えない男が書状をもってきた


それにこの口調


下手に中に入れるのは良くない


だが本当に使者だった場合、男に対してあまり無礼な態度を取ったら後が恐い


とはいえ誰かも分からない輩が持ってきた書状を直接王妃に見せて良い物だろうか?


それ以前にこの書状は本物だろうか?


目の前の男が使者には全く見えないのでそれが本当に本物なのかどうか男としては判断材料に困るところである


信用できるもの根拠がほとんど無い


どうしたものか、と門番二人は顔を見合わせた



ちょうどそのとき、流れてくる水の中に、尖った木の枝が流れてきた


するりと城門の柵を通り抜け、彩輝の乗る船の真下を流れ抜け


そしてその木の枝は後ろで待機していたダトルのひれに突き刺さった


ダトルのひれは堅く、普通は木の枝などは刺さらないはずだった


だがひれの先の爪の裏


その僅かな隙間は唯一ひれで堅い皮膚には覆われていない場所であった


運悪くその隙間に刺さり、しかも爪にも引っかかって簡単には取れなくなってしまったのだ



「クォオオオオン!!」



突如背後で上がった水しぶきとダトルの鳴き声に俺は振り向いた


船漕ぎのおじさんがオールを持ったまま空を飛んでいた


ぽかんと口を開けたまま何が起こったのかを理解する前に頭から川に落ちていった



「な、なんだぁっ!?」


「うぉっ!?」


「ひぃえっ!?」



高く昇った水柱の中心に居たのは彩輝が乗ってきたダトルがいた


門番二人も何事かと飛び上がりながら目の前で吹き上がった水柱に驚いていたが、すぐさま槍をダトルに構えた



「え・・・・え・・・・!?」



衝撃の展開について行けない俺


そんな俺に向かって猛スピードで突っ込んでくるダトルの小さな目には理性が感じ取れなかった


な・・にが・・・・!?


