生まれてこんな仕打ちなんて認められるか!
私が目を覚ますと、1人の女性が泣いていた。
わかってる。本当何言ってるかわからないのは分かってるんだ
白く清潔そうな布に覆われた部屋の中に白い布に包まれた私…
そして私を抱きながら泣き続ける女性
直感的にお母さんという事はわかるが…
隣の昔の貴族の装いをしているミドルガイには凄い哀れんでる顔されてるし
おいおいおいちょっと待って!?何だこの状況は。
この部屋の全員なんて面してやがる!お通夜かここは!
そこの執事っぽいおっさんでもいい、それか白い髪の前髪で目が隠れてるメイドさんでもいい。
お医者さんでも産婆さんでも私は一向に構わんッッ!だから教えて…
誰かこの状況を教えてくれ~~~~!!!
「旦那様、ご決断を」
おい、執事待て決断って?
「わかっている。わかっているのだ…それでも…」
旦那様と呼ばれたミドルガイは苦虫を噛み潰したような顔しながらお母さんに寄り添う
きっとこの貴族のミドルガイが私のお父さんであるんだろうな
けど待って罪ってなんだよ
「申し訳ございません。当主様」
「イルマはなにも悪くないのだ、何も。これも全て私が不甲斐無いからなのだ」
「違います。私が…私が悪いのです」
ははは、ちょっと~。いきなり腫れ物扱いですか?
「旦那様…クふっ準備が完了しました。ふふ」
メイドさんも笑いをかみ殺しながら急かし始めてきている。
まてメイドなに笑ってやがる。このピンチに…
「あう、あうああ(てめぇ、ニルトだろ!!)」
「旦那様、これは天命なのです」
「あぁ、そうだな。こればかりはしょうがないものだな」
「あうう、あ~~~(おい?ニルトさん?)」
「奥様、大丈夫です。まずはこの子を信じなければ」
「そうね、私がこの子を信じなければなりませんね」
「あ~~(おいいいいい)」
やめて、凄い勢いで状況が悪くなってない?
怖いんだけど!このメイドの話術が怖いんだけど!
何したの!?お父さんとお母さんに何したの!?
「では始める」
覚悟決められちゃいました~
待って!お父様考え直して!その右手から青白い炎でるの直して
私の人生は初まったばかりですよ!
アイム異世界人、ワタシワルイ、イセカイジンジャアリマセンヨ!
「はは、それ面白い」
「ぶーやぁぁ(やっぱり聞こえてんじゃねーかーーー)」
あいつやっぱりニルトだったよ!
ちっきしょう私からしたらなんも面白くないんだよ
本当、まだこの世界でなんもしてない。意味のない死に方なんて…
だからね、お父様考え直して、その青白い炎を近ずけけないデーーーーー
・・・・ん?私?あれ、前は俺とか言ってなかったっけ?
そんな事は今はどうでもいいんだよ、顔にぃ目の前にぃ炎がああ
「すまない…」
「うああ、あああああ(いやだあああああああああ)」
あっちいいいいいいいいい?
あれ、え?
【ステータス改竄が行われます】
時間かかった割りに短いです。はいもう色々変わりました(遠い目)
見切り発車でもう少し考えをまとめないと駄目ですね。時間が欲しいぃ