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子供の心を持った僕としっかり者のキミ。

作者: 七瀬

僕は見た目は、、、大人で中身は子供。

おもちゃ大好き! お菓子大好き! ウキウキ・ドキドキするもの大好き!


簡単に言うと......?


『幼稚』 なだけだ!


子供心をくぐられるとついついやってしまう。

しかも!? 後先考えずに......。


だから、泥んこまみれだろうが、水でびちょびちょに濡れようが

気にもしない!



そんな僕と付き合っている彼女がいる。

僕の名前は 『清水 十四彦』 37歳。

彼女の名前は 『石川 さくら子』30歳。



僕の彼女は、物凄く大人だ!

僕が何をしても、何を言い出しても......。


『もぉ~ 十四彦の好きなようにすればいいよ!』

『本当にいいの?』

『いいよ~! どうせ、何言ってもするでしょ?』

『まぁね! 笑』



諦めてるのかもしれないけど......。

それでも、僕たちはうまくいっている。


僕が急にテレビを見ていて、星空が物凄く見える場所があると

知れば......。


『今から、見に行こう!!!』

『えぇ!? 今、AM12時過ぎだよ。本当に行くの??』

『うん、早く用意して~!』

『車で、何時間ぐらいかかるの?』

『10時間以上はかかると思う...。』

『もぉ~ 横で寝てるからねぇ~!』

『もちろん、それでいいよ~! 行こう! 行こう!』

『ううん。』



でも、、、高速を走ってて、パーキングエリアに止まると...?


『運転交代!』

『えぇ!? しないって言ったじゃん!!!』

『もう僕さ~眠たいから、、、無理!!!』

『だから、言ったのに...!!!』



それでも、ちゃんと最後まで付き合ってくれる。


『キレイだね! 物凄くキレイな星空だよ。』

『うん、来てよかった!』

『そうでしょ?』

『もぉ~!』



そもそも十四彦は、突然! 何を言い出すのかわからない!

美味しいラーメン屋があると聞いて、、、。

車で4時間もかけて食べに行った事も...。


時間も私の都合も、お構いなし!!!

好き勝手すぎる。


...でも、一緒にいると? ウキウキ・ドキドキする。

楽しいし! 何が起きるのか? 

私自身が楽しんでいるところもあって......!


それに、そんな十四彦が大好きだから!

彼には、直接言った事がないんだけど......!


【結構、こういう感じ好きなんだよねぇ~!】



なんせ、こんな子供みたいな僕と一緒にいてくれる彼女の事が大好きだ!

普通なら、、、呆れてフラれるんだろうな~!


相手が、さくら子だから! 僕を受け入れてくれる。

幸せだよ! こんなどうしようもないやつと付き合ってくれる彼女がいる事。



こんなどうしようもないやつでも、僕は彼女と【結婚したい!】

僕がさくら子の事を幸せにしたい!!!


中身が子供でも、、、出来ると思うんだよね!

僕はさくら子にプロポーズするよ。



僕とさくら子が二人きりになった時に......。


『あのさ~大切な話があるんだけど、、、!』

『何? また、何処か行くの??』

『違うよ~』

『じゃ、なに?』

『真面目な話なんだけど......。』

『ううん。』

『僕とこの先、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいない?』

『えぇ!? どういう事なの??』

『僕と結婚してくれないかな?』

『......』


流石にハトの豆鉄砲くらったみたいに、、、目がテンになっていたけど......?

...その後、 『うん。』って言ってくれた。



そして! 僕とさくら子は結婚します!


『必ず! 幸せにするからね!』

『約束だよ! ずっと...。』


最後までお読みいただきありがとうございます。

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