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06 迷い猫は帰る場所を探して

「きゃああああっ!」


 夕食後、家中に少女の悲鳴が響き渡る。自室で本を読んでいたセオドリークは、急いで駆け出した。一階にある彼女の部屋を目指してばたばたと階段を降り、勢いよく扉を開ける。


「お師匠さま、どうし……!?」


 鼻に突き刺さるほどの異臭を感じ、咄嗟に左手で覆う。しかしその程度では軽減出来ず、ごほごほと咳き込みながらも奥へと進む。彼女は大丈夫なのだろうか。一体何が起こればこんな臭いがするのか。作りかけの薬を完成させると言っていたし、そのせいか? 疑問が尽きない中、ようやく黒髪が見えた。大量の物を壊さないよう気をつけて、距離を詰める。


「お師匠さま、ご無事ですか!」

「せ、せおおおっ」

「……おししょうさま?」


 はて、見間違いだろうか。視力はいいはずなのですが。


 目の前に広がる予想外の光景にセオドリークが混乱していると、彼の登場によって安心したエイレンティアはしゃがみこんだままわんわん泣き出す。――お師匠さまを宥めなければ。頭ではそう思うものの、行動には移せない。彼がここまで動揺するのは最近では珍しかったのだが、彼女の有様を考えれば致し方ない事だった。


「お師匠さま……これ、本物ですか?」

「偽物なんてつけません~~~っ!!」


 何せ、彼女の頭から真っ黒な猫耳が生えているのだから。


「あ、本当ですね。感触が本物です」

「く、くすりの入った瓶をおとしちゃって……頭にびしゃーって……そうしたら、こんなことに……うう」


 なるほど、どうやら異臭の原因は床に転がっているフラスコ瓶のようだ。確認出来る限り三つあるため、それらが混ざり合ってしまったのだろう。単体でこれほどの臭いがするならばそれは薬としていかがなものかと助言しなければいけないところだった。別の効果を持つ薬が合わさって新しい効果が生まれた、と考えるのが妥当だろうか。猫耳が生える薬を作るわけもないだろうし。と冷静に分析しつつも、セオドリークの手は彼女の猫耳から離れない。……やばい、かわいい。


「せ、せお、くすぐったいのです」

「あ、申し訳ありません。感覚があるのですね」

「みたいなのです……あうう、なんで耳なんて……」

「よろしいじゃないですか、とても可愛らしいですよ」

「よ、よくないのです~っ! わたしも猫ちゃんは好きですけど、そういう問題ではないのですっ!」


 セオドリークの発言は至って本気の危ないものだったのだが、幸いにもエイレンティアは違う解釈をしたようだった。残念ですね、という言葉は胸に秘めて、名残惜しくも手を離す。だがふと気にかかる部分があり、彼女に断って再度近づけた。


「お師匠さま、失礼しますね」

「ふぇ?」

「ああやはり、少々縮んでいらっしゃいますね。心なしかお顔も幼く……?」


 両手を脇に当て、ひょいっと軽々しく持ち上げたセオドリークは、注意深く彼女を観察する。目線の高さが異なっていた風に感じたためなのだが、思い過ごしではなかったらしい。猫耳に加えて幼児化までするとは、何がどう混ざり合ったらこうなるのか。が、それだけでは終わらなかった。


「お師匠さま、当然これも本物……ですよね」


 エイレンティアから生えてきているのは、耳とお揃いの黒い尻尾。え、と自分で触れて確かめたエイレンティアの脳内は、最早パニック寸前だった。


「こ、これじゃあねこちゃんと一緒ですにゃー!」


 ……にゃ?

