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thaeD (サード)  作者: 光音雷十
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1章:ふぇえ...学園ラブコメと異世界ファンタジーを両立するのは難しすぎるよぉ 6話(小郡空)

 空は集会所で自分のステータスを読みふけっていた。「小郡空、rank1003位、skil蒼の魔術、HP10000、TP5989」


 空はインストールしたあの日、日が暮れた後もクエストに入り浸っていた。初めこそthaeDは解斗に会うための手段だと思っていたが、これが案外面白いのだ。おかげで最近は平日も1日に1時間はAnotherWorlDにいる。


 あれから一か月ちょっと。ゲームはかなり上達した。が、まだ解斗に会えてない…。


 そこで聞き込みを開始した。すると、ロン毛の男が解斗とよく似た容姿の人をある場所で見たという。それが今空のいる場所、集会所JP013。集会所や武具屋は世界で数え切れないほどの数あるので、このように番号がうたれている、らしい。日本だからJPなんだろう。多分。


 受付のバイトさんにきいたところ、解斗と思わしき人物が今さっきクエストに出て行ったという。だから今こうして解斗に帰りをっ待っているのだ。


 窓を見るともう日が傾きかけている。あと百年はここで待とう、と空は自分の胸に誓いをたてた。

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