小学生時代 〜 水泳ゴーグル 〜
今回は、小学生時代のお話。
私ね、スイミングスクールに通っていたのですよ。けっこう長く……、幼稚園児の頃から中学二年生くらいまでだったかしら。まあ、小学生時代はまるまる六年間通っていたことになりますね。休んだりはけっこうしてたけど……、そうそう、中学のときに、「たまに来ても、泳ぎを見てブランクがわかんないね」みたいなこと言われた記憶があります。いいんだか悪いんだか……。
で、そんなスイミングスクールでの小学生時代のエピソード。
同じクラスに、異性のね、それなりに気になる子がいたのですよ。……あ、でもそういうの得意じゃないから、なににも発展しない、よくある「気になる」だけだったんですけどね。ま、小学生ですし。
で、その子と私、同じゴーグルを使っていたのですよ。まあ、同じスクールの売店で買ったのだろうからかぶるのも無理ないんですけど。
あるとき、ゴーグルを外しておこなう練習があって……、
あ、わかっちゃいました?
……そう、名前を書いてなかったものだから、どちらが自分のか、わからなくなってしまったのですね。
「どっちでもいいよね」
言われたので、
「うん、どっちでも」
にこっ。
ってなわけで、こだわらずに持ち帰ったのですが……
後日。
「ねえ絵郎ちゃん、これあんたのゴーグルじゃないでしょ」
と母。
「え、どうして?」
「カビだらけじゃん」
「……」
まあ、そんなこと相手に言えるわけないので、結局そのままだったのですが……、
なんとなくその子の名前を覚えていた私は、中学のとき、生徒会役員立候補の欄にその子と思しき名前を見つけて(ひとつ学年が違ったのですが)、「あれ、もしかしたら……」なんて、懐かしく思い出したのでした。




