委員会にて
鍵が開いた。
そして、委員会が始まった―。
うわ~…ったって、
いつも算数の時に来てる、
算数教室なんだけどねw
まぁでも、
6年生の人とか、
4年生の子とか、
(4年生は学級委員だけ入れる。希望制)
割と新鮮な感じだ。
そんな中、
私は、あんな嫌いだった
神山といる。
同じクラスの人同士は鄰に座らなきゃいけないけど
なんか、やっぱり前より変わった…?
いや、変わってないけど(笑)
まだろくにしゃべってないけど、
うまく出来るのか…?
あ、始まった!
いろいろ説明してる!
てかなんかよく分かんない!?
ちらっと横見たら、
神山、真剣すぎっ!
なんか私がただのバカみたいじゃないのw
って、なんか話進んでるーっ!
「えと…今なんて言ってた…?」
『え!?聞いてなかったん!?ばぁぁか!w』
はっ!?
「あ~ハイハイ、バカだからお前に聞いてるんだけどーw」
『何開き直ってるんだよ(笑)』
あれ?
普通じゃん、何もかも。
なんだ、普通に話せるんじゃん。
なんか、普通に仲良くやってけそー!
初めての委員会、やっと終わったー!
委員会、帰るの遅くなるからイヤだなw
さ~…
うん、麻尓と逸見と帰ろ(笑)
私は、神山とは帰らなかった―。