俺は我に返ってとっさに横っ飛びに船を飛んだ


船は岸近くまで寄せてあったので何とか陸地に飛び乗ることが出来た


次の瞬間には俺が一瞬前まで乗っていた木の船は木っ端微塵に吹き飛び、ダトルは柵に突っ込んだ


大きな音をたてて金属の柵は大きく変形して曲がっていた


その柵の一本一本の太さはおおよそ直径10センチ以上はある太い物でそれが大きく凹んだ光景を目の当たりにして俺はゾッとした


門番の二人もその衝撃で尻餅をついていた


そんな俺もダトルが柵に門にぶつかった衝撃でバランスを崩してすぐにはたてずにいた


一瞬遅かったら骨折とかじゃすまなかった


冷や汗がじわじわと出てくる


一撃で門があそこまでひん曲がるぐらいだからな



「こ、これ以上暴れるようならば貴様へ攻撃する!!」



門番の一人が槍を構えてダトルに向かって叫んだ


ダトルはゆっくりとひしゃげた柵から頭を抜き、ゆっくりと後ろへと下がった


だが言葉が聞こえているというわけではなさそうでその目には未だ何も映ってはいない



「このまま暴れさせて水路を暴走させるわけには行かないんだよね・・・」



乗り気じゃない俺だったが真顔でつぶやく


他には誰もいないしこのまま水路へ逃がしたら被害が酷くなりそうだ


っと、その前に俺はおじさんの救出に回った方がいいかな



「少しばかり気を引いておいてください!!」



俺は二人の兵士に向かって叫んで上着を脱いだ


二人の門番は俺が何をしようとしているのかは分からないと言った顔をしていたが首を縦に振る



「よし!!」



そして水の中へと飛び込んだ


一気に周囲の喧騒が消え、代わりに水の流れる音を体が感じ取る


緩やかな流れとはいえ、油断したらダトルの攻撃の矛先が俺に向かってきてもおかしくはない


すぐにおじさんを助けて水の上に戻らなくては


水上から見る限りおじさんはどうやら気を失っているらしく、水にもまれながら流れていくのが見えた


すぐに下流に向かって泳ぐ


流れが緩やかだったおかげかすぐにおじさんに追いつき、俺はおじさんの手を引っ張って岸へと泳いだ


見物人の人に手を貸してもらって岸までおじさんを引っ張りあげると俺は城の方へと向き直る


此処から門のところまでは川の護岸の用になっていて走っていけるようであった


任せた以上は戻らないといけない


おじさんはすぐに口から飲んだ水をはき出した


とりあえず意識は在るようでふらつきながらもおじさんは壁に自力でもたれかかった


俺はすぐさま城の方へと向かって走っていく


そしてソーレを抜いた


さっきダトルを水面下からみたとき、後ろのひれの爪の隙間に木の枝が刺さっているのが見えた


恐らくあれが原因だ






チル・リーヴェルトは自室で書類に目を通していた


龍がこの王都を襲来して彼が連れ去られてからというもの、私にもいろいろと面倒くさい書類が大量に回ってきた


とはいえまだ文官達よりかは半分ほどの量ではある


あれから王都の修繕や警備体制の強化やらでいろいろと忙しかったのだが隣のグレアント王国で警備体制の解除とアヤキ・サクラの無事という吉報が同時に舞い込んだ


それからは通常勤務態勢に移し替えたのだがまだあの事件のことは城下では騒がれている


龍撃退の行賞として私と副隊長のアルレストは多額の褒賞金を受け取った


だがそんな物は街の修繕費に全額をあてた


一人の少年が龍に連れ去られたというのに、私たちにはそんな物をもらう資格はないと思ったからだ


とはいえ国の方からは何かしら形のある恩賞を与えなければ周りの信用度も落ちるというもの


何も褒賞金を寄付に回したのは私だけではなく、アルレストも同じようであった


最初は彼が真っ先に彼を追おうとしたのだが私とファルアナリアさんはそれを止めた


彼は龍の攻撃を喰らって追いかけなど無謀すぎる傷を負っていたからだ


方角、そして龍の種類の生息地からみて行き先はオラージュ山脈方面だろうということは容易に分かった


そこで特別に魔力が完全に回復していない水鏡を使ってグレアント王国へと連絡を取った


幸い彼はそこで保護されたと後々伝書鳥の報告で分かった


それを聞いて全員がホッとし、それと同じくらいに皆驚きを隠せなかった


龍なんかにさらわれて彼が生きている望みはかなり薄いと思っていたからだ


しかも無傷ときたものだから一体何をしたのだろうとすら思った


そして再び伝書鳥によって彼がグレアント王国を発ったという知らせが入った


そういえば王妃は迎えを祝うとか言っていたがちゃんと門番には彼のことを知らせたのだろうか?


