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ep.2

今回は主人公とは違う視点でお送りします。

内容は、、、設定みたいなものでしょうか。


Side:舞衣


「舞衣ーっ!聞いた??

今日から転校生がくるんだってよー?」


転校生?





私、妃 舞衣 (きさき まい)がこの日本魔法学校東東京地区に入学して

1年がたった。


今は、4月の終わり。


みんな、GWを前にして少しウキウキしてるみたい。


それにしても、2年生になってたったひと月で転校してくるなんて・・・。




「それでね!なんかその人編入試験の結果が

へんてこだったらしいよ??」


今、私に色々な情報を教えているのは妹の

きさき 無衣むい


同じクラスの・・・・って、


あ!双子じゃないよ??


私が4月生まれで、無衣は3月生まれなの。


だから、双子じゃないってわけ。





「へんてこって・・・どうゆうこと??」


「なんかね、魔法試験はあんまり出来は良くなかったみたいなんだけど。

その分、座学教科は、オール満点なんだって!!」




・・・それはかなり珍しいわね。


この魔法学校は、入学の際に、


魔法試験と座学試験の二つが設けられている。


まず、魔法試験は実技と、筆記が求められる。


あ、筆記ていうのは魔法の基礎や応用知識を問う問題のこと。


例として、魔法薬学があるわね。


『この薬を調合するのに必要なのはものは?』


とかそんな感じ。



そして、座学試験。


国、数、理、社の4教科がある。


魔法学校だけど、一応一般教育として取り扱ってるみたい。





「わざわざ魔法学校に入学したのに、

どうゆうことかしら?」


「そうだよねぇ。

皆、普通は座学なんかに力入れないよねー。」



ここのほとんどの生徒は、座学は必要最低限。


他の時間は、魔法に充ててるっていうのに・・・。





「それじゃ、無衣。

その子の色とランクは聞いてる?」



色とは、魔法を扱う際の魔力の総称。


赤、青、黄、緑、紺、紫、白、黒の八色。


それぞれ、


火、水、土、風、召喚、雷、光、闇を司っているわ。


だから、赤色の魔力を持ってる人は、火の魔法が使えるってわけ。




そしてランク。


この学校は一学年200人。


そして、魔法学校ならではで魔法試験の結果で順位付けされているの。


順位ごとに呼び名があって、


1~9位 ・・・ シングル

10~29位 ・・・ ダブル・ハイ

30~59位 ・・・ ダブル・ミドル

60~99位 ・・・ ダブル・ロー

100~ ・・・ トリプル


って感じで呼ばれているわ。


まぁ、学校側は


「生徒たちの競争を促進させるため。」


とかいってるけど、私はあんまり好きじゃないのよね。


高いランクの奴らは威張り腐ってるし、低いランクの人たちに

色々してるみたいだし・・・。


だから、一応その転校生のランクを聞いといて

注意してあげようと思ったわけ。


あ、色を聞いたのは私と一緒だったら教えたりするのも楽かなぁ

と思っただけ。



「色はわからないけど・・・。


ランクは・・・トリプルっていってたよ。」


「そう・・・。少し苦労しそうね。」


「なんでそんなこと聞くの・・・

って、お姉ちゃんはこのクラスのいいんちょさんだもんねー。」



「そういうこと。

慣れるまではちゃんと面倒見ないとね。」


「お姉ちゃんはいい奥さんになるよー。」


「結婚できればだけどね。」


「あ、じゃあ無理だね!」


「そ、そこは即答しちゃうところなの!?」



と妹と馬鹿なことをやってると・・・。



「はーい、座りなさーい。」


ドアから、担任の先生が入ってきた。


あれ?



「先生ーっ!ひとりですかー??」



男子が声を上げる。


「??あー、もう皆聞いてるのかー。


みんなもご存じのとおりこのクラスに転校生がやってきましたー!」


「男ですかー?それとも美少女っ??」


「なんで美少女限定やねん。


残念ながら男の子でーす!」


「かっこいいですかぁ??」


「ふふふふ。


それはあなたたちの目で見てから決めなさーい!


んじゃ、入ってきていいよーっ!」




ガラガラガラ


直後、扉から一人の男の子が入ってきた。


身長は、175くらい?


髪はストレートで、前髪が長くて目が半分隠れちゃってる。


でも、その目は凛々しいすっとした目で

まつ毛もながいっぽい。


肌も不健康に見えない程度に白く。


他の顔のパーツも小さめの顔の中にきれいに整えられている。


そう、俗にいう。


イケメンなお方だった。


どれくらいイケメンかというと、私がちょっと夢中になって見つめてしまうくらい。


って、それじゃわからないか。



そして彼は、白いチョークを手にとり、黒板に名前を書いていく。


その名前は・・・。





「柊 秋 (ひいらぎ しゅう)といいます。


これからよろしく。」


と、無駄にカッコイイ声で告げた。





そのあと、


クラスの男子は彼に怨念を向け、


女子からは黄色い声援があがったとかなんとか。










おそらく矛盾してるところもころころ出るようになりますが。

そこらへんはご容赦を・・・。

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