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オレとキミの日常  作者: 真翔
2/5

昼休み

・・・やっと4限まで終わった。

1限から体育とか疲れるに決まってるだろ・・・

途中倒れるかと思ったわ。いや、むしろ倒れた方が後々休めたんじゃ・・・

しまった、そうすりゃよかっt・・・


「みーーな!飯食おうぜ!皆も待ってんぞ!」

「・・・おう。ちょい待って。」

「んー?テンション低いぞ?大丈夫か?」

「おう、大丈夫・・・」


朝も思ったけどさ、何でお前人の言葉さえぎんの。

俺ちょっと悲しいよ?絶対伝わんないから言わないけど。

そんな事は置いといて、ご飯ご飯・・・と。

この為に俺はここまで頑張ってきたんだからな。


「お待たせ。食おうぜー。」

「待ちくたびれたぞ~。な、さとちゃん!」

「いや、僕は別に。」

「えぇ・・・。それじゃ俺だけがみーな責めてるみたいじゃん!」

「もぐもぐ・・・」

「みーな食べ始めるの早くない!?俺ら待っててあげたんだけど!?何か言うことねーの!?」

「ん・・・?ん、別に頼んでないけど。早く食えば?」

「みーなの馬鹿!さとちゃん食べよ・・・ってさとちゃんもう食べてるし!」

「「うるせえ」」

「ひでえ!」


母さんのから揚げまじ最高だわ。午前の疲れ取れる。

あ、さとちゃんって呼ばれてるこいつ。

佐藤じゃないからな?里見だからな?

まあ、ややこしいけど莉斗以外はそう呼ばないから安心しろ。

それと、里見もかなりのイケメンだと俺は思う。

俺がかすむぜ・・・ははっ。


「そういや、里見今日伊藤に怒られてたろ。あれどうしたんだよ。」

「あぁ、いや。授業中寝てたら問題指されてさ・・・解いたら怒られた。」

「さとちゃんだいぶ理不尽な目にあったねww」

「里見も色々と大変だな・・・おつかr・・・」

『あ、あの斉藤君・・・』


なんなの?今日俺言葉さえぎられデーなの?

そろそろ泣くよ?いや、泣かないけど。

てか、これあれじゃない?よくある告白呼び出しじゃないっすか?


「んー?何ー?」

『あ、あのちょっと来て欲しいんだけど・・・』

「んー・・・二人とも飯食ってて。」


うっほ、絶対そうじゃん。うわあ、羨まし・・・

所詮人は顔だよな。俺もイケメンになりたいわ・・・


「・・・湊はそこそこ格好いいと僕は思うよ。」

「そこそこって・・・それあんまフォローになってないからな。てか、人の心読むな。」

「湊、顔に出るから分かりやすいんだよ。」

「うっせ、ちゃっちゃと飯食おうぜ昼休み終わっちまう。」

「そうだね。」


折角の母さん特製弁当残したくないからな。

別に逃げたとかじゃないからな。断じて違うからな。


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