らくがきまとめ
* 拙作恒例らくがきまとめコーナー *
正直これ用に画像用意してたら完結設定までに時間かかってしまいました。
アホですね。
ついでにキャラについてのあれこれなど。
◎タイトル
◎総合
いちばん最初に描いたカラーリングまとめメモ。なおその後変更しまくった。
◎第一班
●ヒナト/ミチル
<ヒナト>
本作の主人公。かなりのドジッ娘で、明るく元気なのだけがとりえ。胸がぺったんこなのを気にしている。
好物はココアと甘いもの。モチーフはひまわり。
班長のソーヤに片想いしているが、そのことをしばらく自覚していなかった。鈍感というか、それ以外のことにいっぱいいっぱいで脳のメモリに余裕がないので、そこまで気が回ってない感じ。
その正体はソアをアマランス疾患から救う万能治療細胞OPERAを保管培養するために作られたミチルのクローンのうちの一体で、本来は目覚めることなくソーヤ用にカスタマイズされるはずだった個体。ワタリの起こした事故により覚醒して植木鉢から出てきてしまった。
当人にその自覚はなく、自分では出来の悪いソアなのだと思っていた。そのため表面上は明るく振る舞いつつも、学習性無力感により自尊感情は低め。
復活後はソーヤの助手という名目でふたたび振り回される日々を送るが、たぶん彼女にとってはそれが幸せ。
<ミチル>
ヒナトに激似の謎の少女。外見以外はまるで逆で、有能ながら愛想のかけらもないツンケン娘。
好物は甘さ控えめのココア。モチーフは紫陽花。
その正体はヒナトたちオペラの培養素体の元になったソア。事故によりヒナトが覚醒した&ソーヤがヒナトを標的化してしまったため、ひとまずソーヤが安定するまで隔離されていた。その環境がよろしくなかったうえ説明とかも不十分すぎて不満とストレスでキレ散らかしていた。
本人に自覚はないが初めて自分に謝罪したソアであるワタリに軽度の依存状態。
紆余曲折を経てGHに馴染むことができ、ソーヤやヒナトとも和解。ラボ再編後はワタリとともに遺伝子について研究している。
●ソーヤ/ワタリ
ふたりセット
<ソーヤ>
本作のヒーロー笑。傍若無人な俺様班長で、基本いつもヒナトを泣かせている。正直モラハラ一歩手前。
好物はブラックコーヒー。モチーフは赤い彼岸花。
植木鉢の事故を経て記憶障害を発症。そのストレスからソアの持病アマランス疾患が第二ステージまで進行しており、標的になったヒナトへの支配欲が日に日に尖ってきている。
寛解後は体調含めて落ち着いた。
ヒナトの喪失と復活を経たあと(つまり完結後)は、再編されたラボの生理学チームでオペラの研究をしている。
秘書あらため助手となったヒナトのことは変わらず振り回し続けるけど、エイワに突っ込まれるまで恋愛感情を自覚しないし、自覚したあともちょっと迫ったらヒナトが恥ずかしがって逃げまくる。なのでふたりがくっつくまでに五年はかかりそう。
<ワタリ>
本作の裏主人公。いつも穏やかに微笑んでいるが、ソーヤやサイネあたりからは腹黒いとか胡散臭いとか思われている。
好物は無糖のストレートティー。モチーフは沈丁花。
リクウとメイカの息子。あんまりな出自を持つ唯一無二の天然ソアであり、その事実にショックを受けて自暴自棄になっていたところ「植木鉢の事故」を起こしてしまう。以来ソーヤとミチルへの罪悪感を募らせて生きていた。
GH世代でハッキング能力があるソアのひとり。ソーヤがヒナトを屋上に連れ出したときは、彼がドアの開錠や警備システムへの介入なんかを手伝った。
たぶん初恋はタニラあたり。あとガーデン時代、ソーヤに構われていなかったらアツキの標的になっていた可能性がある(当時は大人しくてぼんやりしたタイプだったので)。
◎第二班
<サイネ>
本作の情報開示担当。そのキツい性格と言動から女王様の異名をとる二班班長。ユウラの嫁。
好物はクリーム入りのカフェオレ(無糖)。モチーフは紅梅。
遠慮とか忖度という概念を持たない、我が道を最短距離でつっきる女。
もともと手持ち無沙汰になるのが好きじゃなかったが、そこへ花園が肝心なことは何も教えてくれないことへ不信感を抱いた結果、ユウラと組んで研究所の秘密を暴くべく非公開データベースを漁っている。
といっても調べ出したのは実は(連載開始時点からみて)わりと最近になってから。それになんだかんだで目標的なものは定めていないので、どちらかというと調べることそのものを目的というか生きがいみたいにしている節もある。
