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14 ガラスの靴半分ずつ、わたしと私で(2)

 サフィア・ムーン・26の日。一ヶ月なんてまだまだ先だと思いながら、当日が訪れるのはあっという間だった。


「ええと、どこもおかしくないです?」


 新調したばかりの黒いドレスを着たエイレンティアは、袖口や後姿を気にしながらリビングでくるりと一回転してセオドリークに確認する。


「ええ、とても可愛らしいです。デザイン画を見た時から確信していましたが、やはりよくお似合いですよ」

「えへへー。セオもかっこいいのですっ」

「有難うございます、お師匠さま」


 最愛の人に格好いいと褒められて悪い気がするわけもなく、セオドリークはやや照れながら返す。欲を言うなら子供にするような言い方ではなくもっと男と意識した上で言って欲しかったが、彼女にそれを望むのはまだ早いのだろうと自分を納得させた。そうやって待ち続けてもう三十年以上が経過していたけれど、これから先彼女と生きる長い時間を考えれば短いものだった。


「あ、セオ、ここ糸くずついてるのです」


 そう言って、袖についていた糸くずを指で取る。ふわりと、甘い香りがセオドリークの鼻をかすめた。


「とれたっ。ね」


 にっこりと笑って黒い糸くずを見せる彼女は、そのまま抱きしめてしまいたいほどに愛らしい。ずっと腕の中に閉じ込めていられたなら、きっとこれ以上ない幸福を手に入れられるのだろう。その時が来たら絶対に離さない。そんな事を思いながら、彼女の頭に手を伸ばした。


「お師匠さまにもついていましたよ」

「ありがとなのです!」


 自分に命をくれた、大切なひと。何があっても傷つけたくはない、愛しいひと。少しずつでも変わっていっているのだから、それでいい。……いいはず、なのだ。一つの懸念が形にさえならければ。


「そろそろ時間ですね。じゃあセオ、彼女によろしくなのです」

「はい、心得ております」

「……わたしはいつまで、こうやって彼女に押し付けるのでしょうか」


 自嘲気味に呟かれた一言はあまりにも重くて、彼女がどれほど負い目を持っているのか痛いほどに伝わってきた。


「ねえセオ、わたしだって頑張れます。だから今日はわたしが行くのはだめなのでしょうか」

「お師匠さま……」

「本来はわたしが背負わなくちゃいけなかったはずです。だから」


 今にも零れ落ちそうな涙を拭いながら、一生懸命に訴える彼女をなんと宥めるべきなのだろうか。つい最近も取り乱した彼女の精神状態を考えると、容易に頷くわけにもいかない。彼女が耐えられるとは到底思えない。だが彼女の言い分は正当なものであり、紛れもない真実だ。それを頭ごなしに反対してしまうのは違う気がした。彼女の想いは彼女だけのもので、大事にされるべきもので、他人が勝手に摘み取っていいはずがない。そうやって彼女は沢山のものを失ってきたのだから。


「……やっぱり、「わたし」じゃ何も出来ないんでしょうか」

「そうではありませんよ、お師匠さま。私もあの方も、ただ貴方の身を案じているだけなんです」

「でも……」


 きっと彼女の頭にはぐるぐるとマイナス思考が駆け回っているのだろう。一つ些細な事で落ち込んではそれが大きな不安に繋がって、また落ち込む。解消する方法も分からなくて、そんな自分に苛立って、延々と悩み続ける。その繰り返しだ。だが彼女だって、考えたくて考えているわけではない。泣こうと思って泣いているわけでもない。なんとかしたいと願ってはいても、心が追いつかないのだ。


 人にはそれぞれ役割があるんですよ、とか。あの方も誇りに思っているんですから気になさらなくてもいいんですよ、とか。何かを言おうと口を開きかけた時、彼女の変化を感じた。


「お師匠様、今のタイミングはどうかと……」


 虫の居所が悪そうにしている彼女に、やんわりと苦言を呈する。


「煩い。私だって故意にやったわけじゃない」


 丁寧にたたまれていた白いローブを羽織り、長い髪をはらう。なんて事はない光景に思わず見惚れたセオドリークだったが、すぐに彼女の言葉に引っかかりを覚える。二通りに取れる言い方をしたのだ。それも、意味が正反対の。


