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烈風のアヤキ  作者: 夢闇
四章 ~古今の異邦者~
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『帰還』



あまりにも呆気なかった最後の一撃がニールの体を貫いた。


あれほど世界を跨いで暴れまわった魔獣の最後が、こんな呆気なくていいのだろうかと不安になる程に彩輝はぼうっとした脳で考えていた。


倒さないといけない。その使命だけで動いていたものだから、ニールを貫いた後の事を考えていなかった。


地面に突き刺さった矛をゆっくりと抜いた。


ニールの姿、九頭竜の姿はもう何処にもない。


どこへ消えたのか、ニールを貫いた彩輝にすらわからなかった。


二人を包んだ光がおさまり、そこに立っていたのは彩輝ただ一人だったのだから。



「終わったのか?」



先程まで周囲を押し潰そうとしていた禍々しいプレッシャーは微塵も感じない。


下を見ると玉と鏡の欠片が落ちていた。


盾となり砕けた鏡と勾玉の欠片からは、あの神々しい力は消えてしまっていた。



『これが真の自由だ。さらばだ我が神子よ』



真っ赤な鳥が天高く舞い上がった。


南へと飛び去った神獣を見送った早苗は神子の力が、宿った力が抜けていくのを感じた。


身に纏った炎の翼と尾羽が消えていき、なんだか寂しく感じてしまう。


不死鳥の神子は私が初めてだと言った。



「あ……」



獣人の少女が小さな声をあげ、早苗が振り返った。


同じ力を持っていたからだろうか。今私には宿っていないが、わかる。どうやら神子の力はあの少女へと宿ったらしい。


近くまで歩いてきた仙の体からも氷が剥がれていく。



『じゃあなセン。それとまた会えるのを楽しみに待ってるぜカイ』



氷の狼は脇目も降らず雪を駆けのぼり、森の奥へと消えていった。


神子の力がセンからカイに戻り、大地で大の字になって寝そべるカイはへへへと笑みを浮かべた。



「終わったね、アーヤん……あ」



彩輝の後ろから聞こえた声を聞いて、彩輝はようやく脳が実感を感じ始めた。


終わった。俺は、守りきった。


愛しい人を失わなかった。


真っ白な翼が羽を舞い上がらせ、二人を包み込んだ。


純白の羽は雪に反射して消えていく。


彩輝も、自分の中から力が抜けていくのを感じた。


この力には大分お世話になった。


感謝をしながら、脳内には虹色の龍の声が木霊した。


それを聞いて彩輝は抜けていく勘違いして覚えていた力の名を知って笑ってしまった。


ソーレも気がついていたのならば教えてくれたっていいのに。


不死龍じゃなくて風刺龍だなんて、単なる俺の聞き間違いじゃないか。


あー恥ずかしい恥ずかしい…………でも、ありがとな。


何度も俺に協力してくれた力に感謝をし、そして全ての力が抜けていくのを感じた。


舞い上がった羽、その向こうで自らの体をぎゅっと抱きしめるツキ・ルベルの姿があった。


寄り添うチル・リーヴェルトがその小さな頭を撫でながら笑みを浮かべている。


その更に奥、佇んでいた龍が喉をならし翼を広げる。


視線が一度重なるが彩輝は何も言わず、視線でかえした。


風刺龍は体を浮かせ、その巨体は天高く空に虹をかけ飛び去ってしまった。


その反対側で一角天馬が小さくお辞儀をした。


彩輝からは見えなかったが反対側を向いていた唯にはしっかりと見えていた。


小さく頷いた唯を見て一角天馬は踵をかえし、まるで舞い上がった白い羽が飛行機雲のように見えた。


そして二人は同時に振り返り、同時に笑い、そしてキスをした。


短く、触れるだけのキスだったが、二人の心はずっと触れあっていると感じていた。



「お、カップル誕生か?いでっ!?」


「アホう!空気読めアホ彼氏!」



背後からガツンと頭を叩かれた仙が頭を抱えながら早苗と口論を始めた。


苦笑いしながら俺と唯さんが二人のコントを見ていると、やがて抱き合い笑い泣くカップルを見て二人で笑った。



「は~っ、終わったんだ……」


「終わった……んだよね」



そう言って、ニールが消えた場所を見る。


しかし、そこにはもう誰もいない。


その事が、なんだか不思議で堪らない。



「余韻に浸っているところ悪いね少年少女逹」



パタパタと服についた汚れをはたきながら、ハートウィッチが近づいてきた。