まだ彼の事はほぼ城の重要な関係者と三大貴族ぐらいしか知らない


だが門番だけには言っておかなければ追い返しをくらうかもしれない


彼は黒髪黒眼で周りからみてもちょっと怪しい人物ではある


そんな彼が城の水門の前で引き留められることは・・・・十分あるな


王妃が伝え忘れていなければそれで問題は無いのだが城門警備は確かアクアサンタ騎士団の管轄でもある


ありゃー・・・こりゃ失敗したなー。


もしかしたら言ってなかったのは不味かったかもしれない


とりあえず門番に言いに行ってみるか。書類も片づいたし。


早く到着してればもしかしたらすでに追い返されているかも知れない


そんな彼が城の他に行くところは他にない


龍襲来の日に溜まっていた最後の書類に判子を押して机の引き出しにしまって立てかけた蒼天駆を手に取った


城内帯剣帯杖は隊長、副隊長、そしてその下に位置する五師団の師団長のみの特権である


ただし王との謁見の場合だけははずさなければならないが


チルが脚をかけたのは窓


解錠したのは窓の鍵


窓を開け放ち、涼しい風が入ってくる


白く、真っ直ぐな髪が綺麗に太陽の光を反射する


窓枠に手をかけ、そして椅子にかけておいた隊長を意味するマントを片手に握りしめ


迷うことなく、それが当然といわんばかりにチルは自室から飛び降りた


真っ逆さまに




城内と城の前との間にある水路基川は敵の侵入を拒むためとはいえ、周りを全て水で囲まれているこの城の長所でもあり欠点でもある


そんな濠を蒼天駆の力を使って空中に足場を作って城門である水門へと向かおうとしていたが透明な足場のすぐ下に小さな可愛い魚が泳いできた


濠、水路とはいえほとんど川と変わらないためこういった水生生物も多数居て彼らはきちんと生態系を作っている



「かわいいなぁお前等」



たまにチルは気分転換に足場を作って釣りをしたり魚や鳥に餌付けなどをしていたりするため勘違いした魚が寄ってきたのだろうか



「だけど今回は餌も何ももってないのよね。まぁ近いうちにまた来るよ」



そう言い残して前方に足場を作りその上を歩いていく


そのとき、突如大きな音と共に前方で巨大な水柱があがった


空中にいたため地面は揺れなかったものの、空気の振るえと水がざわめく様子を見てただごとではないと思ったチルは様子を確認するために一端上へと足場を作った


水面ギリギリの場所に足場を出していたためその水柱が水面に落ちると少し大きな波となってこちらに向かってきた


とはいえこの程度なら城へは届かないだろう


城事態は中州のような場所の丘の上にあり、そのうえ築いた石垣の上に建っているため被害はほとんど無いはずだ


それよりもこのままでは正面の様子がよく見えないし押し寄せてくる水は確実に自分を捕らえるだろう


上に足場を沢山作り、それに飛び移りながら上を目指す


すぐに押し寄せる波よりも高い場所についた


そこから見えるのは大きく曲がった城の水門



「おいおい、何をどうしたらああなるんだよ・・・」



巨大な何かがぶつかった?


でなければあんな曲がりかたは・・・


あの水しぶきは水門のところに何かがぶつかった時に吹き上がったと考えるべきだろう


チルは足場を前方に作り走り出す


そしてすぐに水門のところまでたどり着く


柵は酷い有様で取り替えなければ使えそうもないぐらいに曲がっていた


そんな巨大な柵を曲げたのは恐らく目の前にいるあのダトルだろうか


船漕ぎの主は乗っていない


逃げ出した、あるいは暴走して船漕ぎ主を落としたか・・・


どちらにせよこのまま放っておくわけにもいかない


とはいえあんな巨大な生物をどうするか


流石に殺すわけにもいかないがかといって野放しには出来ない


柵の前には二人の門番が門を守ろうとダトルに向けて槍を構えているが肝心の対象は水の中


槍なんて全く届かない


巨大な生物を止めるのはこういった兵士よりも魔術師の方が向いている


眠らすことも出来れば周りを囲って動きを止めることも出来る


自分がダトルを足止めしている間に誰か魔術師を集めてこなければならない


と、そこへちょうど良いところに城内で警備をしていた兵士が二人城から出てきた



「おい!今すぐに魔術師団長を呼んでこい!」



大きな声でその二人に叫ぶと二人は同時に城内へと戻っていった



「よし、後は時間稼ぎだ」



チルは剣の柄に手を添えた


そこでチルは目の前に現れた少年を見つける


びしょびしょに濡れて上着を着てはいないもののあの黒髪と黒目を見間違えるはずは無かった


にやっと笑ってチルは折れ曲がった柵の上に着地した



「やぁ、少年。久しぶりだな」






そんな声をかけられて、俺は柵を見上げた


まだ水路のど真ん中で暴れているダトルすら気にならないほど、彼女の存在は大きかった


最初に合ったときとはまた違う雰囲気を俺は感じていた


白い髪が日光を浴びて輝く


その神々しい雰囲気で俺を見下ろしているもんだから俺はついそれに見とれてしまった


我に返ったときにはすでに彼女の視線は俺からダトルに向かっていた


門番の二人も国の騎士団の隊長であるチルさんが来たことでホッとしているようであった



「さぁて、何があったかは知らないけどちょっと大人しくしていて欲しいんだけど・・・」



ダトルは我を失って暴れている


チルさんの声も届かなければ意味も分かっていないだろう


チルさんはダトルが大人しくならないのをみて蒼天駆の柄に手をかけた



「おとなしくしてくれないんならちょっと強制的に黙らせるよ?」



アクアサンタ騎士団隊長チル・リーヴェルトは剣を鞘から抜きはなった







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