 聞き慣れない響きに、二人して固まる。エイレンティアの絶叫が再び家中に反響した。


「にゃ、にゃんでですにゃーっ!?」


◇◇◇


「……ではやはり、猫になる薬を作られたわけではないんですね」

「あ、当たり前ですにゃっ!」


 大泣きするエイレンティアをなんとか落ち着かせ――まだ涙目だけれど――ベッドに座らせると、事情を聞き出す。語尾には思いきり「にゃ」がついた状態で、だが。


「植物が元気になるくすりと……髪の毛が生えるくすりだったですにゃ。あともうひとつは……ええとそうですにゃ、声が大きくにゃる薬ですにゃ!」


 一生懸命に考え込んでいたエイレンティアは、どうにか全部思い出したようだった。種類はバラバラではあるものの、なんとなく納得出来るかもしれない気がする三種である。


「にゃ、にゃんとか解除薬を作りませんとですにゃ」

「ですが……複雑に絡まってしまっていますし、解くには時間がかかりそうですよ。せめて調合が分かれば話は違うのですが」

「調合はちゃんとメモしてあるのですにゃ。で、でも……」


 エイレンティアはきまりが悪そうに部屋を見渡す。つられて同じ行動を取ったセオドリークも、これは無理でしょうね……と心の中で呟いた。


 ピンク色の液体が入った大きな壷、乱雑に並べられた薬やぬいぐるみ、収まりきっていない本が崩れ落ちそうな本棚、資料が積み重ねられた机。床には薬の材料にしたのだろう虫の死骸などが放置されている。広さ自体は充分にある部屋なのだが、ほとんどが物で埋め尽くされ、窮屈さえ感じる空間だ。一言でばっさり言い切ってしまうならば、恐ろしく散らかっている。そう、エイレンティアは整理整頓がとんでもなく苦手だった。


 元々は貴族の娘だったエイレンティアも、長い間一人で暮らしていれば大抵の事はこなせる。しかし物を片付ける事だけは不得意としていた。汚ねえ! と途中で切れたセオドリークがエイレンティアの部屋以外は徹底的に掃除するようになったほどである。この部屋で目当てのものを探し出すのが無謀にも近いのは、二人とも経験上知り尽くしてしまっていた。


「うぅ……わたしは魔女失格ですにゃぁ……」

「失敗は誰にでもある事ですよ、お師匠さま。解除薬の件は私に任せては頂けませんか?」

「セオに……? で、でも」

「一日……いえ半日はかかると思いますが、必ず解きます。これ以上薬の効果が出ないとも限りませんし、お師匠さまはお休みになるべきですよ」


 正論を突かれ、エイレンティアはうっ、と言葉を詰まらせる。今回は彼に甘えてしまうのが一番なのだろうとは、頭では理解しているのだ。ただでさえ鈍くさい自分が、こんな状況で役に立てるとも思えない。けれど、誰かが制止をかける。いつまで他人を犠牲にするつもりだ――と。


「……お師匠さま、エイレンティアさま」


 項垂れてしまった彼女に、セオドリークはやんわりと声をかける。


「私とお師匠さまが初めてお会いした時、生死の境を彷徨っていた私に高額な薬の数々を躊躇なく使ってくださいましたよね。貴方の薬がなければ、私は今ここにはいません」


 柔らかな声が、じわりとエイレンティアの胸に溶けていく。こうして慰めてくれる彼は、優しい子だと思う。お世辞は好かない真っ直ぐな子だというのはとうに知っていて、本心を言ってくれているのも分かっていた。なのに不安が拭えずにいるのは、エイレンティアの中に一つの懸念があるせいなのだろう。彼が本当に見ているのは誰なのだろうか、と。


「わかりました、ですにゃ。セオに……お願いするのですにゃ」


 スカートをぎゅっと握り締め、やっとの思いで彼に託す。彼女の心境に気付いていたのかいないのか、セオドリークは彼女の頭をゆっくりと撫でた。彼が触れる度、濡れていた髪から水分が抜けていく。


「少しだけ、待っていてくださいね。お師匠さま」


 穏やかでありながらも、どこか焦りも混じっているような口振りだった。ああ心配してくれているのだというのがひしひしと伝わってきて、エイレンティアを顔を上げて答える。


「はいにゃ。お願いします、ですにゃ」

「はい、任されました。それで……心苦しいのですが、お師匠さまの血を数滴頂きたいのです」

「どうぞですにゃっ。どこがいいですにゃ?」

「では、指で。失礼しますね」


 エイレンティアの右手をそっと持ち上げ、腰に下げている短剣を引き抜く。深く切り過ぎないよう注意しながら、一本の切り傷を彼女の人差し指に入れた。血が滲んできたのを確認して一点に集め、透明の膜で覆い、宙に浮かせる。それをそのまま自分の部屋の研究スペースに転送した。


「お師匠さま、痛みはありませんでしたか?」


 しかし目的を果たしても尚、セオドリークの手は添えられたままである。


「うにっ。へーきですにゃ」


 エイレンティアはにこっと笑い、空いている左手でピースサインを作る。無理をしている風ではなく、よかった、とセオドリークはほっと胸を撫で下ろした。


「セオ、手離してもらっていいですかにゃ? 血で汚してしまうかもしれないですにゃ」

「あ、申し訳ありません」


 謝罪の後、彼女の言う通りに離そうとして、すぐに思い留まった。白くて小さい、軽く力を入れれば折れてしまいそうな華奢な手。普段の彼女よりも体温が高いように感じるから、恐らくここでも猫の性質が出ているに違いない。


