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双翼の破滅波槍  作者: カンフル
一章 暗部墜落編
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次回予告&キャラインタビュー1

 ―――それでは雨宮さん、よろしくお願いします。


心明「はい、よろしくお願いします。……あの、これって『トレイン』の取材なんですよね? なんか、私だけしかいないような……?」


 ―――気にしないで下さい。


心明「は、はぁ……」


 ―――それでは最初の質問です


心明「……はい」


 ―――あなたの名前と年齢、身長、体重を教えて下さい。


心明「雨宮心明です。15才です。身長は156㎝で、体重は言えません」

 

 ―――スリーサイズは?


心明「…………本当に言うと思ってますか?」


―――好きな食べ物は?


心明「好きな食べ物ですか? 辛いものなら基本的になんでも好きですけど……って、あれ? 今の質問『トレイン』に関係ないんじゃ…………」


 ―――大丈夫です。気にせず続けて下さい。


心明「…………分かりました」


 ―――趣味は?


心明「え? えーと、本はよく読みますよ。それ以外だと…………特に無いですね」


 ―――少ないですね(笑)


心明「うるさいです」


 ―――好きなスポーツは?


心明「えっと、野球は得意ですよ」


 ―――あなたの特徴は?


心明「………………すいません、そういうのは自分ではよく分からないというか……あはは」


 ―――いえ、こちらから見ても特に無いので大丈夫です(笑)


心明「じゃあ何で聞いたんですか!? ……いや、それは私達が初対面だからであって、いつも一緒にいる人とかに聞けばきっと……」


 ―――この前メールでリーダーの香崎さんにあなたのことを聞いたのですが、同じ質問をしたところ、「特徴が無いのが特徴(笑)」とのことでした。


心明「そんな!? うう…………私だって頑張ってるんですよ? 髪の毛も茶髪にしましたし、少しだけ派手な服だって着るようにして……」


 ―――その服、似合ってますが全然派手じゃないですね。


心明「ほっといて下さい! こういう場合の『似合ってる』は要らないです!」


 ―――最近、何か変わったことはありますか?


心明「そうですね……『トレイン』に新しいメンバーが入ったので、これからどうなるのか楽しみです」


 ―――楽しみなんですか? 不安ではなく。


心明「不安も少しはあるんですが、磯澄さんいい人そうだったので…………あれ、名前出しちゃって良かったんですかね。……あの、今のところカットしてもらえたらなー、なんて……」


 ―――それは保証しかねます。ところで、その新入りさんの初陣となる『トレイン』次の仕事ですが、東京が舞台となるみたいですね。


心明「えぇぇ!? なんでそんなこと分かるんですか!? もしかして、もう依頼入ってる? だったらこんなことしてる場合じゃ……」


 ―――落ち着いて下さい。それから、どうやら国最級奇術師の第二位であるアイジロウ=N=イサカ=ロナウドも来るんだとか。


心明「はいぃ!? なんでそんな人が…………というか、そんなこと教えちゃって大丈夫なんですか!?」


 ―――問題ありません。どうせこれが終わったら、あなたはここであったことを全て忘れますから。


心明「そうなんですか…………はい? え、今なんかとてつもなく恐ろしいこと言われた気が……?」


 ―――それでは雨宮さん、ありがとうございました。


心明「えぇ!? おわりですか!? いや、今なんかスゴいこと……え、あ、ちょ…………あ、ありがとうございました!」

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