4話 作戦前、最後の安らぎ
人類のために華麗に戦ってくれたまえよ
--エリック・デア=フォーゲルヴァイデ--
雄也、辰也の両名は部屋へと帰ってきていた。
もうすっかりすることもなくなり就寝するという頃である。
「・・・明日・・・か・・・」
「早く寝た方がいいんじゃない?明日は早いよ」
ちょうど風呂上がりの雄也が声をかける。
「なあ・・・本当に戦えると思うか?やつらと・・・」
「やってみなきゃ分からないじゃん?」
~数時間前~
茜某アジト内
「計画はすでに練ってあります。あとはあなた方が、あの戦闘狂どもとバッタリあってしまった時ですね。」
「お前は同行しないのか?」
「私は先回りして待っていることにします。同行すれば、私的に、あなた方的にも足手まといでしょう」
「・・・まあな。そっちはそっちでやりやすいようにやってくれ。」
「ところで作戦は?」
「問題の作戦ですが___
ピピピピピピピピピピピピピピピ
部屋中に電子音が鳴り響く。
「ん、もう朝か・・・」
雄也は先に起きて朝食準備。
「辰也くーん?起きようか」
「そろそろ起きないとキレルヨ?」
「んん、あと2時間」
ピキ
何かの音
「辰也、今日が何の日か、分かって、ねえのかぁぁァァァァァ!!!!」
ーこの間何が起こったかはだれも知りませんー
「・・・すいませんでした」
「ぶじに起きてよかったよ」
「ねえ雄也サン、何処が無事なんでしょう?」
「あ、食パンないじゃん」
「僕の質問華麗にスルー」
そんないつものやり取りもたちまちすぎて、そろそろ時間へ
「身支度完了♪さて今日もがんばりますか。」
クローゼットの扉を閉め準備万端の合図を示す
「そーだな。今日の、明日の平和のために」
二人は部屋を出て鍵を閉める。
目的地は、戦場
「辰也君。」
「おう。さて作戦開始といきますかぁ!」
なかなか投稿できない日々が続きます・・・・
書くのをやめることはないので見捨てないでくださいTT