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軍事愛好家の転生記  作者: エアアンテーク
生徒会革命
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入学

 今日はついに冒険者学校入学だ。

 俺らは編入生なので入学式とかはない。

 ただ、毎年冒険者学校にはこの国の王が謁見する日がありそれが、今日ある。


 なんでも例年より4ヶ月も早いそうだ。

 その王の名はマズル・ロースター。

 やったなあいつ。

 そんな中、今、ロースターは挨拶をしている。


「皆さんは将来ここで身につけた経験を必ず活かしてくれると信じています。最後に、今年は特別に武技大会を開催します。2人1組になって決闘してもらい優勝者と準優勝者には賞金と世界三代冒険者のうちの一つ『王虎』との決闘権を渡します。時期は2ヶ月後です。皆様のご活躍を期待しています。」


「ねぇ、絶対勝ちましょう!」

「僕も絶対に勝ちたいな」

「確かに久々に顔を見たいですしね」

「いいかもしれないな、せっかくだし参加してみるか」


 なんとも面白そうな話だ。


 という感じで謁見式は終わった。

 今日は午前で放課になるらしい。

 とりあえず家に帰るとしよう。

 

「おかえりない。どうでした?」


 家に帰るとロースターがいた。


「なんでいるんだよ」

「いいじゃないですか。細かいことは」

「昼飯食べるか?」

「はい!」


 こうして俺らの華々しい学校生活が始まった。



 一週間後



 この世界のことを色々知れたのでまとめようと思う。


 まずこの世界には魔術がある。魔法ともいう。

 そんな魔術は基礎魔術と応用魔術に分けられる。

 火、水、風、土は基礎魔術で一級から5級まである。

 それに対して応用魔術はそれ以外の魔術を指す。

 例えば莞爾がつかった重力魔術や光魔術、探査魔術などだ。

 これは必ずしも5級から1級まであるわけじゃなく、ものによっては3級からスタートするものや2級で終わるものもある。

 

 次にこの世界には人族の他に魔族や亜人族、獣人族がいるそうだ。

 辺境の地には神に等しい存在もいるとか....


 そんな中でも人族と魔族は規模が大きい。

 ただ人族は国単位でまとまるのに対して彼らは部族単位でまとまる。

 彼らにも町のようなものはあるが国はなく、更に町だからといって集団意識があるわけではないらしい。


 ちなみにこの国はこの世界でも有数の列強国だ。

 他にも2つほど列強国があるらしい。


 あとは、昔、魔族に一つの国があったらしい。

 その国は『ラプト』という魔王を筆頭にできた国で、圧倒的な軍事力とカリスマ性を持って部族間でしかまとまらない魔族をまとめ上げ魔族による国を築き上げたそうだ。


 その魔王は最強格の力を持ち、なんでもアンデットを使役し、その数は数百万とも言われていたらしい。

 そんな国の統治が3000年を過ぎた頃、その魔王は恋に落ち、国のナンバー2と言われた魔術師と結婚。

 その後は隠居生活をしているそう。

 それと同時に国は崩壊。

 今はまた、民族間でしかまとまっていないらしい。

 まぁ、神話の時代の話だ。

 勘違いされそうなので言っておくがその魔王は非常に温厚で数々の人間と魔族の紛争を解決したらしい。

 あと、魔族の土地に町があるのはその魔王が作ったらしい。


 最後に、この世界には魔術以外にもう一つ特殊な能力がある。

 それがスキルだ。

 人には一つずつスキルがあり、その人に何かが起きた時、覚醒するらしい。

 見たことないと思うかもしれないが王国騎士団団長の『最重の一撃』や親衛隊副隊長の『躱水』親衛隊隊長の『複製』なんかがそれに当たるらしい。

 その能力は人それぞれで、ありふれたスキルもあればレアなスキルもあるらしい。

 しかもレアなスキルほど遺伝しやすい。

 故に、貴族のボンボンはそういった優秀なスキルを持っていることが多いそうだ。


 以上俺がここ一週間で学んだ内容だ。

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