わかりにくいけどちゃんとユウラのことが好き。というか「彼に必要とされていること」を支柱にしている、やんわり共依存。
完結後はユウラとともにラボの医学チームでアマランス疾患についての研究を進めている。
都合によりリクウとセット。
<ユウラ>
本作のメインハッカー。無口で無表情な鉄仮面系男子。サイネの旦那。
好物はアールグレイのストレートティー(砂糖はスプーン半分程度)。モチーフはパンジー。
設定上いちばん背が高いソア。物静かで顔も整っている。顔立ちがシリアスなので思慮深そうに見えるが、頭の中は基本いつもサイネのことでいっぱいである。
ぶっちゃけ存在自体がセクハラ。サイネが受け入れてるのでギリギリ成立している。ガーデン時代のほんとうに小さかったころはサイネ以外にも(性別問わず)ある程度ベタベタ触ってたけど、アツキが怖かったので最終的にサイネ一択になった。
わりとめんどくさがりなのでほとんど自発的には何もしない。サイネに言われたことだけやる。
自分がトンチンカンな変態だということは自覚しているので、そんな己を受け入れてくれるサイネにばっちりガッツリ依存している。
<タニラ>
本作のライバル兼マドンナ。怒ると怖い般若系美少女でありエイワの女神。
好物はミルクたっぷりお砂糖ちょっぴりのカフェオレ。モチーフはミズバショウ。
基本的にはおっとり系のお姉さんだが、ソーヤが絡むと(主にヒナトに対して)あたりのキツいお局様みたくなってしまう。根は大人しい内向的なタイプなのでそんな自分に自己嫌悪しがち。
ガーデン時代はわりとフーシャに似た雰囲気の、おっとりぽややん泣き虫だった。それでちょっと手がかかる感じだったのでソーヤが構いまくって懐かせた(ソーヤもアツキに次いで世話焼きお節介マンなので)。
完結後はガーデンで主に乳幼児の世話と情報管理をしている。
◎第三班
エイワくん起床記念。
<アツキ>
本作の和み要員。みんなのママ。その正体は世話焼き病み病みおねえちゃん。
好物はしいていえばお砂糖たっぷりミルクティーだけど、なんでも美味しく飲むよ! モチーフはポインセチア。
いつもニコニコ笑っている、のんびりした口調のおっとり巨乳。誰かの世話を焼くことが生きがいで、都度いろんな人をターゲティングしており、標的に横から手出しされると豹変する。こわい。
その性質上、介入しがいのある「抜けてる・欠けてる部分が目立つ人」が大好き。ニノリは初対面でわかりやすく人見知りされたのでもう即落ちした。
真逆の性格のサイネと仲が良いのも、元はなんでもズバッと言いすぎてみんなから距離置かれがち(厳密にはソーヤとは口喧嘩しがち、他の大人しめ系からは避けられがち)なサイネが気になって仕方なかったから。
完結後はガーデンで幼児以上~休眠前の世代の子たちの世話係をしている。
<ニノリ>
人見知りの激しいツンデレ無愛想ショタ末っ子プリン厨。言うてそこまで子どもな歳じゃないけどソアは基本的に精神年齢低めでお送りしています。
好物は当然プリン。飲みものならココアか砂糖たっぷりのコーヒー牛乳。モチーフはフクジュソウ。
基本いつも仏頂面、愛想ゼロ、口を開けば皮肉と、どこをとってもかわいげのない少年。自分でも扱いづらいことは自覚している。
なのでアツキのデレデレなお世話には困惑半分嬉しい半分……むしろ嬉しいが成長して彼女を異性として意識しているので、自分も一人前の男として見られたいけど、かといって引き続き世話も焼かれたいので拒みきれない複雑なお年頃。
完結後は再編後のラボで下部組織となったGHの後継部署(ちゃんと花園からアマランス疾患やオペラなどの説明を受けつつ自分がラボのどこの配属になるかを決めるためのモラトリアム機関みたいな感じ)の管理をしている。
<エイワ>
遅れてきた最後の良心というかソーヤにとっては死のトリガーというか。
好物は無糖のミルクティー。モチーフはリンドウ。
ガーデン時代のソーヤの親友を務められたほど心の広い、大らかで爽やかな好青年。正直タニラを好きすぎるあまり崇拝しているという一点を覗けばほぼ性格に問題がない奇跡みたいなソア。ユウラと違って変態ではない。
なぜ休眠時間が平均の倍になったのかは不明だが、もしかするとガーデン期のソーヤの相手でめちゃくちゃストレス溜まってたのでは……?
