ゲスト:アルティア
連夜「企画倒れになることなく無事第二回が始まりました」
クレア「二回で倒れても困りますよ」
連夜「さて、早速始めましょう。
今日紹介するのはこの方です」
アルティア「ねえ、私帰って良い?」
連夜「気持ちは分かるけどもうちょっと付き合ってくれ」
アルティア「何で好き好んで自分のプロフィールを晒されないといけないのよ!」
クレア「あ、アルティアさん、落ち着いてください。
何でしたらそこにあるお菓子でもどうぞ」
アルティア「全く…………しょうがないから付き合うけど早く終わらせてよ?」
連夜「おう。(と言いつつ何だかんだで付き合ってくれるんだよな)」
アルティア「何か言った?」
連夜「い、いや。(ひい、勘の良さも相変わらず、と)
じゃ、じゃあ早速アルティアのプロフィールを………ええと、この作者から貰ったカンペを」
アルティア「変なこと書いてあったら燃やすわよ」
連夜「……ははは、そ、そんなこと書いてあるわけないじゃないか。(このスリーサイズの項目とかは読まないようにしよう………)
そ、それじゃ行くぜ。
名前 アルティア・クーレンカ 17歳
背 145㎝
髪の色 金色、腰まで届くストレート
性格 勝ち気 自信家 優しい ツンデレ
補足 世界最強の魔法使いの一人
“豪炎”や“小さな女王様”など数々の二つ名を持つが、その大半を本人は嫌っている
魔法使いギルドに所属しており、ランクはSS級、世界で数人しかおらず、国家級の使い手の象徴
街中で住むのを好まず、森の中に小屋を建ててそこで暮らしている
能力 筋力C、体力C、敏捷C、魔力S
各魔法適正、A以上
固有魔法 ランクA 古代神話級
種類 召喚系
名 イフリート
ちなみに敏捷と聞いて「なにそれ?」と思った人も多いと思うだろうが、これは体をどこまで器用に素早く動かせるか、ということだ。
単純な足の早さではないのでそこのところよろしく、とある。
今さら過ぎねえか?
前回説明しとけよ」
クレア「きっと今回書いている途中で思いついたんですよ」
連夜「有りうる。
それにしても………改めて見るとお前のステータスって魔力方向に特化した滅茶苦茶なステータスだな」
アルティア「まあ魔法で身体能力も強化できるけど」
連夜「え?」
アルティア「身体強化すればそこらの戦士よりは強くなるわよ。
強化系は魔力の大きさに依存するから」
連夜「……………改めて世界最強の魔法使いの凄さを思い知ったよ」
クレア「アルティアさん、他に補足するところはありますか?」
アルティア「ないわね。
連夜と作者のことだからスリーサイズでもしれっと言うかと思ったけど」
連夜「(ギクッ)そそ、そんなアルティアが嫌がることをするわけないじゃないか」
アルティア「声が震えてるんだけど」
連夜「そ、そういえば、アルティアのことでもう一つ追加することじゃないか」
アルティア「まだ何かあった?」
連夜「ほら、お前って怖がりーー」
アルティア「それ以上言うと………(パシパシ)」
連夜「イエスマム!
俺は何も知りません!」
クレア「?何か言いかけていたようですが良いのですか?」
連夜「ああ、視聴者の皆さんごめんなさい…………俺は、暴力に屈して真実を伝えることができなかったよ………」
アルティア「それよりもう私の紹介は終わったでしょ?
早く締めにしましょう」
クレア「あ、待ってください、今、プロデューサーからカンペが。
ええと………『最後に告白、もしくは甘い一言を言って終わりにしてください』…………だそうです」
アルティア「……………は?」
連夜「え、何その夢みたいな企画」
クレア「『具体的には恋人に対するようにデレッデレな台詞を言ってください』ということらしいのですが…………」
アルティア「却下よ!」
連夜&作者「ええっ!?」
クレア「何故連夜までそっちに回っているのですか?」
連夜「だってアルティアのデレた台詞なんて、本編じゃ絶対に聞けないぜ!?」
クレア「それを主人公が言ってて情けなくないのですか?」
作者「頼む!これはもう伝統行事なんだ!
