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ep.3

では、どーぞ。

Side:秋


今日から、俺もここ「日本魔法学校 東東京地区」の生徒だ。


学校から手紙が来て、指定された時間の10分前に来ていたんだが・・・



「おーい!


こっちこっちーっ!!」





??


声のするほうを向いてみると、一人の若い女性がこちらに手を振っていた。


それを俺は華麗にスr・・・・





「き、君に手を振ってたんだよ!??


転校生の柊 秋くん!!」




「俺の個人情報が漏れてる・・・。


一体どうして・・・?!ってまさかお前は悪の手先!??」


「学校の先生ですよっ!


て、なんで初対面の生徒と漫才なんかしちゃってるんですか!?」


「柊です。以後よろしくお願いします。」


「急にすがすがしいほど態度変わったね!??


飽きたのかなっ??」


「もちろん。」


「そこは即答なんだ・・・。


まぁ、いいわ。


ふぅ・・・。てなわけで。


私は九条くじょう 椎名しいな


あなたのクラスの担任よ。よろしくね?」



なかなか面白い先生に当たったようだ。


いじりがいのある人は好感が持てる。

(※主人公は、S気味です。)


「んじゃ、早速行こうか!


今日はちょっとしたイベントもあるし!」


「イベント??」


「詳しくはこの後のホームルームで話すわ。では、いきますよー!」




こうして俺は、九条先生に新しいクラスに連れていかれた。



・・・もちろん、道中もからかうのは忘れなかった。

(※主人公はドSです。)









クラスに行って自己紹介したあと、何故か男からは恨みがましい視線を向けられ。


女の子からは悲鳴をあげられて、ちょっと落ち込んでる柊です・・・orz




「柊くん・・・だってよね?」



と、隣の子から急に声をかけられた。


あ、この子俺が教室に入ってきた瞬間、物凄くガン見してきた子だ。


俺の顔に何かついてるかと疑ったが、何もついていなかった。




・・・にしてもすげぇ可愛いよなぁ。


肌は白くて、髪はロング、つやつやしてて天使の輪っかができてる。


顔はちっちゃいけど、お目目はパッチリ二重。


鼻も口も小さい顔の中にバランス良く配置されてる。


言うなら、「正統派美少女」って感じです。




「ねぇ、聞いてる??」


「あぁ、ごめん。ついつい見惚れてた。」


「ふぇっ!?」




「・・・・・」


クラスの奴らがこちらに注目する。




「どうしたの舞衣さん?何かあった??」



九条先生から疑問の声が飛ぶ。




「い、いえ!!な、なんでもないです!!


すみませんでしたっ!!」


隣の、舞衣さん?が顔を少し赤くしつつ答える。


熱でもあるのかな??





「ふぅ・・・。」


「大丈夫か??」


「え、ええ。少し驚いただけ。急にそんなこと言わないでよ・・・。」


「?なにか言ったか??」


「う、ううん!なんでもないから!!」


「そうか、ならいいけど・・・」


「自己紹介してなかったわね。私は、妃 舞衣。


一応、このクラスの代表をやっているわ。」


「代表?」


「一般学校でいう、「学級委員長」みたいなものよ。」


「なるほど。んじゃ、なんかあったら色々聞いていいか??」


「もちろん。そのために呼んだのよ。」


「よろしく、妃さん。」


「舞衣でいいよ。呼び捨てでOKよ。


あなたのことは、シュウくんって呼ばしてもらうね!」


「おう、わかった。よろしくな、舞衣。」


「こちらこそ、シュウくん。」







「俺もよろしくしてもらっていいか???」




と、妃さん、もとい舞衣と話していると


逆隣から男の子が話しかけてきた。


ツンツン頭の短髪で、雰囲気は悪ガキっぽい感じ。


座ってるからわからないが、体格は良さそうだ。



「俺は吉柳きりゅう 勇真ゆうま。気軽にユーマって呼んでくれ!」


「よろしく、ユーマ。俺のこともシュウでいいよ。」


「おっけー!よろしくなシュウ!」




転校生としては、上々の滑り出しだな。


面倒を見てくれそうな女友達と、気さくな男友達が出来た。



やっぱ、初日は不安だからなぁ。


いつもはあまりやらないからかったりするのもやっちゃったし。


でも、ほんとに安心したぜ。




「ところでシュウはどこから来たんだ??」


「皆が知らないようなど田舎さ。あんまり魔法教育も発展していないな。」


「へー。だったらさ、魔法苦手だったりするのか??」


「苦手ではないが、、、抵抗はあるな・・・。」




「抵抗って??」


と、舞衣も話に加わってきた。


「まぁ、簡単にいうと、あんまり魔力を上手く扱えないんだよ。」


「そうなの?」


「分かるぜっ!俺もあんまり魔力を扱えないんだよなぁ。」


「ま、お互いに頑張ろうぜ。」


「分からないとこがあったら、私に聞いてね??」


「助かる。ありがとな??」


「どういたしまして♪」





「はーい、静かにしてー!


そろそろ、MATの説明するからね。」





MAT??




「なぁ、舞衣。MATってなんだ?」


「Magic Ability Test。簡単にいうと試験よ。


毎年、4月と9月、1月に行われるの。」


「なるほど。」


「詳しい説明は、九条先生がしてくれるわよ。」





ほぉほぉ。


さて、聞こうじゃないか。

主要キャラ登場です!

予定では、あと3人のつもりです!

お次は、魔法試験!

主人公はどう乗り切るのか・・・。


あ、先に言っておきますが、主人公無双はすこし後です。

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