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母編<2>
私は、父様と話し合ったらいいと言ってみました。
母様は、しばらく悩んでいましたが…。
「そうよね…そうするわ。ありがとう瑠璃。やっぱり、瑠璃はこういう相談しやすいわ♪」
そう言って、意気揚々と父様の元へ行ってしまいました。
やっぱりって、どういう意味ですか!?
…母様まで、私が秘密相談しやすい人と言うので、これはもう本格的に普通の相談が来る事は、諦めた方がいいんですかね…。
いえ、まだ完全に諦めるには早いです!
何せ、私はまだ小学六年生なんです。
まだまだ、これからなのです!