ドワーフと人間の同盟
人間とドワーフの常識の違いを描いた物語り始動!
ガシャンガシャンガシャン
「我が名はエドj・ジョーンズである。門を開けよ」
「ドワール王国が攻めて来たぞー」
ドドドドドドドドド
「赤隊進めドワール王国が攻めて来たぞ」
「ち、ちがう戦争しに来たのでは無い同盟をしに来たのだ。」
「嘘を吐くな、そんな重装備をして同盟に来る奴などいるわけで無いであろう」
「え、そうなの」
「……本気で言ってるのかよ」
「まあいいこのままだと民が混乱するまた出直してこい」
「我が名はエドj・ジョーンズである。門を開けよ」
「おい扉を開けろ。ちっ偉そうだな」
「あそこが国王の屋敷だ」
「我が名はエドj・ジョーンズである。門を開けよ」
「門を開ける事は、できません」
「我の命令が聞けぬと言うのか」
「常識的に考えて手土産も持っていない人を門の内側に入れるわけ無いでしょう」
「うむ、出直すとする」
「ふうやっと我が国に着いた」
「大賢者様になぜ屋敷に入れて貰えなったのか聞いてみるか」
「そりゃそうじゃよ。同盟を申し込む側なのに態度がでかいうえに手土産すら持っていない門前払いされて当然じゃ。」
「そもそも手土産というのは、相手に敬意を持っていて敵対する意思が無いという事を示すという物だから屋敷に入れるという事がまず絶対ありえないのじゃよ」
「え、そうだったんですか」
「普通は、知っている事なんじゃがなあ。まあいいではそれを踏まえて人間との同盟を結んでくるのじゃ」
「はい、行って来ます」
「私は、エドj・ジョーンズと申します」
「門を開けて下さい」
「前回は、忘れていたのですがこの紙に何が目的で来たのか、名前を書いて下さいそうしたらこの通行許可証をお渡しします」
「書き終わりました」
「どうぞ通行許可証です」
「ドワール王国からきたエドj・ジョーンズと申します。今回は、あんた達のヘルブーン王国との同盟の申し込みに来ました。手土産は、ドワール王国の名物のパイナップルを持って来ました」
「入って良し」
「我は、ヘルブーン王国の王レイ・ワーグルである」
「そちらの国は我が国との同盟を結びたいという話喜んで受けようと思う」
「ありがとうございます」
そうして無事ヘルブーン王国との同盟を結ぶ事が出来たのであった。