護衛艦隊群の編成
DDV(航空機搭載型護衛艦)…一隻
又は
DDH(ヘリコプター搭載型護衛艦)…一隻
若しくはその両方
DDG(ミサイル護衛艦)…二隻
DD(汎用護衛艦)…八隻
AOE(補給艦)…一隻
第五次長期防衛力整備大綱において六個群作ることになった護衛艦隊群の一般的な編成。
ややこしいが『護衛隊群』ではなく『護衛艦隊群』である。
六個群を訓練、修理、休息…とローテーションして、即時実戦投入可能な高練度艦隊を常に二つは運用している。
第三と第四護衛艦隊群は航空機搭載型護衛艦では無く、ヘリコプター搭載型護衛艦しか所属していないが、作中において現在建造中(第三十四部部分時点)の航空機搭載型護衛艦を含めると、第五次長期防衛力整備大綱が目指した体制が完成する。
現実の世界では、こんな大規模編成の艦隊作っても鶏の頭を切るのに牛刀を用いるようなもので戦力過剰だが、この世界に於ける安全保障環境では、これらの艦隊を以て資源を虎視眈々と狙う起きた獅子と戦い、更に敵国の継戦能力を徹底的に破壊する事を前提に編成されているので、これでも実は不足気味である。
それでもF-35CJを50~70機運用(稼働機)してその海域で捕捉した敵と思わしき水上物をASMだのJSMだので木っ端みじんにして回る上、F-35CJ君の暴力的な制空能力&防衛装備庁の魔改造によって対潜攻撃能力(捜索はソノブイを用いて行うが、その際のステルス性はお察し)を付与されたF-35CJ君で対潜攻撃もこなす恐ろしいものであることは変わりない。
自衛隊の中でも、一個の編成では恐らく最高レベルの実働攻撃能力を持つヤバい奴。