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64.崩壊した世界

本日、新作品の【オメガとかいう対幻獣最終兵器を手に入れたけど、これって使いどころありますか?(正)】を投稿させて頂きました。9/5


皆様には両作品とも楽しんで頂ければと思います。


※大変に勝手ながら、前書き・後書き共に数日後に消去させて頂きます。


どうか宜しくお願い致します。


yakitori


━━審判の日


誰がそう呼んだのか、人は決してその日を忘れる事は無いだろう。


スライムやゴブリンが、人里離れた場所から目撃される様になってからその審判の日まで、そう時間は経過しなかった。

ダンジョンゲートはまるで熱せられた餅の様に膨張し、そして弾けた。


先ず、いの一番に飛び出したのは飛行性のモンスター達であった。

もしも、現場に居合わせた探索者達が存命であったのならば、飛び出したモンスターの中に、ドラゴンやグリフォン、ガーゴイルやハーピーと言った著名なモンスターの存在が散見された事を告げただろう。


それら生物は、氾濫する以前の探索者の報告では、目撃されていない空想上の生物だった筈であった。

今となってはその存在する理由を探求し、解明しようとする者はいない。


様々な飛行性モンスターは、まるで檻に閉じ込められて極限まで飢えさせられたかの様に、現場付近に居た人々を獰猛かつ無差別に襲った。


幸か不幸か、その現場には氾濫を警戒していた人間が大半を占めていた為、無警戒であった時と想定して比較するならば、その被害は軽微であったと言えるだろう。


だが、それはあくまでもその日、その時を限定した話である。


時が過ぎる毎に物的・人的被害は増え、人類社会は完全に停止してしまい、今ではその面影があったと辛うじて言えるくらいにしか機能していない。


曾ては人々で賑わった往来は鳴りを潜め、道路には自然の摂理に従って伸びきった雑草と打ち捨てられた乗り物が目に付き、欲に駆られた暴徒が破壊して残った硝子の破片が散乱した━━まさに荒廃した都市と化してしまった。


だが、そうした崩壊した世界の中にあっても人類は逞しく生き残っていた。


氾濫を予期した者、ただ単純に幸運に恵まれた者、血を流し生を勝ち取った者、そして犠牲を払って護られた者逹が手を取り合いながらも、何とか人としての尊厳を守りつつ、曾ての繁栄を取り戻さんとするが如く、しぶとく、逞しく日々を生き抜いていた。


つまり、戦わずして絶望する事を人類は拒否したのだ。


いつかまた、平和で暢気で退屈であった素晴らしい日々を送る事を希望とし、今日もまたどこかの地で人はその営みを続ける。


世界は、人類は未だ死に絶える事を受け入れるつもりは無い。


それはまるで、一言で尽くす事は出来ない全てに対して、反逆するかの様に……。

これまで『重力魔法ってチート手に入れたけど、微妙に使い辛いです』をご愛読頂きまして有り難うございます。


この回を以て一旦終了とさせて頂きます。


次章への構想はありますが、新たな作品を思い付いた事もありまして、皆様の反応を見させて頂いてから続きを投稿するか検討したいと思います。


いずれにせよ、のんびり投稿になることをご理解、ご了承くださいます様、よろしくお願いいたします。


ちなみに新しい作品名は━━

『オメガとかいう対幻獣古代兵器を手に入れたけど、使いどころが難しいです(仮)』━━になります。


ピンときた方も居るかと思いますが、某ゲームに出てくるアレです(笑)


明日の19時頃に投稿致しますので、興味のある方は是非ともお越しくださると嬉しいです。


また、こちらの作品と新作品のどちらかを集中されるかご希望の方はコメント欄にて、ご要望頂きます様、よろしくお願いいたします。


これまで応援して抱いた読者様に大変感謝させて頂きます。


有り難うございました。


yakitori

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― 新着の感想 ―
[一言] 安定して面白かったです。 次章もあるのであれば書いてほしいと思ってます。 一次完結おめでとうございます。
[一言] 新作に注力してエタるよりは、よっぽど良い選択だと思いますが、〔完結済〕にすべきでは?
[一言] 続きが早く読みたい
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