もさ子その27
クリスマスの後はすぐに年末年始で、大掃除に駆り出されてます。
ぞうきん掛けの係りで手がすごく冷たい……。ゴム手袋越しだけど冷えるものは冷える。後少しだ、頑張ろう!
次はDIYの道具たちの手入れをしよう。
「綾子ー、終わったら買い物行ってきて」
何てことだ!年末年始の買い物っておせちの材料とかでしょ。
絶対重い!!
どうして弟に行かせない……?
あ、連れていけばいいんだ!
「俺、今忙しいから」
一蹴された。
玄関掃除をしている弟の貴志はぞうきんで扉をピカピカにしているところだった。
細かいところが気になるの、普段は違うくせに。
あんまり酷いと結婚した後、奥さんに煙たがられるよ。
仕方がないからメモと軍資金を持っていざ、戦場へ!
大きいエビ?ブラックタイガーかな?
くわい?なにそれ??
混雑しているスーパーを右往左往しながらなんとか買い物ができた。いつものおせちに入ってる材料を買えたはず!
大きい袋は思った通りに重い。
「あ、もさ子ちゃん。おひさ」
「田崎君、こんにちは」
田崎君が現れた!
最近みんな近所で会うけど、家が近いの?
話すことないし、荷物重いから帰ろう。
「用事で近く来たんだけどさ、奇遇だね。荷物重そー」
あれ?ついてくるの?
他の用事で来たんだよね、もう終わったのかな。
「あ、みんなで初詣行こうよ。すんごいおもしろそ」
「初詣?いいけど、みんなって?」
「俺ともさ子ちゃんと笹井ママと谷野っちと藤牧。後で連絡するからアドレスちょーだい」
由美ちゃんに知られたら怒りそうな気がするけど、連絡のためだよね。仕方ないよ。
田崎君はアドレスを教えたら、すぐにスーパーの方に戻っていっちゃった。
嵐のようだった……。
その後は家に帰っておせちの準備の手伝いもさせられて、夜ご飯の後にやっと道具の手入れができた。
来年もDIY頑張ろう!
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