大陸一と言うべき存在でも過言ではない彼女は穏やかな笑みを浮かべている。



「君たちにはまだやることがあるだろう?」



そう言って視線を佐竹さん逹に向けた。


なにやら大層な祭壇が出来上がっている。


土を削り、盛り、できた祭壇はあまり見映えはよくなかったが即興で作った割には、という意味で大層なものだった。



「その矛は当初とは違う作り方をして、少し不完全なのよ」


「ダイヤレスさん……」


「行きなさい。そして終わらせなさい」



全てを知る彼女が言うのなら、間違いはないだろう。


しかし、躊躇いもあった。


終わったら、本当にこの旅が終わる。


それは別れを意味すると。


ここにいる皆とも、ここにいない出会った全ての人とも。


そしてソーレとも。


矛となったソーレでも、その鼓動、意思の拍動は今も聞こえている。


それでも、となりに立つ唯を見て彩輝は決心した。


力強く二人に頷き、思い出したようにお辞儀をした。



「ダイヤ~?もう少しかける言葉無かったの?せっかく私たちの世界を救ってくれたのに」


「別に。姉さんこそ、あんな魔獣や吸鬼くらいなんとか出来たでしょう?」


「あんたは私を買い被りすぎ。私なんかが神を倒せる訳ないでしょう。概念に矛を突き刺し貫くなんて芸当、そんなの神にしかできないわよ」


「あの少年は神になったと?」


「わかってるんでしょ。神の力を奪い神になろうとした信仰なき半人半神の男、人でありながら信仰を受け神の宝具をもつ神子の男。そこに差は無いわ。二人とも神でも人でもない狭間の存在だって。同じ存在なのに、何故神は正と負を産み出したのかしらね」


同じ神と人との狭間に立ちながら、その源が何故違うのか。


力を源とした吸鬼、願いを源とした人間。


そこに何の差があり、この決着にたどり着いたのだろうか。



「だからいくら魔法がつかえても、能力があっても、力を操るあの男には勝てなかったよ。願いを……私たちの願いを彼が引き受けてくれたから勝てたんだと思う」



そう思えば、まだまだ思いや願いという目には見えない力に意味があると思えるだろうとハートウィッチはダイヤレスに言った。


それっきり口を閉ざし、祭壇で準備を進める彼らを見守り始めたのでダイヤレスもそれにならうことにした。





祭壇の儀式を取りまとめていたのは稲田という人であった。



「自己紹介は初めてだね、桜彩輝君、一条唯さん。娘が世話になったようだね」



差し伸べられた手は泥だらけであったが、彩輝も唯も迷わず握手をした。


厚くしつかりとしたその手に、彩輝は父親としてのぬくもりを感じた。


まるで父のようにごつくて逞しい手だったからだろう。



「娘?」


「夕日のことだ」


「え、でも名字が湊じゃ……」



戸惑う唯さんに稲田さんは笑いながら説明してくれた。



「あぁ失敬!まだ結婚もしてないし、夕日に私の血は流れていないよ。まぁ近々実と籍をいれようと彼女のご両親に挨拶しようとしていた時にこっちに来てしまったんだ」


「はぁ―成る程。皆色々事情があるんですね」


「さて、君たちにはまだこれが何か説明していなかったね」



稲田さんは祭壇の方に振り返り説明を始めた。


なんとなく予想はついていたが、この祭壇は予想通りもとの世界へ戻るために作ったものらしい。


それはあの千尋ちゃんが教えてくれたそうだ。


なんでも吸鬼から情報提供を受けたのだという。


信用できない、といった表情を浮かべた唯さんの気持ちもわかるった。


が、差し出された巻物、それを記したのがかつて千尋ちゃん、九尾の狐と同時にきた千尋ちゃんの兄であり、この刀の持ち主だった人物だと説明を千尋ちゃん本人が言ったのだから信じるしかない。


そもそもずっと探し求めていた帰還の方法が見つかったのだ。


例えデマでも、やらなければ気がおさまらない。



「円の外周に宝玉を砕いた刀を刺し、刀に魔力を蓄えさせる。共鳴させた君の刀が矛になったならばそれを大地に刺し、周囲の刀で囲った陣に異世界への扉が……というのが当初の予定だったのだが」



苦笑いしながら稲田さんは俺のもつ矛に目をやった。


それを見て、あーと彩輝は視線を反らす。



「まぁ刀が矛になるなんてあり得ない現象が起こったんだ。多少信憑性は出てきたな。要は周囲の刀は君の刀を矛にすると同時に扉を制御する柵であり、扉を開く力を矛に送る役割、扉を開く電池みたいなものなのだろう」


