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うまいこと言語統制を行いました

短いです。

「では実際に行って頂くにあたって、簡単な説明をしますね。」


 神様は一呼吸おいて話し始めた。


「まず、あなた方が行くのは、『ボトノス』という国で、『フォレスア王国』の属国です。ちなみに言語についてですが、これからあなた方に行って頂く世界では、『ボトノス』に限らず世界共通で日本語ですので心配しないでください。」


「えっ!?日本語なんですか!?」


 行き先で言葉が通じるのであればありがたいが、正直驚きである。


「そうです。『地球以外にもたくさんの世界がある。』ということはお話しましたよね?実はですね、私以外にも数人の神がいまして、それぞれが分担して複数の世界を管理しているんですが、先程も話しました通り地球が抜きんでて発展しているものですから、地球の管理権限がお恥ずかしながら神々の間で取り合いになったんですね。その結果、地球はみんなで国ごとに管理する。という結論に至りまして、私が日本担当になった訳です。で、せっかくだから、『私の管理する世界は日本に共通化してしまおう』ということで、うまいこと言語統制を行いました。言語の他にもいくつか日本に共通化されている部分はあります。結構大変でした。」


 さっきまでの落ち着いた雰囲気はどこへ行ったのか、途中から妙に楽しそうに語っていたが、言っていることは無茶苦茶である。


「はい。では本題に戻りますね。仕事に困らないだけの能力をお付けする。と言いましたが、お二人には『無尽蔵の魔力』を授けておきますね。これで『魔法』がいつ何時(なんどき)でも使い放題です。魔法の種類などについてはここで説明しているといつまでたっても出発できませんので省略させて頂きます。」


 そう言うと神様は私達二人の頭に手を触れた。


「では、送らせて頂きます。なにか困ったことがあったら、寝る時に手を胸のところで交差させて寝て下さい。夢の中でここに戻ってこれますので。では、行ってらっしゃい。」

プロローグはこれでおしまいです。

次話から異世界編です。

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