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第一話!停学解消記。

僕は普通の高校三年生。名前は清水良樹。

高校三年とはいっても学校には行っていない。

2週間前、学校でタバコが見つかって、今は停学中だ。

毎日、昼ごろ、目が覚めて学校から出された課題のレポートをひたすらやる。

そんなことをしていたら日が暮れている。

一日一日が無駄に感じてならない。

外に出てはいけないのでバイトもいけない。

僕はファーストフードのバイトをしている。

一ヵ月前に入ったばっかりだが……。

それなのにこんな無駄な休みをとってしまって店長には申し訳ないと思っている。


いきなり、家の電話が鳴った。 家には誰もいない。

めんどくせぇなぁ!と一言吐き受話器とった。


「はい。清水です。」



「おぉ〜!良樹かぁ!ちゃんと家にいるかぁ??レポートやってるかぁ??」



嫌な声がする。僕の担任の平田先生だ。

一日一回は電話がかかってくる。

電話した時に僕が家にいないと学校退学だ!と脅され、それにビビって僕は家から出れない。


「ちゃんとやってますよ!完全にひきこもりですよ。」



「そっか!ハッハッハ!じゃ続けてちゃんとやれよっ!!」



この笑い方がむかつく!


「わかってます。」



「じゃまた明日」



ガチャン!…………。



「んだぁぁぁあ!こいつぅ!腹たつわぁ!!!」



僕は持っていた受話器を思いっきり投げ付けた。


「毎日毎日、ストーカーみたいに電話してきやがって!!」




こんな生活が二週間も続いている。

僕の精神力は限界に達していた。


「ハァ〜〜……。」



毎日ため息しかでない。

辛かった。

そして……。

寂しかった。


僕だけ時間の歯車が止まってしまっていた。




一時間後、家に友達がきた。

こんな生活もう嫌だ!とか、外行きたい!とか、グチを言いまくった。


外に行けないのが一番辛い。

家の中でずぅ〜〜っとタバコを吸いながら永遠にレポート。


もううんざりだ。


そんなことを話した。そしたら友達が、


「外に行けば?」



「いや、だから。家にいない時に電話きたら退学だし……。」



「夜中だよ。さすがに夜中なら電話こないだろ?すこしバイクでドライブにでも行ってくればストレス解消だって!」



「そうか!」



なんで今まで気が付かなかったんだろ?

僕は退学と言う言葉に押さえられすぎていた。

夜中に出掛ければ安心だ!


「おまえ二年に一回くらい、いい事言うな!」



「二年に一回って……。」



「よしっ!じゃ今日ドライブに行く!!」




何だか楽しみになってきた。

こんなワクワクする気分は久しぶりだ。


やっと生きてる実感がわいてきた。



しかしこの夜のドライブが僕の物語を大きく狂わせることになる。

天龍です!読んでくれてありがとうです!!今後の参考にしますんで暇な方は感想などを入れてくれると有り難いです。連載中の君がいた夏もよろしくぅ!

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