「じゃあ、さっきあいつを貫いた時に扉が開かなかったのは?」


「周囲の刀が地面に接していなかったからしゃないかな」



刀を実際に持ち、九頭竜の触手に埋まった宝玉を貫いた唯が言った。


かもしれないね、と稲田は頷いた。



「意外と祭壇の設計図が細かくてね。そこは大工の佐竹さんに助けてもらったんだ」

そう説明し、祭壇の横でぶっ倒れている佐竹さんと玄元さんが見えた。


その横で千尋……いや、夕日ちゃんの体を抱きかかえる実さんがいた。


幸せそうに涙を浮かべた実さんが夕日ちゃんをしっかりと抱きしめている。


それを見て彩輝と唯は顔を見合せ、声をださずに笑いあった。



「さぁ、最後の仕事だ!心残りのないようにな」



稲田さんの一言で皆が動き出す。


聖天下十剣をもつ人たちを集め説明をしたり、初めて合うもの同士が互いの健闘を称えあったり、彩輝や唯、早苗逹に礼を言ったりする者も、何も語らず去る者もいた。


それは恐らく、これが最後の時間だと誰もが悟っていた。

もし最後じゃなくても、悔いを残さずないようにしようと誰もが思っていた。


そして誰が何を言うわけでもなく、皆が所定の位置に立つ。



「皆で、帰れそうですね」


「だね。アーヤん、あっちに戻ったらどうする?」



隣に立った唯が彩輝に聞いてきた。


帰ったらどうするか……か。



「とりあえず家に帰って家族にただいまって言おうかな」


「そっか。じゃあ私もそうしよ。それと、はいこれ」



唯は小さく折り畳まれた紙を取り出した。


何かの数字が透けて見えた。


何故かドキリとした。


キスまでしたのに、何を怖じける必要があるのだと自らを鼓舞する。



「無事に帰ったら開いて。こっちじゃあんまり余裕無かったからさ。戻ったら、一緒にいろんなところに行こう」


「異世界以上にインパクトのあるデート先を見つけるのは大変だぞ少年」



彩輝の背中をニット帽を被った仙が叩いて笑った。


その彼女である早苗さんがため息をつく。



「バカね、好きな人と行ければ何処だって最高の思い出よ。たとえ異世界でもね」


「お前は特殊すぎる。遊園地より漫画喫茶がいいとか言う君お前の意見なんて誰が――――」


「ですよね~。気が合いますね!もし良かったら暫くして落ち着いたらダブルデートとかしません!?」


「お、いいね!じゃあちょっと連絡先交換しようよ!」



その様子を見て仙が彩輝と肩を組みため息をついた。



「やっぱ女は男にゃ理解できん生き物だな」


「ははは、ですね。でもそれも含めて好きになったんだから、諦めるしかないですね」


「だな」



そうして振り替えれば大人たちが名刺交換なんかをしている。


よく名刺なんてまだ持ってたものだと思ったが、大人はいつも持ち歩いているのだろうか?


バス会社と建築業と教師がかかわり合う仕事なんてあるのだろうかと思ったが、まぁお互い通勤したり家を建てたり勉強を子供に教えたりするかもしれないと思えば、どこかで関わっていても不思議ではない。


