もさ子その22
何だかんだでクリスマスイブです。
昨日はちゃんとジンジャークッキーをお母さんに指導されながら作れたし、ラッピングもバッチリ!
とりあえず、由美ちゃんのお姉さんから借りた服を着ました。
見よう見まねで髪型もヘアーアイロンかけてみました。
それ以上は無理!
そんなことをしてたら弟から「キモッ」と言われてしまった……。
お母さんはニヤニヤが止まらないみたいで、たまに声を掛けてくるから気恥ずかしさで心臓が潰されそうだから、急いで駅に向かった。
早く着いたはずなのに、たくさんの人混みの中で藤牧君はもう待っていた。
「早いね、岡沢さん」
「藤牧君も」
「おめかししてかわいいね」
「何だか小さい子に言うみたい」
少しいじけて言ったら、「ごめんね」と苦笑いを漏らしながら謝ってくれた。こっちが悪いみたいに感じちゃう。
それから藤牧君が連れて行ってくれたところは屋内テーマパークでそこも人がいっぱい。園内を歩く探し物ゲームとかシューティングゲームをやってとても楽しい。
「藤牧君、射撃うまいね」
「縁日とかゲーセンでよくやるからかな」
照れて笑う藤牧君は高得点を叩き出してる。私は初めてだから全然点数をとれなかった。
歩き回ったらおなかが空いてきちゃった。
藤牧君も同じみたいでレストランを探すことになった。お昼の時間は過ぎてるからどこも混んでなさそう。
「ここが良いって聞いたんだけど、どう?」
藤牧君が止まった場所は洋食系のレストランだ。
入り口に置いてあるメニューはどれも美味しそうで、ここにすることにした。
「岡沢さんの好みがわからないからここにしたけど、楽しんでる?」
「うん!」
「良かった。アクティブな感じがしないから心配だったんだ」
もっさり前髪だからそう見えるのかな?
たしかにDIYにお金がいっちゃうからあまり外で遊ばないけど……。遊園地とかは楽しいから好きだよ!
ご覧いただきありがとうございます。