「あの方の管理が強くなっているという意味ですか、それともあの方がご自分から眠られたのですか」

「……前者だ」


 低い声で答えた彼女を、セオドリークは悲痛そうに見つめる。予想していた事ではあった。いずれ来る未来だと覚悟もしていた。けれど。


「それでも貴方は、あの方に知られるのを拒むんですね」


 返事はなく、彼女は無言のまま帽子に手を伸ばす。これ以上答える気も意思を曲げる気もないようだった。時間が押しているのもあり、セオドリークは一つ小さな溜息をつくと立てかけてあった剣を取る。日頃使用しているシンプルな短剣ではなく、繊細な装飾が施された見栄えの良い長剣だ。こういった時くらいにしか使う事もないが手入れだけは欠かしていない、最高級の一品である。


「さて。お師匠様、あの王子には気をつけてくださいね」

「ふん、青臭いガキが一丁前に師の心配か」

「当然ですよ。アレは、貴方にご乱心ですから」

「仮にも王子をアレ呼ばわりはやめておけ。大体、あんなものはただの気の迷いにすぎん。彼が王族である限り、魔女とどうこうなる事もないしな」


 長命かつ強大な力を持つ国家魔法師は、王族との婚姻は認められていない。かつて側妃として迎え入れられた強欲な魔女が国を傾きかけた事があるからだ。王子と王女に好意を寄せられてもどこか余裕でいられるのはこのためである。


「貴方を愛するあまり――というのも考えられますからね。警戒するに越した事はありません」

「そういうお前はどうなんだ。随分と好かれているじゃないか」

「彼女にそこまでの度胸はありませんよ。恋に恋するお年頃、というやつです」

「ああ……なるほどな。王女もお前の表面ばかりでなく中身を見れば考えを改めるだろうに」

「恐らく、脳内補正をかけられるだけでしょうね」

「ふむ。そうでもなければお前のような奴に好意を持ち続けるのは無理があるか」


 歯に衣着せぬ物言いに、セオドリークは顔を引きつらせる。今更だとはいえ、自分への評価があまりに低すぎやしないだろうか。ありのままの自分を見てくれている、と発想の転換をすれば嬉しいものではあるけれど。


「お師匠様のそのはっきりしたところ、とても魅力的です」

「お前、被虐趣味でもあるのか? 甚だ気持ちが悪い奴だな」

「貴方から与えられるものなら、何でも受け取りますよ」

「なら今日は黙っているか。全部お前に押し付けてやる」

「そうきますか。まあ、元よりそのつもりですよ。師を補佐するのも弟子の役目でしょう?」

「はっ、どうだか」


 鼻で笑ってから、帽子を深く被る。


「行きましょうか」

「お前がさっさと独り立ちすれば面倒に首突っ込む回数も減るんだがな」


 聞き慣れた嫌味を笑顔で受け流して、手を差し出す。渋々といった様子で重ねられた手の温度に安堵を覚えた後、城門へと姿を移した。


「エイレンティア・ルーン・アンブローズ。弟子に同行した」

「セオドリーク・ルーン・オルブライトです。任を受け、登城しました」


 いつもより数の多い門番兵に招待状とペンダントを見せ――今回の兵は二人を見ても動揺する事はなかった――許可を取る。開始時刻までまだ大分時間があったものの、既に何台か馬車が泊まっており、ぴりぴりとした空気が漂ってきそうだった。


 成人するまでは自由にすればいい、が現国王の信条であり、エイレンティアに惚れた時点でリュシアンの婚約は宙に浮いたままになっていた。だが、それも今日まで。見目麗しい第二王子を射止めるため、女は自分を最大限にアピールし、親は娘を売り込むのに必死である。


「任務お疲れ様です。どうぞお通り下さい。女神イシュルーチェのご加護がありますよう」


 最後の一言を彼は今日一日で何度言う羽目になるんだろうな、なんて、エイレンティアの頭にはその程度の事しかなかったけれど。


 シャンデリアの光で照らされ、著名な演奏家達による音楽が鳴り響く大広間に段々と人が増えていく。数百人という招待人数だったが、足を踏み入れた瞬間に取る行動は示し合わせたように皆同じだった。視線の先にいるのは、入り口から最も遠い位置で壁に寄りかかっているにも関わらず強烈な存在感を放つ二人だ。


