神と人は仲良く出来る!?
第3話「五代神集合」
いつも通り、目が覚めたら、ベッドから降りて、カーテン開けて、太陽の光を浴びて、体内時計をリセットしてから、リビングに行ったら、度肝を抜く光景を目の当たりにした…。
裕樹「この光景は…第1話の夢で見た光景だ!これが正夢か…。」
ナーヤ「やっほー!!おはよー!!天界から知り合い連れて来たよ〜!!」
そうやって、ナーヤは当たり前に言っていた。
裕樹「ナーヤだけでも、居候させるだけでも大変なのに、これ以上居候を増やすなよ!」
ナーヤ「そういう事言うなら、裕樹君と二人きりで住んで、あんな事やこんな事がしたいな〜。」
おねだりするナーヤに俺はキッパリと断った。
裕樹「ナーヤとそんな事する趣味はない!」
ナーヤ「え〜!そんな事言わないでよ〜!」
裕樹「ナーヤ、この人達を連れてきた言ったけど、一体どんな人達なの?」
そうして、俺は恐る恐る聞いた。
ナーヤ「紹介するね!こちらが聖氷の神様ラナと言うよ」
ラナ「よろしくね。」
ナーヤ「そして、こちらが太陽神のショーゾウだよ!」
ショーゾウ「暑い自分が取り柄だが、これからもよろしく!」
ナーヤ「こちらが暗殺の神様のソーヤだよ!」
ソーヤ「コロス(裕樹君よろしくね。)」
裕樹「コロスの後の()の文字が無ければ、意思疎通出来ねぇよ…。」
ナーヤ「最後にフィギュアの神様のタケシだよ!」
タケシ「フィギュア買いたいな〜。」
裕樹「フィギュアの事しか頭にないのかな?」
裕樹「とんでもない神達の威圧を感じるぜ…。ネタ的な意味の威圧も感じるけど。」
ネタ的な意味も含めて、5人のとんでもない五代神達を目の当たりにして、気がどうにかなってしまうし、泊める気さえも起きなかった…。
タケシ「裕樹君はどんなアニメのフィギュアが好きなのかな〜?」
裕樹「いや…フィギュアはまったく興味ないし…。」
ソーヤ「コロス(裕樹君はどんな種類のナイフが好きなの?)」
裕樹「アンタの持ってるダガーナイフ系かな。(本当に()の中に文字が無いと、意思疎通出来ないのね。)」
ショーゾウ「君と一緒に暑くなりたいぜ!」
ナーヤ「僕のエクスカリバーなら、もう暑いよ〜。」
裕樹「部屋が暑くなったと思ったら、お前らのせいかよ!」
俺は部屋のエアコンをつけようとしたら、エアコンの中からゲームの音がしていた。
裕樹「ちょっと!ナーヤってば、エアコンや空気清浄機の中に入ってゲームしないでっていつも言ってるでしょ!」
ナーヤ「僕はエアコンの中で冷気送る為に、仕事してるんだからいいじゃん〜。それに空気清浄機の中では、吸収の能力で空気を清浄してるんだから、大目に見てよ〜。」
裕樹「ランプの魔人みたいに、物体の中にも入れる原理を知りたいわ!」
時間も立ち、ナーヤとタケシが外で物凄い光景を目の当たりにした。
タケシ「オカマみっけ〜!」
ナーヤ「フィギュアの神様は、人を煽るスキルが昔から高いよね〜。」
2人で何をしているのか、気になって物陰に隠れて恐る恐る覗いた。
ナーヤ「今回こそ、決着を付けてやるぞ〜!フィギュアオタクが!」
タケシ「オカマ野郎に負けねぇよ!」
ナーヤ「僕のとっておきを見せてやるよ!」
タケシ「なに!?」
ナーヤ「僕の腹の中にエデンという楽園を飼っているんだ!」
タケシ「エデンだとっ!?エデンなんて楽園をいつ飼い始めた!」
ナーヤ「君が神様になる前に手に入れたんだよ〜。」
タケシ「ナーヤの吸収する時は、相手に尻を向けなければ、どうってことないね!」
ナーヤ「君が喋ってる間に、もうエデンという楽園の扉が開いたよ!」
ナーヤの腹から扉みたいのが開いた瞬間に、物凄い勢いの吸引力で吸い込んできて、隠れていた俺も吸い込まれそうになった。
タケシ「エデンに吸い込まれそうになっても、持ってるフィギュアでカードしてやる!」
ナーヤ「無理だよ!ガードしているフィギュアも吸い込むから、フィギュアと一緒にエデンに吸い込まれてね〜!」
そして、タケシと隠れて見ていた俺もエデンに吸い込まれた…。
タケシ&裕樹「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ〜!!」
そうして、気がついたら、エデンの中に着いたらしいのか、ここに吸い込まれてきた男性達が沢山居た光景を目の当たりにした。
裕樹「確かに、楽園?みたいな華やかな楽園っぽい空間でもあるな。」
タケシ「おっ!あれは!期間限定のマジカルなのかちゃんのフィギュアだ!」
裕樹「タケシはフィギュアの神様だから、フィギュアのことしか頭にないのだな…。」
フィギュアの神様を置いていき、俺はエデンというこの空間から、出る術を探した。
