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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悪夢

作者: 隙間女

短編です。

200文字というのは、改行や空白を除いた200文字です

部屋。

見ている

目玉が、無数の悪意が。

「やめて」

目玉を突き刺す。

「見るな」

ぐさり。ぐさり。

「見るな見るな見るな」

ぐさり。ぐさり。ぐさり。


====


「夢だったのね」

部屋。

現実の部屋。


「悪夢だったわ」

部屋。


同じ部屋。

耐えられない。


逃げ出す。

外へ。

遠くへ。

ばたばたばた

もっと遠くへ。

見られない場所へ。

走る。

ばたばたばたばた

走る。


「ここ、どこかしら」

見知らぬ場所。目玉が見ている。


「どうせなら部屋の方が良かった」

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― 新着の感想 ―
[良い点] オチがついてますね。主人公が妙に冷静で、不思議です。
[良い点] とても解り易く、 人物の行動が描けていて良かったです! [一言] ミステリアスで “この物語の裏には何が?” と、好奇心を掻き立てる内容ですね! 続きがあれば見たいです!
[良い点] 幻想的な作品だね。 [一言] 目玉を突き刺す、内蔵をエグリ取るといった描写は、やたらヒネルより、シンプルに書いてしまった方が残酷な雰囲気も軽減される。従って、本作の『目玉を突き刺す』といっ…
感想一覧
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