「あれが緋色の魔女ですの……? わたくし、初めて見ましたわ。本当に血のように赤い目をしているのですね」

「あんな子供が英雄? お伽話か何かじゃないのか」

「だが彼女がひとたび杖を振るえば国一つ焼き払うと言う。あれはただの化け物だ、見た目にだまされない方がいい」

「セオドリーク様はお噂通りお美しいですわ……。一夜限りでもいいからお相手してほしいものです」

「一点の曇りもない青い瞳! まるで最上級のサファイアのよう」

「お二方は師弟なのですよね。なんだか、不釣合いのように見えますわ」


 好き勝手に言われている二人の評価が極端に違うのは、セオドリークは微笑みを浮かべて愛想良くしているのに対しエイレンティアは無表情で愛想も悪いせいである。他人に歩み寄る気は一切ないかのように見える、頑なさ。彼女のそういった態度が誤解に誤解を生むため、過去にはセオドリークもそれとなく指摘してみた事があったのだが、「どうでもいい」と一蹴されてそのままだった。言いたい奴には言わせておけばいい、の言葉通りエイレンティアは気にした素振りもなく紫色の液体が入ったグラスに口をつけた。


「ん……美味いな」

「今年のヴィニフェは特に出来が良いらしいですよ。もう一杯頂いてきましょうか?」

「いや、いい」

「あーら、禁酒でもしてるのかしら。それとも実は弱いのかしら? まあそんなちんちくりんじゃ仕方ないわよねえ、緋色」


 不意に加わった高飛車な声の主を探し出し、目線を移す。


「もう一人は貴方だったのか、呪詛」

「ええ、何かご不満でもお有り? アンタは可愛げがないままなのね」

「貴方も変わりないようだ」


 エイレンティアが呆れながら言うと、女性は大きく空いた胸元を強調するように腰を引く。緩やかな曲線を描く腰には国家魔法師の証であるペンダントがぶら下がっていた。


「少しは変わった方がいいんじゃなくて? その貧相な体、見るに耐えないわあ」

「なら見なければいい」

「こんなガキじゃ貴方だって満足できないでしょう? どう、私のところに来てみない? たっぷり可愛がってあげるわよ」


 女性は細い指をセオドリークの頬に滑らせながら、艶のある声で誘う。サイドで一つにまとめられたローズレッド色の髪を豪快に巻き、赤いルージュが塗られた形の整った唇、豊満な胸、大きくスリットの空いた白いローブから覗くすらりとした長い足――全身から醸し出される大人の色気に、並の男なら即座に応じているだろう。女性もそれが分かっているのか、カナリア色の瞳は自信で満ち足りていた。


「折角ですが、お断りしておきます。玩具にされるのは御免被りますので」


 残念ながら、セオドリークは並の男ではないのだが。


「玩具だなんて、失礼ね。ただちょっと魔法をかけるだけよ。私の魔法でじわじわと弱っていき、やがて苦痛に染まっていく顔……ああ、想像するだけでぞくぞくしちゃうわぁ」


 目を輝かせてうっとりと零す女性は、そうそう目にする事もない極上の美女だ。だが、明らかに「近付いてはいけないオーラ」を作り出していた。帽子についているドクロの飾りがまたなんとも不気味である。女性の名はヘルミナ・ルーン・ベランジェ。――得意魔法は呪い全般。


「貴方のような綺麗な男が私の手に堕ちていく、とても甘美な響きだとは思わない?」

「私は現状に充分満足しておりますので」


 頬に添えられていた手に触れ、そっと下ろさせる。紳士的でありながらも何の熱も篭っていない動作に、ヘルミナは退屈そうに顔を顰めた。


「つっまらない男ねぇ。アンタ、私以外でも寸分の狂いもなく全く同じ対応するんでしょう。精巧に作られた人形が人間の皮被ってるみたいだわ。どうやったら堕ちるのか、試してみたいところではあるけれど」

「私にとっての唯一は、お師匠様ですから。お師匠様でしたら喜んで身を差し出しますし、いつまでも愛の言葉を囁き続けますよ。それに貧相なのではありません、成長過程なだけです。私はお師匠様でしたらどんなお姿でもかまいませんが」

「……きもちわるっ」

「否定はしない」


 しょうもない事で魔女二人が心を通わせていると、「ヘルミナ様」と別の声が加わる。そこにいたのは、フードを深く被った一人の少年だった。


「あの……ヘルミナ様がお好きなものを一通り取って来ました」

「ふぅん。ってアンタこれ、レッドビーエじゃない! 私が好きなのはブラックビーエの方よ!」

「す、すみませんっ。すぐに取ってきます」

「早くなさい、この愚図」


 少年は頭を下げてからばたばたと引き返す。一瞬だけ意味ありげにエイレンティアとセオドリークの方を見たが、フードの下にほとんど隠れたラベンダー色の瞳から感情を読み取るのは困難だった。決して好ましいものではないのは、経験上既に悟っていたが。