言ってはくれまいか!?」
アルティア「嫌よ、何で私がそんな恥ずかしいこと………」
作者「(ちっ、やはりダメか…………ならばここは)
……………おやおや?確かこの作品への出演依頼をした時は「良いわよ、できる限り協力するわ」と聞いたんですがね?」
アルティア「…………それが何よ?」
作者「アルティア様ともあろう者がまさか、自分で言ったことを途中で投げ出すなんてそんなことを」
アルティア「挑発しようとしてるんだろうけど無駄よ。
じゃ、そういうことで帰るわ」
作者&連夜「待って下さい!
一言!一言で良いんでお願いします!!」
アルティア「ちょ、ちょっと!?目の前を塞ぐように土下座しないでよ!?
あーもう!分かったわよ!
言えば良いんでしょ言えば!」
作者&連夜「ありがとうございます!!」
アルティア「全く…………何でこんなことになったのかしら。
何よりこのやり取りで私のプロフィールの文字数を越えそうなんだけど。
良いのそれで?」
作者「良いのさ、だって元から本編も雑談みたいなもんじゃないか」
クレア「それを堂々と作者が言って良いのですか?」
連夜「まあ今更だろ」
クレア「あなたは主人公ですよね?」
作者「さて、そんな今更なことは放っておいて、アルティアさん、デレッデレな一言どうぞ!」
アルティア「えっ!?
ちょ、ちょっと待ってよ、いきなり言われても………!」
連夜「早く!クレアも言うから!」
クレア「えっ!?」
作者「そうそう!俺がオーケー出す!」
連夜「はい、アルティアはまだ言えなさそうだから、最初クレア!」
クレア「え、ええ!?
わ、私は前にやったのに…………」
連夜「ぶつぶつ言ってるとレッドフェイスの実を口の中に投げ入れるぞ」
クレア「うう、連夜の鬼………!やりますよ!
…………………そ、その、わ、私は人ではないですが………それでも、傍にいて、私を守ってくれますか…………?」
作者「次!アルティア!」
アルティア「うっ…………あ、後で覚えてなさいよ…………!
…………わ、私、素直じゃないから…………一度しか言わないわ…………。
私、あなたのことが…………好き…………よ…………。
…………うう…………恥ずかしくて死にそう…………」
クレア「私は二回目ですがやっぱり慣れません…………」
作者&連夜「……………(どうしよう、二人とも思ったよりガチで言ってきたから笑い話にもできない…………)」
アルティア「さあ、こんな恥ずかしい思いをさせてまで言わせたからには、それ相応の理由があるのよね!?」
作者&連夜「(そしていつの間にかただの思い付きです、とは言えない雰囲気に!?)」
クレア「(……………前にやってこのコーナーに何の意味もないことは分かってますが黙っておきましょう)」
アルティア「………まさかただの思い付き、と?」
作者&連夜「そそそ、そんな滅相もない!」
アルティア「さっきそう言ってたじゃないの」
作者「なっ!?何故バレた!?」
連夜「おい、バカ!?」
作者「しまっーーー!?」
アルティア「やっぱりそうなのね………!!
許さないわ…………いでよ、豪炎纏いし覇者…………」
連夜「待て!?それは洒落にならんぞ!?」
作者「た、退避!
退避しろーーーー!」
アルティア「イフリート!!」
ドオオオオオオオンッ!!!
クレア「…………アルティアさんは帰り、作者と連夜は黒焦げで転がってるので今回はここまでです。
それでは、進行は私、クレアと、今は亡き連夜、そしてゲストはアルティアさんでお送りしました。
また次回、お会いしましょう」
作者&連夜「…………その前に…………救急…………車……………(ガクッ)」
ーーーーーENDーーーーー