そんな俺達の会話が一段落ついたところで稲田さんが歩み寄ってきた。



「彩輝くん。そろそろ」


「あ、はい」



稲田さんに呼ばれて祭壇の中央に立った。


矛を担ぎ上げ、不安そうな表情を浮かべた唯に微笑みかける。


祭壇の中央にから周囲を見渡す。元神子、いや現神子が刀を持ち祭壇を 囲んでいる。


カイ、ツキ、リク、ライや、新たに神子となったウーリィン逹がそれぞれ刀を構えている。



「刀を」



手を軽くあげた稲田の合図で一斉に祭壇を囲む神子逹は刀を大地に突き刺した。


宝玉を貫く行為を飛ばしてしまったが、結果としては貫いてから大地に刺すという手順通りには違いないので大丈夫……だと思いたい。



「矛を」



その声で、彩輝はそっと矛を大地に突き立てた。



「さて、最後に言い残したい事がある人は?」



最後、と言われたのになんだかあまり実感がない。


周囲を見渡すと、そこには沢山の瞳があった。


共に戦ったり、旅をしたりした異世界の民がそこにはあった。


長いようで短くて、短いようで長かった、そんな旅路が今終わる。


最後の一歩。


そこで、外れていた道から元に戻る。


本来重なることの無かった道。


もう戻ることはできない。


だから名残惜しい……という気持ちがあるのだろう。


涙は浮かべなかったが、笑みは零れた。



「ありがとう!絶対にまた来る!今度は遊びに来る!」



この出会いに、思い出に、助けてくれた事に、生きている事に、感謝を言いたかった。


ある意味事故のような偶然で迷い込んだ異世界だったけど、終わってみればなんと沢山のものを手にいれたのだろう。


横で皆が思い思いの最後の一言を叫んでいた。


それは感謝であったり、お礼であったり、懺悔であったり、ただただ嗚咽であったり。



「さあ!帰ろう!彩輝君!」


『帰りはしっかりとエスコートさせていただきますね』



何処からか精霊の声が聞こえてきた。


名前を呼ばれた彩輝は打ち合わせどおりに矛に魔力を流し込む。


神子としての力は失われたが、これまでに溜め込んだ魔力を矛へと流し込む。


握った矛がほんのりと熱を帯び、その手助けをしてくれる。


お前とも、さようならだな。


ま、ありがとな。


小さく心の中でソーレにお礼を言い、一気に魔力を流し込む。


もう、言い残すことは何も無い。


周囲に突き立てられた九つの剣と矛の間に、輝く九つの光の線を浮かび上がらせる。


その光のラインを通って剣から宝玉の魔力が流れ込んでくる。


さあ、開け!


大地に伸びた九つの光の線が輝きを強め、そして時空に穴があいた。


無へと繋がる巨大な穴だ。


強力な引力が光をもねじ曲げようとするが、それを九つの光が押さえ込む。


九人の体は異世界から無の異空間へと放り出された。


何処かへと落ちていく感覚。


手を伸ばせば届きそうで、でも届かない。


それは一体なんだったのか。





そして――――



「って!」


「いたっ!」


「ぐえ!」


「きゃっ!」


「うお!」


「うわ!」


「ぎゃ!」


「おわ!」


「あっ!」



光が、眩しい。


太陽の輝きをその身にうけて、九人は日本の大地に降り立った。


九人の体は何処かの森の中にいた。



「だ、大丈夫か?みんな」


「お、俺はなんとか」


「いったー、お尻打った~……」


「だ、大丈夫です」


「ここは……何処かで来た覚えが……っ!」



何処かの森や林の中であるような感じだったが、人里が近い雰囲気を誰もが感じ取った。


そして足下には石畳。


その先には燈籠や石段がある。



「稲田さん!?」



そしてその向こう側にあるものを見て、稲田さんはダッシュした。


慌てて追いかけた彩輝は言葉を失った。


それを見て実感した。


帰ってきた。帰ってきたんだ。日本に。



「須須……神社」



その稲田さんの言葉に彩輝はハッとする。


訪れた事は無いが、聞いたことはある。


石川県能登半島の先端にある神社。


でも、なんでこんな場所に…………。


そう思った時、どこからか笛の音が聞こえてきた。


小さく、葉擦れの音に隠れてしまいそうな程に小さな音だが、確かに聞こえる。



「彩輝君?」



どこか後ろの方からは玄元さんや早苗さんのやったー車だー!日本海だー!という叫び声が聞こえてきたが無視する。


笛の音は確かに少しずつ大きくなっている。


近い。


境内の奥にある本殿からだ。


拝殿よりも時代を感じるその本殿の前で座り、笛を吹く少女がいた。



「君は……?」



その問いに、ピタリと笛の音が止む。


バッと顔を上げ、驚きの表情を浮かべる着物姿の少女。


澄みきった美しい黒髪と、何処までも深く見通されそうな黒い瞳。


彩輝は日本人のはずなのに、まだ異世界にいるかのような幻想にとらわれた。



『妾が見えるとは、まだそんな人間が残っておったか』


「君は……」


『社の者にも見えぬというのに、笛の音が聞こえたか』


「あ、うん」


「彩輝くん、そこに誰かいるのかい?何となく感じはするんだけど……」


『お主も素質はあるようじゃのー。まぁこのわっぱに比べればまだまだじゃが』



ぴょこんと立ち上がり、クルリと稲田の回りを一周する。


それを目で追った俺の視線を稲田が見て震え上がった。



「な、何がいるんだい……?」


「笛を持った小さな女の子が」


「笛?確かに須須神社には蝉折の笛が奉納されているが」


『ほう、見えておらぬのにそれだけで分かるのか!』


「なんかご名答みたいですよ?ぴょんぴょん跳ねてます」


「え゛。本当に女の子がいるの?幽霊?」


『そんな低俗なものと一緒にするな!』



見えていない相手にビッと指を指しても分かんないだろうに……。


と、突如強い風が吹いた。


少女の着物をはためかせ、俺と稲田さんは目を瞑った。



『ええい、五月蠅い風じゃ。これでは気持ちよく笛が吹けぬであろう』



と、少女は腰に携えた一本の守り刀を抜いた。


似ている!


まず一目見てそう思った。


リィンと、柄についた鈴が鳴った。


短刀を振ると、なんとピタリと風が止んでしまった。


風を操る、短刀。


あいつと同じ――――



「君の名前は――――」



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