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第7話 波乱の幕開け2

瑠奈「ちょっとなんで私との通話に他の女がいるのよ!」


卦眞「それは僕の台詞かな?いつも旬君と通話してるのは僕の方だよ?」


いきなり修羅場と化している旬のドスコードサーバーの通話チャンネル。


瑠奈「いつも!?あんた連絡もろくに送ってこなかったくせに私という幼馴染がいながら他の女と遊んでるなんていい身分ね。」


卦眞「へー旬君には幼馴染みなんて居たんだ〜。今まで一度もそんな話聞いたことなかったね〜

忘れられてたんじゃない?」


旬「違う、違うんだ!ここに2人を呼んだのは深い訳があって……」


瑠奈「なーにが違うのかしら?私と会ってない間にこんな嫌味女とイチャイチャしてたんですわよね?」


卦眞「僕を嫌味女だなんてひどいな〜 忘れ去られた幼馴染ちゃんよりはいいけどね。」


旬はなぜこうなったとあわあわしている。統合失調症持ちには女心は宇宙で肺呼吸をするのと同様に察することが不可能だった。嘘である。ただ旬が感情の機微に疎いだけである。


瑠奈「旬?あんたも黙ってないで何とか言いなさいよ!」


旬「俺のイケボに震えろ…!」切羽詰まった旬は悪神様のやけに艶のある声を真似してみた。


瑠奈「ヒャッt!!!」卦眞「!?!?!?」


何気に上手くいったようである。ちなみに旬は声真似が得意ではない。

だがなぜこうもリアクションが良かったかというと旬のgiftの『create the mood』が発動したからである。2人ともそんなに声真似が似ていないはずなのになぜここまでドキッとしたのか合点がいっていないようであった。旬もなぜここまで上手くいったのかはわからないものの2人が黙ったのでこれ幸いと説明を始める。


旬「実はかくかくしかじかで… さっき両親にgiftを見せたらこうなったんだ。」


瑠奈「まずgiftって何?しかも動画を見たら超能力がもらえるなんて今時ネットドラマでも流行らないわ。しかも両親が寝込んでるってそっちの方が大丈夫なの?」


卦眞「僕にはにわかに信じられないけどな〜 でもさっきの似てないイケボの件もあるし」


卦眞は先ほどのイケボ()が自分に響いたのが気になるようだ。


旬「両親なら大丈夫。それにさっきの声真似の時に2人が黙ったのはすごい気になる。とにかく騙されたと思って動画を見てくれないかな?嘘だったら2人の言う事なんでも聞くから」


瑠奈「なんでも!ならいいわ。嘘ならまずはあの時何があってあんなにおかしくなったのか聞くからね」


旬「うっ。それは言いづらいんだがな。でもいずれ話さなきゃな」


卦眞「僕だけ仲間はずれかい?あの時ってはなんの話かわからないけど気になるな〜」


旬「わかった、わかった。ひとまず動画を見てくれ。あ、その前に注意事項が…」


ひとまず2人が喧嘩している間にリンクを送っていたのでそれを見る前に旬は注意事項を話そうと思っていたが待ちきれなかった2人は動画のリンクをクリックしてしまった。


瑠奈「何!?PCの画面が光って…」卦眞「眩しい〜」


そして2人の声が消えてしまった。


旬「説明を聞く前に開くかな!普通!」


もうどうにでもなれと旬も動画をクリックする。そして前に見た時と同様

白く光るディスプレイに吸い込まれるように消えていくのであった。


しかし3人は気づかなかった。動画の再生回数が2回になっていることを…

瑠奈はドスコードのアプリを入れてなかったので、旬に教えてもらって入れました。なぜルインにしなかったかって?ドスコードの方が複数人通話するのには普通かなと思って。


今日は短いですがキリがいいのでここで終わり。もしかしたら今日中にもう1話投稿するかも。できなかったら作者は寝たなと思ってください。

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