起きてからはニノリに振り回されがちな苦労人だが、まあニノリはだいたいアツキに任せればいいし、ぶっちゃけ昔のソーヤより扱い楽だよなーくらいに思っている。
完結後は本人の希望により研究系ではなく総務・経理部門に行った。といっても作業場所はラボ内にある。
◎リクウとメイカ
白衣オフ
GH時代
<リクウ>
本作の「隠された過去」加害役。ラボの医務部に勤務する先輩ソアのお兄さん。
最近はコーヒーばかり飲んでいるが、GH時代は給湯室に緑茶とほうじ茶があったのでいつも緑茶を頼んでた。モチーフはユウガオ。
基本的な性格は真面目で几帳面な優等生タイプで、GH時代はずっと班長をしていた。
その責任感の強さとメイカへの愛情がアマランス疾患による情緒不安定によって暴走した結果、一子もうけた末にメイカへの接触を禁じられた。
活動場所や生活区域からの移動ルートが分かれているので、普段はほぼ完全に顔を合わせないようになっている。ただし制限がかけられているのはリクウのIDのみ(ガーデンなどメイカの活動区域のドアロックを開錠できなかったり、エレベーターもガーデンや女子宿舎には止まらないようになっている)なので、メイカからリクウに会いに行くことは可能。
完結後とかにワタリの計らいでメイカと扉越しとかで十数年ぶりに会話くらいしたかもしれない。でもきっと言葉が出てこないだろうな。
<メイカ>
本作の「隠された過去」被害役……本人曰く共犯役。ガーデン配属で小さい子たちの面倒を見たりデータを採ったりしているお姉さん。
ミルクと砂糖たっぷりならコーヒーでも紅茶でも、なんならグリーンティーオレでもOK。モチーフはユズリハ。
わりと地の性格はアツキに似ているが病的なターゲティングはせず、比較的まとも。頼まれると断れないタイプかつ、あれこれ頼まれたい性質。
リクウについては彼の行為そのものについては許したわけではない。あくまで「自分も同じ罪を背負った」と認識しているだけなので。
一連の顛末がトラウマになっているため、上述のようにメイカからリクウに会いに行くことは不可能ではないが、実際に会おうとしたことはない。子どもにはずっと会いたがっていたけど時間が経つほど「本当のことを話したらきっと傷つけてしまうから、会わないほうが子どものためかも」と思うようになり探すのを控えている。
完結後はワタリのほうから名乗り出ると思う。果たして扉越しの再会はあるのかどうか。
◎コータとフーシャ
<コータ>
本作の救われない枠。第一班の受け持ちになったガーデンからの実習生。
好きな飲みものはミルク。モチーフはスズラン。
本来かなりのマイペースだが、実習先では緊張しているのであまり地は出ていない。
その中身はユウラとエイワを足して二で割って芸術方面に尖らせたような子。フーシャのポートレイトを描くことに人生を捧げている。
フーシャの外見の変化にしか興味がないので、逆に言うとちょっとの変化でも目ざとく見抜く。
彼女の喪失はイコール人生の意義を失ったも同然で、よりによってそのタイミングが休眠に入る直前だったので、恐らくそのまま昏睡状態に陥ってしまった。
植木鉢に生命維持機能があるのでそのまま生き続けられるけど、花園も慈善事業ではないので、……強制的に覚醒させる方法もあるけどその場合は脳に障害とか残りかねない。なので、たぶん生還は絶望的。
<フーシャ>
本作の守れない枠。第二班の受け持ちになったガーデンからの実習生。
好きな飲みものはミルクを少なくしてホットチョコレートに近づけたココア。モチーフはスイートピー。
かなりおっとりぽややんとした、ちょっと泣き虫で引っ込み思案な女の子。ちなみに初期設定では歌が好きだった。
物心ついてからずっとコータの絵のモデルにされ続け、毎日彼にガン見され些細な変化に言及され続けた結果、歳のわりに容姿に対する自意識とコンプレックスが高くなった。
なのでちょっとニキビができたとか髪がきれいに結えなかったみたいなことで多大なストレスを感じるようになってしまう。
もとから生存率が極めて低い第二世代ソアでもあるが、過剰なルッキズムがアマランス疾患悪化の遠因だったのかもしれない。
でも当人は、少なくとも描かれることは嬉しかったらしい。
*・・ ・・ ・・*
今度こそ、ほんとのほんとに終わり。
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