裕樹「てか、ナーヤの奴はイケメン俳優やら芸能人とかをエデンの中に連れ込んできたな…。」
そういえば、数週間前の出来事を思い出した。
数週間前の回想
ナーヤ「ねぇねぇ、このイケメン芸能人は20年も活躍してるんだってね〜!」
裕樹「ふ〜ん。」
ナーヤ「だからね!この人の20年分の人気を吸収したいと思うのよ〜。」
裕樹「ナーヤはその人の人気を吸収して、どうするのさ?」
ナーヤ「エデンの中をもっと華やかな楽園にしたいのよ〜!その為には、自分が女に化けないとね〜!」
裕樹「女に化けれるのか!?」
ナーヤ「ナーヤ流忍法!男狩りの術!」
そんな事言いながら、ナーヤは美人女性に化けた。
裕樹「てか、それは忍法なのか?それとも全知全能の能力なの?」
ナーヤ「まあ、どっちでもあるかな〜。」
裕樹「てか、まさか男性芸能人やだ俳優さんが女性絡みで、問題を起こした原因は、ナーヤのか!?」
ナーヤ「そうだよ〜!それは僕が女の姿で誘惑して、誘惑された男性はセクハラ行為等の問題を起こして、メディアにその問題となった事件を報道されたら、その人の人気は僕が吸収した証拠だから。その人は今後人気が無くなって、テレビに出られなくなるから、エデンに吸い込んで、住まわせてるの〜。」
裕樹「それにナーヤはイケメンが好きだから、イケメン俳優やイケメン芸能人達が、このエデンに居る理由を思い出したよ…。」
確かに、女性絡みで事件を起こした、イケメン芸能人達は、今後社会復帰出来ないから、このエデンに住まわせているのか…。優しいのか、ただイケメンが好きだから、ここに住まわせてるのか、よく分からない神様だな…。
裕樹「それにしても、エデンに吸い込まれた男の人達が生き生きとしてるは、なんでだろう?」
ナーヤ「それは、エデンの中に居れば救われるんだよ!」
ナーヤがエデンの中に居ることに、度肝を抜いた。
裕樹「エデンの中になんで、ナーヤが居るんだ!?」
ナーヤ「それは、エデンの中に僕の分身を置いといて、生き生きとしてるイケメン達を見たかったんだよ〜!これでエデンも華やかな楽園になるわ〜!」
裕樹「ナーヤのエデンの中にナーヤの分身が居るなんて、驚いたよ…。ここから出してくれないか?」
ナーヤ「いいのかい?君の願望もエデンに居れば、叶うのにな〜。」
そう言っていると、俺の前に憧れでもあり、女性としても好きなコスプレイヤーさんが、俺の目の前に現れた。
裕樹「会う機会はイベントでしか会えない、あの有名なコスプレレイヤーの人と会えるなんて、嬉しいし、それに俺に微笑んでくれるし、もう幸せだよ〜。」
ナーヤ「さあ?どうする?エデンに居れば願望もスグに叶うし、救われるし、ストレスもない楽園だから、ここに居ればいいのにな〜。」
俺は目の前の誘惑に弱い人間でもあり、この神様は俺の心を読んでるとしか、思えないくらい、目の前の誘惑に負けてしまう現状ばかりを見せてくる。
だけど、心を奮い立たせて、俺は決意した。
裕樹「目の前の願望が叶うなら、そうでいたいけど、エデンではなく、俺の居た世界で願望を叶えたい!!」
ナーヤ「裕樹君が望むなら、元の世界に戻してもいいけど、元の世界で自分の願望を叶えるということは、大変だけど、それでも逃げないと誓える?」
裕樹「逃げないと誓うよ!俺は自分の願望を必ず元の世界で叶えてみせる!」
ナーヤ「裕樹君のその言葉が聞けたのなら、エデンから、元の世界に戻してあげるね〜!」
一瞬、目の前がカッと目の前が真っ白に光った。
裕樹「うん…。あれ…ここは元の世界なのか?戻れたのか?」
ナーヤ「戻したよ〜!おかえり〜!」
タケシ「あれ!?期間限定のマジカルなのかちゃんのフィギュアはどこいった!?」
ナーヤはフィギュアの神様のタケシに元の世界に戻ったことを告げた。
タケシ「エデンの中に居れば、沢山のフィギュア達に出会えたのに、なんで戻すんだよ〜!だけど、元の世界に戻れたから、まあ良しとしようかな。」
裕樹「ところで、ナーヤはエデンの中に居る男の人達を出してあげないのかい?」
ナーヤ「え〜!せっかくイケメン男性達の人気を吸収して、生き生きとしてるイケメン達を見たいしらエデンの中を華やかなにしたのに、戻したくないよ〜。」
裕樹「全知全能の神様なら、あの男の人達の社会復帰なんて、容易いんじゃないの?」
ナーヤ「人気パワーはエデンにとって必要だから、元の世界に出したくないし、エデンに居れば、社会復帰の願望も叶うから、お互いに万々歳でしょ!エデンに居れば救われるからね〜!」
裕樹「そうなのか。二度と俺を巻き込むなよ?」
こうして、俺の家に五代神達が住むことになった。
トホホ…。
第4話に続く。