 このくらいの年頃の時、彼女はどう過ごしていたのだろう。ずっと一人だったのだろうか。戻らない過去に想いを馳せると、愛おしさと切なさが入れ混じる。守りたかった、守りたいと素直に思う。滅茶苦茶にしてしまいたくなる衝動に駆られる時はあるけれど、それでも笑っている彼女を見ている方が好きなのだ。己の全てを懸けても後悔はしない、愛しいひと。


「うにゃっ?」


 驚いて声が出てしまったのだろう彼女の事は気にせず、傷跡に口付ける。片膝をつき、左手を胸元に当てた彼の姿は、まるで姫君に忠誠を誓う騎士のようだった。


「せ、セオ?」


 顔立ちが整っている彼にこんな事をされたのでは、鈍いエイレンティアでも何も感じずにいるのは難しかった。不意に顔を上げた彼の眼差しは真剣そのもので、どくんと心臓が跳ねる。決して裏切らないと切に訴えられている気がして、どうしたらいいのかと困惑してしまう。しかし彼はエイレンティアの戸惑いなど意にも介さずにっこりと笑い、あっさり手を離す。


「痕が残ったら大変ですからね」

「にゃ? あ、傷……ないですにゃ」


 いつ魔法を使ったのだろうか。彼の治癒魔法のおかげで切り傷はどこにも見当たらない。エイレンティアが礼を言えば彼は嬉しそうにまた笑って、音もなく立ち上がる。


「後は私に任せてお休みになってくださいね、お師匠さま」

「えっ、あ、はいですにゃ?」


 あれ、今のは一体……? ぐるぐる考え込むエイレンティアを他所に、セオドリークは満足げだった。満足してるならいいのかなあ、と首を傾げていると、彼は振り返る気配もなく部屋を出て行こうとする。


「ま、待ってですにゃっ!」


 慌てたのはエイレンティアの方だった。急に服の裾を掴まれたセオドリークは、不思議そうな顔で聞き返す。


「お師匠さま?」

「せ、せおにばかり頼っているわけにはいきませんですにゃっ! わたしも行くのです!」

「ですが……」

「じゃ、邪魔はしませんですにゃ。大人しく待ってますにゃ。だから」


 必死に懇願するエイレンティアの耳も尻尾も、しゅんと下がってしまっていた。いじらしい姿にセオドリークは困った風に目を細め、震える彼女の手を包み込む。


「敬愛する師にそうまで言われて、断れる弟子はいませんよ。分かりました。ですが、体に異常を感じたら無理はなさらずお休みになってくださいね」

「約束しますですにゃ!」

「はい、約束ですよ。でもその前にお風呂にどうぞ、お風邪を引いてしまいます」


 はい、と頷き、エイレンティアは風呂場へと向かう。三本分も被ってしまったせいか、肌寒かったのは確かだったからだ。だが、麻痺してしまっていた鼻が解放された事でセオドリークが勧めてきた理由はそこにはなかったのだと気付く。


「せ、セオのばか……っなのですにゃ……!!」


 わたしすっごく臭う!!

 にゃー! とごしごし洗うエイレンティアは、本日何度目か分からない涙声だった。


◇◇◇


 コポコポと、怪しげな音が響く。光に弱い植物を使用しているために周囲は薄暗いが、物の位置を把握しきっている彼には大した問題でもなかった。引き出しから黒い粒の入った小瓶を取り出し、最後の仕上げにと壷に放り込む。すると、不気味な色をしていた液体からすうっと色が抜けていき、水のように透き通ったものへ変化していった。


「お師匠さま、できまし……」


 振り返って彼女の状態に気付き、言葉を止める。ソファに座って待っていたはずの彼女が、いつの間にか横になっていたからだ。


「お師匠さまにこの時間はきつかったですか」


 わたし絶対起きてます! と強く主張してはいたものの、本来ならとっくに寝ている時間帯である。幼い子供に起きていろと望むのは酷というものだ。


「……猫みたいですねえ」


 広いソファの上で丸まってすやすやと眠るその姿は、まるで本物の猫を思わせた。眠れずにいた一時期を思い出せば、健康的な証拠だと喜ばしくもある。しかし仮にも男の部屋で安心しきっている様を見ていると妙な邪念が湧いてきて、思わず頬を人差し指でつつく。


 ふにふに。もちもち。そんな音が聞こえてきそうなほど彼女の頬は柔らかく、暖かく、指先に感じる弾力が心地よい。調子に乗って何度かそうしているとくすぐったかったのか、「うにゃ」と声を漏らして逃げるように寝返りを打ってしまった。それがまたなんとも可愛らしく、つい笑みが零れ落ちてしまう。


