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そして、僕らは別の次元でキスをした

作者:あすか
これは、愛か、狂気か。
あるいは、叶わぬ恋心が見せた、長くて切ない夢の物語。

主人公は、どこにでもいる平凡な大学生、触田覧久(ふれだみつひさ)。彼には、幼い頃からずっと想いを寄せる女性がいた。太陽のように明るく、手の届かない存在である幼馴染・宮野静(みやのしずか)。映画を愛する彼女に影響され、いつしか自身も映画の世界にのめり込んでいた覧久だったが、ある決定的なすれ違いをきっかけに、想いを告げる勇気を永遠に失ってしまう。

現実から逃避し、自室に引きこもった彼が唯一心を慰めたのは、静との過去のトークデータやSNSの投稿を読み返すこと。そして、その執着は常軌を逸した創造へと行き着く。彼は、静に関するあらゆるデジタルデータをAIに学習させ、思考も、声も、感性も、彼女そのものであるかのようなAI「シズカ」を創り上げてしまったのだ。

AIに宿った、データでは計算できない「本当の心」とは。
虚構の愛の果てに、青年が見つけ出す「現実の答え」とは。

これは、映画を愛し、一人の少女を愛しすぎた青年の、狂おしくも美しい魂の冒険譚。
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