【王都合同任務編】
【王都合同任務編】
サブタイトル:「壷の問いは誰のものか」
■ 導入
王都で突如勃発した「壷市民団体」と「宗教警察隊」との対立。
市民たちは壷を囲み、“問い”を通じて互いを理解しようと集まる自主集会を開いていた。
しかし――
教団側は「異端的儀式」「偶像行為」と断定。
討伐部隊が派遣され、王都中央広場を包囲。
事態の深刻化を受け、
ハリラより三隊合同部隊が出動する。
第一幕:市民の包囲
ロブスン隊が市民の盾となり、警告放送が流れる中、感情むき出しで吠える。
「撃つなら俺を撃て! この壷は問いを守るためのもんだ!」
青年と子どもたちの“壷の記録”がSNSを通じて拡散し始め、広場の外でも集会が自然発生する。
第二幕:情報・監視網の切断
ルベーグ隊は市内通信をハッキングし、弾圧側の通信網を一時遮断。
「弾圧が始まった」というメッセージを国際会議の記者団に送る。
「思想は火種だ。なら、真実は薪になる」
ルベーグは冷静に立証用データをまとめ、国際監視団に中継を流す。
第三幕:内部の裏切りと解放
ヘルマネジュ隊は教団の討伐部隊内部に**“目覚めた神官”**が混じっているという情報を得る。
迷っている神官の前で、ヘルマネジュが小さな壷を掲げて言う。
「信じるってのは、自分の声を拾うってことだ。今の声はどうなんだ?」
神官たちの数名が武器を下ろし、反旗を翻す。
クライマックス:壷中央集会
市民たちは壷を囲み「問い」を投げ続ける。
「なぜ怒りは生まれるのか」
「赦すとは何か」
「人は変われるのか」
その問いが、広場の空気を変えていく。
宗教側の突入は失敗に終わり、
王都評議会は**「思想弾圧の中止」と「壷思想に関する第三者機関調査」**を決定。
結末:三隊、それぞれの視線
ロブスン:「...守れたな。やっと」
ルベーグ:「まだ始まったばかりだ。これは一手にすぎない」
ヘルマネジュ:「この国、面白くなってきたじゃねぇか」