「貴方は俺を翻弄するのが得意ですね」


 もどかしさも感じるけれど、決して嫌にはならない。彼女と過ごす時間はセオドリークにとって何よりの宝だからだ。


 彼女の髪を一房取り、ふわりと口付ける。ただひたすらに愛している、だからどうか愛してほしいのだと、伝えきれない想いを込めて。


「おやすみ、ティア」


 よいゆめを。毛布をエイレンティアにかけ、セオドリークは自身の部屋を後にした。いくら彼でも、彼女が眠っている場所にいられるほど図太くはない。……そろそろもう一人の彼女に制裁されそうだった、というのも本音ではあるが。



「せ、せおおおおっ」

「おはようございます、お師匠さま。よく眠れましたか?」

「あ、おはようございます……じゃにゃくてっ。どうして起こしてくれなかったのですにゃ!」

「とても気持ち良さそうでしたので、邪魔をしてはいけないと思いまして。そうだ、お腹はすいていませんか? 味覚も変わっているかもしれないと、魚料理にしてみたのですが。勿論、薬も完成していますよ」


 食事を用意していた手を止めて楽しそうに微笑むセオドリークに対し、エイレンティアは不満げに頬を膨らませる。


「むうぅ、セオはにゃんだか隙がなくてずるいのですにゃ……」

「ふふ、そうですか? 有難うございます。剣を扱う者としては至上の褒め言葉ですよ」

「そ、そういうことじゃないのですにゃっ。あ、いえっセオは剣の腕もすごいのですけどっ」


 あたふたと弁解するエイレンティアを、笑みを崩さずに見つめるセオドリーク。余裕が違う、と気付いたエイレンティアは、物言いたげにしながらも渋々自分を納得させた。結局自分は、彼には勝てないのだと。


 薬もエイレンティアが作っていたならば、恐らく最低でも一ヶ月はかかっている。攻撃に特化している交代人格の彼女では、半年かけたところで解けない可能性の方が高い。幾重にも絡み合った魔法を紐解くのは、容易ではないのだ。他人の魔法にも関わらず半日程度で解いてしまうセオドリークの才能が飛び抜けているだけで。


「うぅ……わたしも、もっと頑張らなくてはですにゃ」

「お師匠さまは既に充分魅力的ですよ。さて、では手をお貸し頂けますか?」


 疑いもなく差し出したエイレンティアの右手に、一粒の包みが置かれる。


「きゃんでぃー?」

「そちらの方が良いかと思いまして。ブラックリザードの涙を入れましたから、加工なしに飲めたものではない代物になってしまいましたしね」

「こ、子供扱いはよくないのですにゃっ。……これ、舐めたほうがいいですにゃ? かんだ方がいいですかにゃ?」

「どちらでも大丈夫ですよ。効果が早く出るのは噛まれた場合だと思います」

「じゃあ噛みますっ」


 きっぱりと宣言して、包みを開けると口の中に放り込む。ほんのり甘い、エイレンティアの好きな味だ。勿体ない気はしたものの、このままにしておくよりはとガリガリ音を立てて砕いていく。セオドリークも見守る中、最後の一欠片を飲み込んだ。


「も、戻りましたか!?」


 期待に胸を膨らませ、頭を触って確かめる。が、ふさふさの耳がついているのを確認し、大きく肩を落とした。


「うう……尻尾もまだあるのです」

「口調は戻っているようですが……どうも時間差があるようですね。先に朝食はいかがですか?」

「そうします……焦っても仕方ないですもんね」

「では準備しますね。ああでも、その前に」


 エイレンティアの袖口に手を伸ばし、丁寧に折っていく。袖が余ってしまっており、食べにくいだろうと思ったからだ。今の彼女くらいの年頃に着ていた服を引っ張り出そうかとも思ったが、それはしなかった。少年時代の自分はセオドリークにしてみれば苦々しい過去でしかなく、彼女に重ねるのは気が引けたのである。


「はい、これでいいですよ」

「ありがとうなのです。……セオ、何で嬉しそうなのです?」


 エイレンティアでも分かるほど、セオドリークの顔には締りがない。湧き出る喜びを隠せないといった様子だった。


「私の事はとっくに知られているのに、私はお師匠さまの幼い頃を知りませんでしたからね。ですから、夢が叶った気分なんですよ」

「そういうものなのです?」

「ええ、そういうものなんです」


 いまいち腑に落ちないエイレンティアではあったが、まあ彼が幸せそうならいっか、とあっさり流してしまう。それから一時間後、彼女にかかっていた魔法は無事全て解ける。


 彼女と食事するために実はわざと効果が出る時間を遅らせただとか、解除薬を作るついでに猫耳が生える薬もこっそり作っておいただとか、そういった彼の裏事情は本人のみが知る事だ。

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