「……私が言えた台詞でもないが、少しくらいは弟子を労わったらどうだ?」


 少年の名はルウェイン・ロストア。呪詛の魔女、ヘルミナの弟子である。


「アイツには不要よ。いいじゃない、本人が嫌がってないんだから」

「きみが怖いから従うしかないだけじゃないのー?」

「ブルーノ」


 エイレンティアが名を呼べば、彼は右手を上げ「や、ご機嫌麗しいね」と楽しそうに話しかけてくる。髪飾りやネックレスなど普段よりも身なりに気を遣っているようだったが、本人の趣味なのか採寸が合っていないのか長いローブをずるずると引きずるのは相変わらずだった。


「ティアちん、そのドレスよく似合ってるよー。ヘルミーはもうちょい年考えた方がよさげ……ってヒール高すぎいたいー」


 にこやかに毒を吐いたブルーノの足を、ヘルミナは容赦なく踏みつける。あれは痛いだろうな、とエイレンティアはぼんやり眺めた。


「イーズデイル様、こんな所をうろついていてよろしいのですか?」

「うんー。王子には腕の立つ護衛がぴったしくっついてるもん。ぼくは保険みたいなもんだよ」

「難儀だな」

「ま、ね。ああ、そろそろ始まるみたいだねー」


 照明と音楽が消えたかと思うと、大広間最奥が色とりどりの光で照らされる。中央に国王陛下、王妃殿下。横に主役であるリュシアン、距離を空けて第一王子クロイツェルにその妻と子供、第三王子ユリウス、第一王女フィーネリアが並び、優雅に頭を垂れた。


「皆の者、よく集まってくれた。今日という良き日を迎えられた事、感謝する」

「皆様、本日はお集まり頂き誠に有難うございます。私、リュシアン=ベアトリス・セレディナは無事成人を迎えました。至らぬところも多い未熟者ですが父や兄を支えより良い国にしていきたいと思っております。では皆様、本日はどうぞ時間を忘れてお楽しみ下さい」

「女神イシュルーチェと大地の恵みに感謝を!」


 国王がグラスを掲げ声を張り上げれば皆それに習い、「女神イシュルーチェと大地の恵みに感謝を!」と口々に叫ぶ。グラスとグラスがぶつかり合う甲高い音が、あちこちで鳴り響いた。


「お師匠様」

「ん」


 セオドリークの方は見ないまま、エイレンティアも適当にグラスを合わせる。


「ティアちん、ぼくもぼくもー」

「面倒くさい奴だな……。この際だ、ヘルミナ嬢もどうだ」

「その呼び方やめなさいよね。私、アンタより年上のはずよ」

「さあ、貴方の正確な年齢を知らないからな。大体、呪詛呼びに「センスがないからやめろ」と言ったのは貴方だったはずだが」

「ヘルミナ様、で許してあげるわよ。敬意をたっぷり込めてね」

「遠慮しておく。弟子がいるだろう」

「そういえば彼、遅いね。どっかで誰かに捕まってるんじゃないのー?」

「あんの役立たずが」


 ヘルミナは腹立たしそうに吐き捨て、人込みの中に消えていく。弟子を探しに行ったのだろうとは容易に想像がついた。


「最初から一緒に行ってあげればいーのにねえ。ルウェルウェは地位ないから、話しかけられたら逃げられないだろうに。世渡りも上手くなさそうだしー」

「実力的には国家魔法師と比べても何ら遜色ないですが、再三の勧誘を断り続けているようですからね」

「師のそばにいるためーって? 健気だねえ。ぼくの弟子はさっさと独立しちゃったよ。もんのすごく扱いにくかったからいいんだけど」

「貴方に嫌気が差したのではありませんか?」

「えー? ぼくは弟子を労わるやさしーい師匠だったのにぃ」


 薄っぺらい会話を聞きながら、エイレンティアはゆっくりと果実酒を飲む。程よい甘味が口の中に広がった。


「おいしいー? あの子はお酒が入ったお菓子を一口食べただけで気分悪くしちゃうのに、嗜好って違うもんだねえ」

「……そうだな」


 不思議だねえ? とどこか探るような物言いに、エイレンティアは黙る。出生時に持っていた人格である基本人格と、後から生まれた交代人格、二人は顔つきも声も口調も思考も筆跡も違う。だが交代人格はあくまでエイレンティアという人間の一部にしか過ぎず、全く別の人間というわけでもない。それなのにどうしてこうも異なるのか、彼女自身上手く説明する事は出来なかった。そんな時ふと、視界の端にある人物が映る。瞬きをするのも忘れるほどの衝撃が、彼女を襲った。

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